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2013年09月26日 (木) | Edit |
僕は、お気に入りのアーチストさん達が作ってくれはった「音楽」を楽しむダケのためにオーディオ装置を必要とします。そして、より楽により快適により良くより深く楽しめるよう、4年間かけて装置を開発してきました。その結果が現在のZAP 2.1システムであり、その開発の経緯は当ブログに詳細に綴ってきました。

僕は音楽再生において何を重要と感じているのか?今回はLEANAUDIOの原点を振り返ってみたいと思います。

そもそも、僕はソーチに殆ど拘りませんでした。高校時代はモノラル ラジカセか親父の4chステレオ、最もよく音楽を聴いた大学時代はSONYのちょっと上等なステレオラジカセ(エアチェックして、それはそれはイロイロと片っ端に聴きましたよ)、社会人になってからはパイオニアの「システムコンポ」(5段重ねの重箱みたいなやつ、明菜ちゃんが宣伝してたような気がする、テープとLPコレクションの中から厳選したお気に入りだけCDを購入)、そしてSONYのスピーカ一体型CDプレーヤZS-F1、最後にDENONのMDコンポといった具合です。

結婚して引っ越す際にシステムコンポを廃棄し、もうちょっと上等な装置を買おうかなと思ってカタログを集めたり友人宅やショールームでオッキナ ジョートの装置を聴かせてもらったりもしたのですが、なんだかイカニモ スッテレオ臭い音(なんちゅうか、シュワーとしてブワーとするというか、音が不自然にキレイで聴きにくいというか)が嫌いでゼンゼン必要性を感じませんでした。デカクて邪魔だし。。。で、結局SONYのZS-F1を購入。コイツは良かった。

その後ZS-F1が壊れて、近所の量販店で見た目が立派なDENONのMDコンポを安直に購入してしまったのですが、ZS-F1の方が良かったナァと、以前ほど音楽を聴かなくなりました(この頃はFMをよく聴いたカナ。。ピストン西沢さんとヒデシマさんのファンでした)。そんな僕が、携帯電話にフルさんのベトベン交響曲全集とジャコさんの全コレクションをコピーして、カナル型イヤフォンで聴いてみて、今までにない衝撃を受けた事からLEANAUDIOが始まります。その頃使っていたのは、フォーカルポイントのBass Freqという低音が最強と評判のカナル型イヤフォンでした(6K円くらいしたと思う)。とにかくジャコのベースを良く聴きたかったのでコイツを選びました。

いや、驚きましたよ。「音楽」が「よく聞こえる」の何のって。。それまでに聞いた事のあるどんなにジョートな装置よりも感銘を受けました。携帯電話で。。。
あの嫌なスッテレオ臭いシュワーもブワーもなく、極めて低い音まで素晴らしくよく聞こえましたからね。これがLEANAUDIOサウンドの原点です。

ジャコの絶妙にグルーブする無限加速的高速ベースはもちろん、最も感銘を受けたのは交響曲の低音の響きでした。もう電車の中でも鳥肌が何度も立ちましたもん。そして、今まで何を聴いておったのか?もう一度全部きっちり聴き直さなアカンやないかと。。。思ったわけです。

さて、以上の経験から僕が痛感したのは、
1) 低音までしっかりと聞こえる事がとにかく重要らしい
DENONの13cm 2ウェイ バスレフではモゴンモゴン ブワンブワンの低音しか聞こえず、激怒のあまりに破壊してしまいました。この頃はまだバスレフの問題とか、何Hzまで再生する必要があるかとか、部屋の定在波の影響とか、吸音材の重要性とかナーーーーンニモ知りませんでしたが、とにかく今までキチント低音を聴けていなかったらしいという事、そしてそれは(西洋)音楽を楽しむ上で致命的であるらしいという事はよく分かりました。

2) 携帯型プレーヤの利便性は素晴らしい
これは音質には関係ありませんが、その利便性はカナル型イヤフォンと同じくらい僕にとって衝撃的でした。僕の場合、CDの入れ換えがもどかしくて、そのうちジャケと中身がゼンゼン一致しなくなり、時々大神経衰弱大会が必要でした。また、聴いたヤツはどんどん、そのへんに積み上げるので、そのうちグヮシャと崩れて、床がCDだらけ。それでも片付けないので、踏んづけてケースが割れてしまう。無傷なケースの方が少ないかもしれません。アレを聞きたい!と思っても、なかなか目的のCDに辿り付けないし。。。という事で、やたらコマケー音質なんかよりも、このような利便性の方が僕にとっては遙かにアリガタイ。とにかく、日常生活の中で快適に音楽を楽しむための道具なわけですからね。大事な事だと思います。

反面
3) いわゆるコマケー「オンシツ」はさほど重要ではないらしい
なにせ携帯電話に圧縮音源です(128kbpsだったと思う)。そして50年代前半のモノラル録音。「オンシツ」的には最悪の部類ですよね。そんなんでも、低音がキッチリと聞こえる事で、それまで経験した事のない感銘を受けて鳥肌が立つのですからね。それまでに聞いた事のあるジョウトーな装置よりも、携帯電話+カナル型イヤフォンの方が総合的な「音質」すなわち「音楽再生クオリティ」が高かったという事でしょう。

という事で

記録されている可聴帯域の音(信号)を、低い音まできっちりと真面目に(つまり周波数ドメイン/時間ドメイン的に正しく)リスナのお耳まで届ける事が何よりも重要であろうかと思うわけです。

「原音再生」とか「高忠実度再生」とか、そんなご大層なお題目を大上段に振りかざす不要はアリマセン。これは、音楽再生装置として「言わずもがな」の全くアッタリマエの全く基本的な命題です。自動車にとっての「安全に走る/曲がる/止まる」と同じでしょう。

どんなに小さな装置でも、この命題をキッチリと果たしてもらわないと困ります。どんなに安価な軽自動車だって安全に「走って/曲がって/止まる」必要があるのと同じです。それが十分に可能である事はケロ君で実証済みですよね。

また、この命題が十分に達成されれば、記録されていもいない元々ナイモンを徒に追加する必要もないでしょう。僕としては、あまりシュワーっとさせたり、ブワーっとさせたり、キランキランさせたりしないで欲しい。「音楽」が聴きにくくってしようがない。そこにアルモンをキッチリとリスナの耳まで伝える事。それを疎かにしては、何も始まらぬと思います。

追記
自動車の場合、お国が安全性やエミッションに関して厳格に規則を定めています。ですから、どんなに安価な製品でも自動車としての最低限の条件を必ず満たしています。オーディオ装置に関しては、もっと緩やかなもので良いですから、音楽業界オヂオ業界が協力して「音楽再生装置」のガイドラインを設けても良いのではないかと僕は思いますよ。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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