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2009年02月25日 (水) | Edit |
ALPAIR フルレンジ シリーズはスピーカー自作派の間で関心が高いらしく、「ALPAIR」の検索語でこのブログにヒットされる方が多いようです。

そのALPAIR シリーズのメーカーであるMark AudioのHPでCHR-70という型番の新型フルレンジ ユニットを見つけました。 日本語のリリースはコチラ。 英語のページはコチラ

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これが新型のCHR-70
コーティングの色で価格が異なります
 
この新型ユニットはALPAIR 6より少し大径で低音に有利な特性となっていますが、一番の違いは価格にあります。ALPAIR 6がペアで$144.99 (ゴールド/グレー)に対してCHR-70はペアで$64.99(グレー)/$69.99(ゴールド)と半額以下になっています。コーティングの色によって価格が5$違います。

このモデルにはALPAIRの名称は付けられていないので、ALPAIRシリーズとは別の廉価版という扱いのようです。

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コチラがALPAIR 6、グレーは角形フランジになります
性能/価格は同じです


CHR-70とALPAIR 6はよく似ていますが、前者のフレーム形状や端子にコストダウンの跡が伺えます。

特性表をざっと比較すると、
ユニット型番 ALPAIR 6 → CHR-70
有効振動板面積 Sd 38 → 50 cm2
等価振動系質量 Mms 2.93 → 4.80 g
最低共振周波数 f0 74 → 70 Hz

CHR-70は口径が大きくなって振動板が重くなって最低共振周波数が下がっています。
CHR-70の有効振動板面積はほぼFOSTEX FE107と同じなので、一般的な公称径からするとCHR-70が10 cmユニット、ALPAIR 6が9cmユニットという事になります。ALPAIR 5は8cmユニットとしてはやや小さめで3インチ(7.5cm)ユニットというところでしょうか。
CHR-70のfo=70Hzは10cmフルレンジとしては随分頑張った値といえます(ParcAudioの10cmウッドコーンで72.4Hz)。

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高域もALPAIR並に30kHzまで伸びています


コストダウンににつながった構造上の最大の違いはコーンの金属材料にあると思われます。ALPAIRは「日本・台湾の素材メーカーとの共同で新しいハイブリッドのアロイ振動板を開発した」とありますが、CHR-70は「航空機グレードのアルミニウム合金」としています。このため、CHR-70の振動板質量はALPAIR 6と比較して面積のわりに重くなっています。

いずれにせよALPAIR 6のほぼ半額というのは随分お買い得感があります。現在のALPAIR 6の販売価格から予測すると、日本ではペアで1万円を切ると思われます。ParcAudioの10cmウッドコーンがペアで14,000円くらいですから、競争力は相当高いんじゃないでしょうか。音がどんなだか楽しみです。

HPにはCHR-70用に6タイプのエンクロージャ設計例が掲載されています。コチラ
ALPAIRではこういう配慮は無かったので、やはり自作派に気軽に使ってもらうのがひとつの狙いなのかもしれません。

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