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2012年11月07日 (水) | Edit |
ナゼなんでしょうか???????????

「オーディオ ブランドテスト」で検索すると、多くの方々が現在のオヂオのあり方について激しく疑問を感じておられます。しかしマニアやヒヨロンカはブラインドテストに対して総じて頑なです。ナンデヤネン?

オヂオマニア的論理としては、
『全く同じ水でも上等で高級で伝説とかがあって作り手の手の温もりとかが感じられる器を使った方が味わい深く感じるんだもん。味は同じでも安物のコップなんかで飲みたくないもん。アンプのボリュームを回したときの感触や、スイッチをON/OFFする時のタッチや、装置の立派な佇まいや、ブランドの伝説や、なんやかんや(多分、価格も)全部ひっくるめてを楽しんでるんだから、ブラインドテストなんかで評価できるわけないじゃん。無粋なブラインドテストやデータを持ち込んで夢をぶち壊さないでチョーダイ。。。』

といったところでしょうか。

しかし、それはあくまでも「それ自体を趣味とする」特殊な人々の間で通用する論理に過ぎません。

ブラインドテストを拒絶するのであれば、
『「趣味」として「好き」(数奇)をツイキューしているんですヨ。高額な装置はなんかやっぱり「音質」(客観的クオリティ)がドーコーではなく、感触とか見た目やブランドも含めてそれなりに味わいがあって、価格も含めて満足感が得られて、まぁそういう「ブツ」としての魅力やナンダカンダを全部ひっくるめて僕達はオーディオ装置のオンシツ?やナンヤカンヤを評価しているですよ。全く主観の世界なんです。だからブラインドテストやデータなんか持ち込みたくないんです。』
というスタンスを、雑誌なりヒヨロンカは世の中に対して明確にすべきですね。読者や世間に要らぬ誤解を招かぬよう、当誌は「オーディオ」の雑誌ではなく「オーディオ道楽」の雑誌なので、本当の性能や音質を知りたい読者は別の雑誌を読んでください。。。と明確にすべきだという事です。(まぁ、その「別の雑誌」が存在しないわけですが)

そう、「趣味道楽」の分野に徒にブラインドテストや客観的データを持ち込むのはマッタク無粋極まりないですよね。ロレックスの計時精度を今さら云々するヒトは居らぬでしょう。僕は趣味のオーディを否定するつもりは全くありません。それを否定したらロレックスもフェラーリも否定する事になります。それは「文化」として大切な部分でもあります。

しかし、何度でも言いますが、ソレハソレコレハコレをはっきりとワキマエル必要があります。腕時計にしろ自動車にしろカメラにしろ、それらの分野では、作り手も使い手もジャーナリズムもマニアも普通に使う人も、ソレハソレコレハコレを健全にワキマエテいます。

繰り返し何度でも言いますが、オーディオ装置は、それ自体を「趣味」とする、かなり特殊な傾向を持つ、限られた少数の人々(マニア)のためにあるのでは断じて全く絶対にアリマセン。また、そのようなマニア向けの装置や技術を頂点とするものでも全く断じて絶対にアリマセン。

日々、喉が渇いた時に、片手を腰に当ててゴクゴクップハーとオイシクお水を飲める、お気に入りのデザインの、自分の手にも口にもぴったりと馴染む、飲みやすい形状の、水漏れしたり口の横からこぼれたりせずに至極真っ当に機能する、簡単に割れたりせずに気軽に使える、どこにでも売っている、アタリマエの価格の、全く普通のコップが必要でしょう。今のコップでは、水漏れしたり、飲んでいると水が横からこぼれたり、コップから味や臭いが移ったり、やたらデカクて重くて高額だったり、使う時にアレコレ気をつかったり。。ですよね。。。アタリマエですが特別な知識や技能を必要とせずに毎日普通にお水をオイシク頂けるコップが必要でしょ。アタリマエのコップ。。。それを真面目に作らんとアカンでしょ。真っ先に。。。それが「技術」っちゅうもんです。

繰り返しますが、趣味性の高い高級なオーディオ装置を否定するつもりは毛頭ありません。ただしソレハソレである事を世の中全体がワキマエテイル必要があります。

例えば腕時計について考えてみましょう。
ロレックス。。いいですね。僕もロレックスには「物」として特別な魅力を感じます。昔からデートナには見とれてしまいます。エクスプローラをマヂで買おうかな。と思った事もあります。ただ、ある時点からモノを極力所有しない事を心掛けるようになったので(所有すると管理がメンドクサイ、そのように貴重なモノを所有する責任を負いたくない)思いとどまりました。奥さんは生意気にロレックスを使っていますが、僕は998円のデジタルです。。

さて、オヂオと事情が異なるのは、やたら高額なロレックスですが、時計としての基本的性能(計時の精度、精度の持久性、防水性、耐久性)に優れているとは誰ひとり思っていないという事です。ですよね? そういう方居られます? ソーラセルと電波受信器を内蔵したカシオGショックの方が性能面/機能面で圧倒的に優れている事は万人がアタリマエとして理解しています。ロレックスを購入するヒトは、そんな事は百も承知で、全く別の面の魅力(伝説やナンヤカンヤ全部ひっくるめたブツとしての魅力)に惹かれてロレックスを購入します。実用面から考えればアホみたいな金額を「ソコ」に対して支払うという事を明確に認識し納得しているという事です。さて、オヂオではどうでしょうか? そこんところが明確にされているでしょうか?どうもオヂオでは、そこんところが恣意的に全く曖昧にされてきたような気がしてなりません。ホンマのところドナイヤノ?ホンマニそんなにアホみたいに高額なソーチはソレナリに性能(ホントの音楽再生クオリティ)が良いの?その良さは実用的に感知できるレベルなの?そのように超微妙なチガイを敢えてショージンとやらして感知する事は「音楽」を楽しむ上でホンマニ重要なの?というのが明確にされていないという事です。

そこんところを明確にしない限り、市場としても技術としても健全な発展は望めないと思います。そのような意味で、「一流」を自認するジャーナリズムはブラインドテストや客観的評価を積極的に実施する必要があるでしょう。また、音楽再生において何がどの程度重要であるのかを、音楽界(表現者)からの意見を尊重して明確にする必要もあるでしょう。他の分野のように、ソレハソレコレハコレを明確にしない限り、実用オーディオも趣味のオーディオも健全には発展できぬでしょう。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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