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2009年03月06日 (金) | Edit |
僕のLEAN AUDIOコンセプトに似たコンセプトを持つスタジオモニタースピーカー システムを見つけました。Blue Skyというプロ用のオーディオ ブランドですが、多分アメリカの会社ではないかと思います。

156.jpg
Blue Sky Media Disk
これは同社の中で最も小型のシステム
価格は約9.5万円

<メーカーの説明>
Media DeskはデスクトップDAWシステムのためにデザインされています。
コンパクトなサテライトスピーカーはCRTモニターの脇に置くのに最適です。
サブウーハーはデスク下のスペースにちょうど良い大きさです。
自宅スタジオやプロジェクトスタジオなどのアプリケーションで活躍します。

<仕様概略>
メインスピーカー: 10cm 2way 密閉型 110Hz~20kHz(±3dB)
サブウーハー: 20cm 密閉型 35Hz~110Hz(±3dB)
取り扱い: セカンドスタッフ

< LEAN AUDIOとの比較 >
○ サブウーハーの設置場所
Blue Sky: 部屋の音響特性に合わせてピーク/ディップの出にくい設置場所(床面等)を選択
LEAN AUDIO: 低音といえども直接音を主体とするためにデスクトップに設置

○ 特性の調整
Blue Sky: 
サブウーハーの設置場所を選択した後にボリュームと位相(正相/逆相)を調整
LEAN AUDIO: 
ボリュームと正相/逆相を調整した上でFrieve Audio音場補正で位相/周波数特性をフラット化

○ メインスピーカー
Blue Sky: 10cm 2way 密閉型
LEAN AUDIO: 8cmフルレンジ 擬似的密閉型(超ロングダクト)

Blue Skyは床面や机の下への設置を薦めています。僕もサブウーハー導入時は床面に置いてみましたが、デスクトップに設置した方が低音のダイレクト感が圧倒的に優れます。その理由として下記が考えられます。
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サブウーハーをデスクトップに置く利点は、サブウーハー設置面の高さ(すなわち反射面)を耳の高さに近づけられる点にあります(床面よりデスクトップ面の方が耳に近い)。つまり、リスニング位置においてはサブウーハーからの直接音と、耳のすぐ近くにあるデスクトップ面からの1発目の反射音が支配的となり、効率良く低音が耳に届くため、サブウーハーのボリュームを下げる事ができます。この原理によりリスニング位置における部屋の反射の影響を極めて低く抑える事ができるわけです。実際に測定した特性を見ても、100Hz以下に顕著な部屋の影響を見る事はできません。さらに、サブウーハーのすぐ横に置いてあるディスプレイからの反射も相当有効に働いていると考えられます。このようにして得られる超低音は極めてダイレクト感の高いものとなります。
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----------以下はメーカーサイトからの抜粋です(赤字はブログ著者)----------

2.1システムの優位性と100Hz以下の音の特性

2本のステレオペアに低域専用のスピーカーを1本追加した2.1と呼ばれるフルレンジシステムは、大口径のウーハーが組み込まれた通常のラージモニターに対して多くのアドバンテージをもっています。特に100Hz以下の音の特性を正しく理解することにより製品選びや使い方を一層高度な領域で認識できるようになります。

通常サブウーハーは2本のメインスピーカーに対して1本のみシステムアップされます。人間の聴覚は150Hz以下の超低域に対しては方向感覚を認識できませんので、ミキシング上のステレオ定位やスピーカーの配置には関係なくメインスピーカーと同じ数を用意する必要がありません。低音楽器のみが再生された場合でもメインスピーカーから聴こえる楽器の倍音成分が音の方向情報を先に認識させ、人間の脳はセパレートに配置されたサブウーハーから超低域が放射されていることには気付かずに、あたかもメインスピーカーから全ての帯域が発せられているように聴こえるのです。この帯域を受け持つサブウーハーはどの場所においても問題ありませんのでまさにこの特徴をどのように生かすかがセッティング上の大きなポイントになります。

サブウーハーからの超低域はあたかもメインスピーカーから発せられているように聴こえる。

そのセッティングを生かすためのルームアコースティックのことについて解説します。
100Hz以下の音の特性はスピーカーからの直接音ではなく部屋のレスポンスに起因する定在波に完全に支配されています。どんなに優れた特性のスタジオでも2つの壁の間や天井と床との間などに起こる定在波は特定の周波数にピークを持たせ、または打ち消し合いを発生させ、正しい周波数レスポンスを不可能にしてしまいます。スピーカーを部屋のコーナーなどに置くと低音が不必要にブーストされたり置き場所によってピークディップの特定周波数は変化しますのでその部屋の癖に合わせた配置を考慮しなければなりませんが、通常はステレオ定位の為と周辺機器の置き方によってメインスピーカーの配置はある程度決定されてしまうものです。
サブウーハーによってこのデリケートな帯域をセパレートさせることによりメインスピーカーは定在波の影響が多い周波数を受け持つ必要がなくなります。そして、たった1本のベースボックスのマネージメントに集中することで「限定された配置による低域のみだれ」から解放されることが出来るのです。

メインスピーカーからの低域の分離はさらに優位な点があります。通常のフルレンジ小型スピーカーは低域を補うためにバスレフポートやパッシブラジエーター型のデザインを採用しボトムエンドまでのワイドレンジ化がされますが、それと同時に正確なトランジェントを妨げ正しくない低域をも再生してしまいます。ブルースカイの場合には完全な密閉型デザインを採用しています。無理な低域を出す必要がなくなり、結果、中~高域までパフォーマンスの高い設計が出来るようになり、全体的な周波数レスポンスを大きく向上させられます。箱のサイズを小さくできることは当然ですが、メインスピーカーの受け持つ帯域が整理されることにより全帯域に渡る高解像度なサウンドを得ることに成功しています。

つぎに左右スピーカー間の音の干渉について考えてみたいと思います。
ラージモニターの場合には左右各々のスピーカーから同じように低域成分が発せられます。2箇所から発生した音の波が1箇所に到達するとそこから波が干渉し合い、位相ずれによるピークやディップが出来ます。特に低音の場合には波長が長いゆえ干渉が大きく、明確にピークスポット、ディップスポットが現われますが、2.1の場合には低域成分の発生するポイントが1箇所のみなので、このような到達距離の違いによる干渉が発生しません。

低域成分が1箇所から発せられるので干渉による位相ずれが起らない。

さらにラージスピーカーの場合には縦方向に大口径のユニットが並び、ニアーフィールドでの使用では低音~高音の定位が分散されてよくありません。つまり、スピーカーまでの距離が近い場合には出来るだけコンパクトなユニットの配置が都合よく、メインスピーカーの箱サイズを小さくできる2.1システムは正しい定位とボトムエンドまでの真のフルレンジを両立できる唯一の手段でもあります。
ニアーフィールドでの使用では直接音がエンジニアまですぐに届き、部屋の影響も受けにくいので、セッティングのしやすさ、ユーザーフレンドリーな特徴も独自の利点であります。

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ジャンル:趣味・実用
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