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2013年08月06日 (火) | Edit |
当ブログで再三書きましたが、僕は常々、表現者側がもっと積極的に民生用オーディオに関わるべきだと考えています。表現者として、丹精込めて作り込んだ自分の作品が最終的に鑑賞者の耳に「正しく」伝わるまで責任を持つべきだし、僕がこんな事を偉そうに言うまでも無く、彼らはそれを強く望むのが当然だからです。アッタリマエの事です。

現状では、本来表現者から鑑賞者に音楽作品を伝達するための民生向け実用道具であるオーディオ装置および技術それ自体に特殊な愛着を持つ特殊なヒトビトが民生用オーディオに強い影響力を持ち続け、全く好き勝手にアーダコーダ言っているだけにしか僕には見えません。また、そのようなヒトビト以外の、一般人向けに作られたスピーカ方式オヂオは、音質(音楽再生クオリティ)面で余りに安直に作られているように僕には見えます。

僕がもしミュージシャンだったら、もう絶対にヘッドフォン・イヤフォン再生を前提に作品をリリースするだろうし、自分が制作時に使ったヘッドフォンの機種も明示するでしょう。だって、やっぱり、「イーネー!俺様って、やっぱ天才っしょ!フォー!皆の者、俺様の音楽を、俺様の音を聴きやガレ!」(表現者とは多かれ少なかれそういうモンです)とリリースした作品を、そのまんま産地直送で皆に聴いて欲しいですモン。アッタリマエですよね。アッタリマエ。ウルトラ超スーパー アッタリマエ。

ヘッドフォン・イヤフォン再生の利点を以下に挙げます。
1) 再生場における最大の不確定要素であり最大の障害である部屋の影響を全く受けない
2) 安価に、コンパクトに、鬱陶しいセッティングや専門的知識を必要とせずに、誰でも買ってポンと繋げば、一般的スピカシステムでは絶対に得られない最高レベルの音楽再生クオリティ(マニアの言うオンシツではない)が得られる
3) 制作時の音場をそのまま正確に再現できる(バイノラル)
4) オヂサン(オヂオ)臭くなくてクール

という事で、僕はヘッドホン再生を前提とした(バイノラル)音楽ソースの普及を強く待ち望んでいるわけです。

スピカ再生方式は、そのように作成されたソースを気楽に聞き流したい場合や、僕のように長時間仕事しながら聴きたい場合の代替システムとして使えば良いでしょう。そもそもLEANAUIDOは、ヘッドフォン・イヤフォンの代替方式として開発したそのようなシステム(非接触型ヘッドフォン)の一例です。

スピカ方式の場合、一般的に言って、周波数および時間ドメイン的にしっかりと正しく「リスナの耳」に届ける事が最重要であり、世の大多数のヒトビトにはモノラル再生で全く十分だと思います。2つのスピカの中央で聴かない限り正しく聞こえないのでは全く不自由ですし(普通、ヒトビトはセンターに陣取ってマンヂリともせずに音楽を楽しむわけでは断じてナイ)、部屋の影響を圧倒的に受けるステレオ式スピカ再生に正確なオンヂョ再生を求めるのはソモソモ酷です(というか、ソモソモ原理的に不可能)。

そんな僕にとってちょっと嬉しいニュースをご紹介。。。例によって、やっと本題です。

コチラの記事をご覧ください:
「サカナクション、バイノーラル録音をメンバー自ら 解説した最新トレーラー映像をYouTubeに公開」



以下抜粋
- 今回のトレーラー映像は通常の宣伝を主な目的としたトレーラー映像とは異なり、作品の正しい視聴方法を案内するという特殊なもの。
- TVやPCのスピーカーで視聴しているリスナーが多いと感じたメンバーが、リスナーに正しい視聴方法を改めて案内したいという思いで、このトレーラー映像を制作することを発案した。


制作サイド(音楽のクロートさん)からのこのような働きかけが絶対に必要であると思います。彼らは、今まで、余りに末端の再生環境に対して無関心過ぎたと言えるでしょう。その結果が現状のオヂオです。。。コラアカンでしょう。

これも再三申している事ですが、音楽再生において何が「正しい」かを定義できるのは、唯一表現者自身だけです。オヂオヒヨロンカでは断じ全く絶対にアリマセン。

今後、このような制作サイドから民生オーディオへの働きかけが急速に拡がる事を切に期待します。

追記
Bluetoothイヤフォンをオウチの中で使ってみましたが、ワイヤレス方式はオウチの中でも圧倒的に快適です。今後はインドア用高音質型にも無線化が進むのは明らかでしょう。バッテリ寿命(低消費電力化)、充電時の給電技術(非接触給電方式 → 完全なデンセンからの開放)、軽量化といった面での進化が望まれます。技術の進化に伴い、今後もますますヘッドフォン・イヤフォン方式が普及し続けるものと思われます。

絶対に音楽制作側の対応が必要です。
また、スピカ方式も根本的にマヂメに進化しないとアキマセン。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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