FC2ブログ
2011年08月20日 (土) | Edit |
大坂に帰省していました。今年はムスコが高校受験なのでヒトリで。

新幹線と実家ではiPodでタップリと音楽を聴くことができましたが、改めてカナル型イヤフォンの圧倒的高音質さを認識した次第です。とにかく音楽を聴きやすい。部屋の影響を全く受けず、極小のダイアフラム1つで超低音まで正確に再生できてしまうのですから(マイクロフォンを反対に使うのと同じ)、原理的にスピーカーでどうあがこうが適うはずもありません。音楽再生装置における電気信号→音響変換部の高音質化(音楽再生クオリティ)を突き詰めれば、イヤフォンに行き着かざるを得ません。「スピーカーはできるだけ小さくて近いに超した事はない」というやつです。再三申しているようにLEANAUDIOトライアルは、カナル型イヤフォンでの体験をキッカケに始まり、スピーカー再生をその聴きやすさに近付ける事を目標にやってきたわけです。ケロにしろ現状のA6 Mシステムにしろ、ほぼ両耳幅にSPを配置した超ニアフィールド システムであり、これは従来のステレオ再生とヘッドフォン再生の中間的存在(非接触型ヘッドフォン)であると言えなくもありません。

これだけイヤフォン、ヘッドフォンが進化し普及した現代において、ソース側が相変わらず専らスピーカー再生を前提に製作されているというのもモッタイナイ話です。特にクラシック(とりわけ交響曲)で、イヤフォン再生を前提とした真面目なバイノーラル録音盤が出てきても良いのではないでしょうか。ただ、バイノーラルの普及にあたって、以前のように「立体音響」とか「臨場感」等の「エンターテインメント性」を強調するとまた失敗するかもしれません。そのへんに期待し過ぎると、人工的に定位感を演出しているステレオソースに比べて物足りなく感じられてしまう恐れがあるからです。そうではなく「ヘッドフォン/イヤフォン再生時の自然な聞こえ方」を強調すべきでしょう。定位なんぞ気にせずに、ライブで聴いている時と同じように聴覚による空間認識の事など忘れて自然に音楽に浸れば良いのですから。本来。。。そうでしょ?違う???なんだったら「バイノーラル」と謳わずに「ヘッドフォン/イヤフォン再生専用録音盤」と表記した方が良いかもしれません。

また、通常のステレオソースをイヤフォン再生で聴きやすくするために、簡単な信号処理機能をプレーヤーに内蔵してくれるとありがたいと思います。イヤフォンで聴く場合、左右が完全に分離するため、録音によっては聴きにくく感じられる場合があります(特にスタジオ録音のジャズ、ベースが完全に片耳だけでしか聞こえないとか)。最低限の機能として単純にL/Rのミックス度合を調整できる(人工的にクロストークを発生させる)だけでも、随分と聴きやすくなると思います。さらには、位相まで処理すればステレオソースから疑似的なバイノーラル化も可能かもしれません(やり過ぎると不自然になるのでホドホドにですが)。

再度申しますが、現代の進化したイヤフォンは、原理的にスピーカー再生よりも圧倒的に高音質です(コマケーマニアックな音質?ではなく、根幹的的音楽生成クオリティという意味で)。その良さを最大限に生かす録音ソースあるいは信号再生方式の出現が望まれます。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してますにほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2010年12月05日 (日) | Edit |
ヘッドフォン再生でもFrieveAudioはとっても便利に活用できます。

クラシックだとあまり気にならないのですが、小編成ジャズのスタジオ録音盤だと、左右のセパレーションがはっきりし過ぎて聴きにくい場合があります(例えばベースがほとんど左でしか聞こえない等)。これはヘッドフォン再生では左右耳のクロストークが全く発生しないためですが、このような場合はFrieveAudioの「マトリクス」機能がとても便利です。

この機能を使用すると、計8チャンネルの入力を任意のレベルでミックスして任意の出力チャンネルへ出力できます。もちろん通常のステレオ再生では2チャンネルしか使用しません。

646.jpg
これが通常のステレオ状態です。Lチャンネルの音はL側へ、Rチャンネルの音はR側へ単純に出力されます。「マトリクス」をOFFにすると放っておいてもこの状態になります。ですからスピーカで再生する場合は「マトリクス」をOFFにしています。

645.jpg
この設定では、RとLの信号を完全にミックスしてRとLへ同じ信号を出力します。要は「モノラル」状態です。全ての音は中央に定位し、楽曲によっては非常に聴きやすくなります。

644.jpg
これはステレオとモノラルの中間の設定です。L側出力へはLチャンネル(0dB)と適当に減衰させたRチャンネル(例えば-12dB)をミックスして出力します。R側も同様に調整します。こうすると片耳にも反対チャンネルの音が少し聞こえます。要はクロストークを人工的に作り出した状態です。これにより極端なセパレーションを緩和して、スピーカー再生に近い聞こえ方に調整できます。もちろん反対側チャンネルの混ぜ具合はお好み次第で調整可能です。

イコライザもとても有効です。
デスクトップの馬鹿ブーと近い感じに聞こえるようにイコライザで調整してみました。
648.jpg
100Hzから30Hzにかけて+12dBブーストすると、馬鹿ブーと似た感じに聞こえます。ややダンピング不足に聞こえる点は変わりませんが。。。また、ジャズを聴く場合にはチッチキチーがシャープに聞こえるように15kHzを中心に+6dBすると好みの感じになります(Alpair5のピークをシミュレートした状態)。

そのうち簡単な治具を作って測定してみたいと思います。装着状態をある程度再現しないと何を測っているか分からないので、耳まわりだけでも再現した簡単なダミーヘッドが必要だと思われます。メンドクセー。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してますにほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2010年11月28日 (日) | Edit |
以前にご紹介したSONYのMDR-F1を、主に早朝のお仕事中向けに購入しました(参考記事)。
ハチマルは通常AM 4時くらいからお仕事を始めるので、今まではカーチャンが目覚めるまでの間、ビクビクとボリュームを絞って聴かざるを得なかったのよ。。

637_20101204110835.jpg
音質云々以前に、とにかく装着感 (というか装着してない感) がよろしい!
1997年に発売以来モデルチェンジしていない長寿命製品です。ネットで調べるとボロボロになるまで愛用しておられる方々が結構いらっしゃるのにもう頷けます。

ハチマル所有の小型アンプ(Icon AMP、TU-870、KA-S10)にはヘッドフォン ジャックが付いていないので、スピーカー端子へ接続するためにコチラを参考にしてインピーダンス整合回路を作製しました。
643.jpg
R1=8Ω、R2=330Ω、R3=16Ω を選択

もともとヘッドフォンのインピーダンスが12Ωしか無いので、最初はボリュームを絞ってアンプのスピーカー端子へ直結してみたのですが、それでは入力信号をかなり絞る事になり、ノイズが結構聞こえる(アンプでのS/Nが低すぎる)ので、330Ωの抵抗でゲインを落としました。おかげで現在はノイズをほとんど感じずに快適に聞く事ができます。とりあえず最近出番のなかったKA-S10をヘッドフォン用に使用しています。もちろんTU-870でも快適に使用可能ですよ。

音質ですが、高音はシャープ過ぎず、長時間聴いても耳が疲れないので具合がよろしい。定位とかいうのは全く気にしないので良く分かりません。低音は馬鹿ブーに比べるとやや重みが足りない感じ。それと、クラシックを聴く分にはOKなのですが、ジャズではベースやバスドラのダンピングが不足気味に聞こえます。このへんは今後の改造で改善できるかな? まずは背面密閉+吸音材つめつめ+デジイコ という感じでしょうか (ハヤイハナシがLEANAUDIO化)。重くならないようにしないとね。。。

しかし音質ドーノコーノより、とにかく軽くて装着感が良いのがナニヨリ嬉しいですね。自動調整式のバンドも良い出来です。ついついヘッドフォンを装着しているの忘れて、そのまま立ち上がろうとしてしまいます。

良い買い物しました。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してますにほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2010年11月16日 (火) | Edit |
A6Mの馬鹿ブーだとA5のように低音ズッコケの心配がないため、嬉しくなってついついボリュームを上げすぎてしまい、昨夕から今朝にかけてカーチャンからイエローカード2枚を出されてしまいました。で、早朝と深夜用に長時間装着しても嫌にならないヘッドフォンはないものかとネットで調べたところ、SONYのMDR-F1を見つけました。音質的には賛否両論みたいですが、長時間使用時の装着感の良さには定評があるようなので、ハチマル的にはコレでしょう。

637.jpg

ヘッドフォンというよりは、スピーカーを耳横に装着できるウェアラブル スピーカーという感じ。インピーダンスも12Ωですから、ボリュームを絞ればそのままスピーカー端子につないでもエーンチャウ?(max700mW)。これぞまさしく究極のニアフィールド スピーカーですね。

低音不足を補うために、ちょっとしたギミックを採用しているみたいです。
639.jpg
要は低音だけ耳穴へ向けて集中させようという狙いらしい。このため、装着位置によって結構音が変わるというレビューが多い。機械的にこういうヘンナコトすると必ずどこかで別のヘンナコトが生じるものなので、デジイコを使うハチマルならカイゾーに手を出すかもしれません。ダイアフラムが耳に非常に近いため、それほどブーストしなくても良いはずです。

価格も2マンエンしないし。。。
A6 M vs Pが一段落したと思ったら、またまた新ネタ到来か?これは。。。
ウルトラ スーパー アルチメット ニアフィールド スピーカーの研究とかね。

近いうちにヨドバで試聴してみよっと。

追記
SONYにはこういうのもあるみたい。
商品カテゴリは「ヘッドフォン」ではなく「スピーカー」に分類されていた。
641.jpg
こっちの方がもっとウェラブルスピーカー的なんだけど、ちと高価。
低音かせぐために変なバスレフポートを耳穴へ突っ込むらしい。。。
ちょっとキワモノ的かな。
640.jpg

SONYにはニアフィールド信望者が居そうだな。こりゃ。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してますにほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用