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2013年03月11日 (月) | Edit |
という事で、あり合わせのパーツを使って手っ取り早くステレオ信号のセパレーションを弱める(適度にミクスする)アダプタをでっち上げてみました。昨日スポーツジムでも使ってみましたが聞こえ具合はスコブルヨロシ。

例によって超雑な作りです。。。
adapter0.jpg
adapter01.jpg
構造はいたって簡単。ステレオミニプラグ用延長コードのRとLの信号線を適当な抵抗で接続するダケ。抵抗にはアンプのダミー負荷用として持っていた4Ω抵抗を使用しました(8Ωも試した上で4Ωを選択)。この抵抗値が大きいほど信号はセパレートされて音は左右に拡がり、小さいほど信号はミクスされて音はセンターに集まります(短絡すると完全にモノラル)。可変抵抗を使って調整可能にしてもよいでしょう。なお、効果の度合にはヘッドフォン・イヤフォンのドライバのインピーダンスが影響するはずです。同じセパレーション(ミクス)の効果を得たい場合、ドライバのインピーダンスが高いほど挿入する抵抗値も大きくする必要があると思われます。

カタログ値によると、密閉型のMDR-Z1000が24Ω、オープンエア型のMDR-F1が12Ω、カナル型イヤフォン(Victor HA-FXD70)が20Ωです。この3つで色々な曲をを聞いてみた結果4Ωを選びました。これで左右のセパレーションが弱まって音楽が断然聴きやすくなります。これは手放せないかもしれません。

このようなセパレーションを調整する場合、当然イロイロな曲を聞いてみるわけですが、僕は1つのリファレンスとしてオーネット・コールマンのFree Jazz(1961)というアルバムを参考にします。KERO君の左右SPの配置を決める際にもこの作品を参考にしました。
FreeJazz.jpg
このアルバムは2つのバンド(カルテット)を左右のチャンネルに振り分けて延々とフリージャズを演奏とするいうかなりアバンギャルドな作品です。ヘッドフォンでダイレクトに聴くと2つのバンドが左右の真横に居るように聞こえますが、4Ωを接続した状態では左右のバンドがギュッと中央に集まり、なんとなく左右を聞き分けられる程度になります。スピカを60°に配した教科書的レイアウトよりもステレオ効果は相当弱く、KEROやZAPに近い聞こえ方と言えるでしょう。僕の場合、KEROでもZAPでもヘッドフォンでも、自然な聞こえ方を求めて調整すると結局このような最小限のステレオ効果になってしまいます。

外出時にもなんとか使えるようブチルゴムテープで束ねてみました。
adapter2.jpg
雑。。。ミイラ状態。。。。
adapter4_20130310092537.jpg

何もこんなに馬鹿デカイ抵抗を使う必要はなく、1/4Wのを使えば大幅に小型化できます。秋葉原に行くついでがあればパーツを入手してウルトラコンパクトなヤツを何個か作ってみましょう。姪にもプレゼントしないと。。ソノウチね。。。というかAudioTechnicaさんあたりが製品化してくれると助かるのですがねぇ。。。数百円でできるでしょう、コンナモン。。作るのメンドクサイし。。もしかしたら既に市販されているのかな???。。。。と、それよりも何よりも、iPodのファームウェアに信号ミクス(または擬似サラウンド機能)を組み込んでもらった方が更にアリガタイのは言うまでもアリマセン。

追記
このような接続をすると負荷のインピーダンスが低下します。例えば抵抗を使わずに短絡した場合、12ΩのMDR-F1の負荷抵抗は6Ωになり、SONY製ポタアンの対応インピーダンスは8~600Ωですから下限を下まわる事になります(iPodの対応インピーダンスは不明)。本当は各チャンネルのラインに適当な直列抵抗を挿入した方が良いのかもしれません。僕の場合とりあえず今のところ問題はアリマセンが、一応ご注意くださいませ。

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