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2013年03月07日 (木) | Edit |
今後もしヘッドフォンを前提にソースが制作されるようになるならば、僕は過剰にギミック的な視覚的定位感を強調したような空間表現ではなく、そのような空間表現自体が全く意識に登らないほど自然な雰囲気で音楽を聴ける事を望みます。

ライブで聴く際に音の定位や音場なんぞ全く気にしませんよね。再生音楽を聴く際も意識はそれと何ら変わりません。そもそも聴覚の空間認識は極めてあやふやですし、実際のホールでは残響音も四方八方から耳に届くため目を瞑ればそれほどはっきりとは定位しません。昨年聴いたブルネロさんのソロリサイタル(三鷹風のホール)では、ホールの反響が強いために一瞬PAなの?と耳を疑うほど視覚と聴覚が大きく乖離して不思議な感覚を覚えました(目を瞑るとブルネロさんが何処に居るのやら全く認識不能)。現在のステレオソースに含まれる残響音は前方のスピーカからしか出ないため、そもそもホールの音響空間のサイゲンは原理的に無理ですし、だいたい、残響効果(響き)を過剰に求めながら視覚的に明確な定位も過剰に求める事自体が不自然でしょう。

空間表現そのものを全く意識させないほど自然な、ヘッドフォンの着用を全く忘れてしまうような空間表現。。。それが僕にとっての理想です。音楽そのものを聴く事を邪魔しない自然で適度な残響・空間効果さえあれば、僕は殆どモノラルだって別に構ないと思います。

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テーマ:オーディオ
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