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2009年04月17日 (金) | Edit |
Alpairシリーズは他のFOSTEX製やTangBand製スピーカーに比べて構造が特殊なので取り扱いには注意が必要です。。。という事に失敗を通して気が付きました。
これからAlpairシリーズを使ってみようかとお考えの方は是非ご一読ください(2点あります)。

1) 端子が折れやすい
端子の金属材料が非常に脆いようです。三四回折ったり伸ばしたりしただけで金属疲労によってポッキリ折れてしまいました。

Alpairの端子は絶対に曲げないように

実は仮組の時は半田付けせずに線を端子に巻き付けていたのですが、端子とマグネットが異常に近いため端子をグイと外側へ折り曲げて線を巻き付けてから元通り真っ直ぐに戻しました(これで1サイクル)。本組では巻き付けた線を解く際に再度端子を外へ折り曲げて、線を外した後にまた真っ直ぐに戻しました(これで2サイクル)。
さて半田付けですが、MarkAudioが推奨しているやり方でやろうとしたのですが、半田付けが下手くそな上に端子のすぐ横にあるマグネットに半田ごてが引き付けられてとても無理と判断。再度端子を外側へ曲げて線を巻き付けてから半田付けした後にまた真っ直ぐに戻しました(3サイクル)。この時点で1つの端子が異様にグラグラする事に気が付いてちょっと力を加えたとたんにポッキリ。。。。一瞬目の前が真っ暗になりました。

幸い折れた端子と本体側に残っている端子を半田付けで繋げる事ができたので助かりました。

199.jpg
MarkAudio推薦の接続方法
線が細くないと難しいみたい
端子のすぐ横にあるマグネットに半田ごてが引っ張られて難儀します

端子は軸対象に配置されています。
網線によるバランスの偏りを回避するのが狙いだと思われます。
ダンパーを持たないAlpari5には重要な配慮だと思います。

ということで半田付けに自信の無い方はファストン端子を使用した方が無難かもしれませんが、ファストン端子を抜き差しする際にスピーカー側の端子に無理な力がかからないように注意してください。

ちなみにF80AMGでは箱を変えたり、他のユニットと交換したりする際にかなり何度も強引に折り曲げましたが全くビクともしませんでした。

2) フランジの締め付け具合に注意
Alpairシリーズのフレームとフランジは金属ではなくプラスチックでできていますが、これはフレームの剛性を木材(バッフル)の剛性に近づけようというのが狙いだそうです。つまり振動板がバッフルに直接支持されている状態を作りたかったのだと思います。従って樹脂フレームはコストダウンのためではなく設計思想によるものです。

しかし実物を見ると意外に華奢なので驚きました。ディーラーさんからは見栄えの良いメタルフレーム望む声もあるようですが、Mark Fenlon氏は金属フレームによる高域特性の乱れを嫌って頑として受け付けないそうです。

その見た目の華奢さからネジの締めすぎにはくれぐれも注意が必要だと思うのですが、ある程度勇気を持ってしっかり締め込まないとシール性が確保できません。仮組の時はシール状態が悪かったために左右で低域特性にバラツキが出てしまいました。
201.jpg
黒がL、赤がR
R側はフランジとバッフルの間に隙間が見つかりました
結構締めたつもりだったのですが。。
フランジのシール面には特に気密性を受け持つビード状の突起もないため、基本的になんらかのパッキンが必要と考えた方が良さそうです。そこで本組の際には柔らかめの厚紙(画材用紙)でパッキンを作ってバッフルとフランジの間に挿入しました。

一度締め込んだら薄いカッターナイフの刃などで全周をなぞってみて隙間がないかどうかを確かめる事を推奨します。僕の場合、やはり最初の締め込みが足りなくてカッターの刃がズッポリ刺さるほど隙間ができていました。

本組後の周波数特性は左右でよく揃っています。前の記事を見てください。

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