FC2ブログ
2013年01月25日 (金) | Edit |
ZAP君はイヂル所がないのでネタがありません。
そこで断線しかけのマイクを誤魔化しながら使ってちょっとだけ実験君しました。

以前の記事で、マイクとスピーカ間の距離を変えるとスピーカの3次歪みを多く含んだ再生波形が変化する事を書きました。とすると、距離によってマイクで観測される位相が変化する可能性があります。そこでマイクとスピーカの距離を3cmと70cmにして位相を調べてみました。信号波形はいつものパルス入り正弦波です。

スピーカはAlpair6、マイクの距離は黒が3cm、赤が70cmです。デスクの反射の影響を避けるために、スピーカはデスク前端に置いています。
40遠近80遠近
左が40Hz、右が80Hzです。40Hzはボリュームを上げたので大きく歪んでいます。どちらの周波数もパルス位置は殆ど変化していません。

160遠近320遠近
左が160Hz、右が320Hzです。320Hzのパルス位置は殆ど変化しませんが、160Hzでは70Hzの方が位相が少し遅れています。

以上のように何故か160Hzだけ位相(パルス位置)が変化しますが、他の周波数では殆ど変化しません。あまり計測距離に神経質になる必要はなさそうです。

以下オマケです。

下図のように3次成分を含む信号を生成して再生波形を観測してみました。
gene.jpg

下は計算で求めた信号の微分波形と積分波形です。
微積分
青が信号、赤が信号の微分、緑が信号の積分です。電圧駆動によってコイルに流れる電流の波形は、電圧波形(信号波形)を積分した波形(90°遅れ)になります。これは振動板の加速度波形に対応します。

以下がスピーカの音響波形です。マイクの距離は黒が3cm、赤が70cm。
200Hz+600Hzの波形
200Hz 3次
音響波形は信号(電圧)の積分波形(電流波形=振動板加速度)に似ていますが、微分的な成分も含まれているように見えます。

400Hz+1200Hzの波形
400Hz 3次
微分波形に似てきました。どういう事なんでしょうか。

アンプのボリュームを変えても傾向は変わりません。いろいろやってみましたが、周波数によって傾向が結構異なり、規則性も今ひとつ掴み切れません。部屋の影響も十分に考えられます。無響室が欲しいですね。という事で結論らしい結論はアリマセン。感想としては、100Hzよりそこそこ高い周波数では位相が回転しても時間的には全く大した事ないですし、今回の計測結果に見るように波形は条件(周波数、距離または部屋内の位置)によって様々に変化するようです。さらに、2つのスピーカでステレオ再生すると、互いの干渉によってちょっとした位置の違いでも波形はもっと変化するでしょう。コマケー事を気にしてもしょうがないかな?という事でしょうかね。。。マルチウェイで各ユニットの前後位置関係を気にしたりしますが、果たして意味があるのか??疑問です。デンセンの違いと、ちょっとしたリスニング位置の違い。。ドッチの方が影響が大きいのでしょうか??これも疑問です。

いやぁ、音響って、ホンットにヨクワカリマセンネ。。。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してます にほんブログ村ランキング参加中
関連記事
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック