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2013年10月19日 (土) | Edit |
昨日は、元自転車暴走族仲間で本格的山男でもある友人に、岩上り(フリークライミング)に連れて行って貰いました(飯能にある天覧山)。ボルダリング ジムは何度か行った事があるのですが、ジムの人工的な壁とは異なり、ホンモノノ岩はやはり格別でしたよ。大地というか「地球」にしがみ付いている感があって。母ちゃんの腕にしがみつく赤ん坊かもしれません。。。ほんとに素晴らしい体験をさせて貰いました。高さは10m近くあったと思いますが、ベテランにロープでしっかり確保してもらいながら登るので、昔やっていた自転車レースよりもずっと安全ではないかと思います。ちなみに、友人は自転車で2度大きな怪我をしています。昨晩は年甲斐もなくすっかり興奮してしまって、なかなか寝付けませんでした。今度は専用の靴を買って挑戦したいと思います。


さて、本題です。
アメリカの黒人達は、身近にあった西洋人の楽器を使って音楽を奏で始めるわけですが、彼らの深奥にあるアフリカの音階とは当然異なります。無理矢理引き離された恋い焦がれる本当の母ちゃん(アフリカの大地の)旋律を求めて、この違和感をなんとか埋めるべく、様々なコードを複雑に駆使するあのモダンジャズの「探求」が始まったのではないのか?と僕は勝手に考えています。

という事で、今回は僕達が最も身近に親しんでいる西洋音楽の音階について書いて見ますね。

僕達にお馴染みの音階は「12平均律」と呼ばれています。1オクターブを全く数学的に12等分(対数的に等分)した音律です(詳しくはコチラ参照)。ピアノの鍵盤も1オクターブの間に白黒合わせて12個ありますよね。F特でお馴染みの横軸対数のグラフに各音階の周波数をプロットすると、完全に等間隔に並びます。この音律はギリシャ時代に既に提唱されていたらしく、17世紀頃に西洋で広く定着したようです。

ただし、平均律では各音階の周波数の相互関係が正確に整数比にならないという問題があるため、古くから否定的な意見もあったようです。2つの音の周波数が整数比を成さない場合、理想的な和音にならない(モジュレーションが発生する)ためです。

このような問題はあるものの、平均律では全ての音階が全く一定の間隔で並ぶため(音階間の相対的関係は一定であるため)、移調や転調が極めて容易であるという大きな利点が得られます。つまり、どの音階をキーにしても、全く同じ旋律を奏でる事ができるという事です。平均律以外の音律では、この点で問題が生じます。

整数比をとる純正音程に対する12平均律の周波数誤差は、全音階でほぼ1%以内(最大1.02%)に収まっており、実用的にはあまり問題がなく、とても便利なので、広く使われるようになったという事でしょう。ですから、平均律の成り立ちはサイエンティフィックであると同時にエンジニアリング的(実用を鑑みたマァマァソコソコの妥協点)であると言え、一言で言えば人工的であるとも言えるでしょう。

しかし、通常は12の音階を全て均等に使うわけではありません(一部の現代音楽を除く)。
各地の民族音楽の音階は、我々人間の深いところに根ざす自然発生的な音階であり、人工的な平均率の音階とは当然異なります。西洋人も例外ではなく、元々は森にうごめき闇や獣の恐怖におびえた原始人であったわけで、12の音を均等に使った旋律では、心の琴線に触れる事はできません(なんかエーグアイには聞こえない)。ですから、自然と特定の音階を中心に使って旋律が作られます。

それがいわゆる「長調」と「短調」というやつですね。

長調は明るい感じ、短調は暗い感じ、と教わりましたよね(コチラ参照。音が聞けます)。
ピアノで「ド」から白鍵だけでミファソラシドと使うのが「ハ長調」と教わりました。一番オナジミのやつですね。
ピアノで「ラ」から白鍵だけでシドレミファソと使うのが「イ短調」です。「ド」から始める場合(ハ短調)は黒鍵を使う必要があります(ミとラとシを半音下げる)。
注: 上の単純な短調ではイロイロと不都合が生じるらしく、他に2つのバリエーションが存在します。

これが西洋土着の自然発生的音階に近いものなのでしょうか?。しかし、日頃すっかり聴き慣れているせいか、他の民族音楽の音階のように土の臭いが感じられないような気がします(泥臭くない)。西洋音楽というのは、土着性が大幅にそぎ落とされたがために、全人類的に受け入れられやすい普遍性を獲得したと言えるのかもしれません。その反面、失ったものもあるでしょう。それが僕の言う「地」の要素なのかもしれません。

次回は、アフリカ音楽とのフュージョンによって、西洋音楽に全人類的に普遍の「土着的要素」(つまり「地」の要素)が加わったのではないか?というオッハナシになる予定です。大詰めですね。オッタノシミニ!


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