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2012年06月07日 (木) | Edit |
ビートルズのモノラル録音盤を集めたボックスが販売されています(コチラ)。欲しいなぁ。。とは思うのですが、高価だし、すっかり記憶にインプットされてしまったビートルズを今さら聴き直すかどうか甚だ疑問なので、いつもポチ寸前で手が止まってしまいます。

「実際にビートルズが立ち会って、ジョージ・マーティンが時間をかけて作り上げたのはモノラル・ミックスだけ」「当時はステレオの再生装置がさほど普及していなくて、ステレオ・ミックスは重要視しされていなかった」「だから、モノラルミックスこそが、ビートルズの求めていた音」

だとのこと。欲しくなりますねぇ。。。ステレオ盤をモノラル再生したのとは違うのでしょうかねぇ。。ハチマルがビートルズを集中して聴いた中高生の頃は、いずれにせよ装置がモノラルラジカセでしたけどね。

とある方のご感想:
「モノラルだとステレオのような広がりがない、だから迫力がない」と考えるのは間違いです。音が同心円上に広がってきます。左右に分かれていないだけ、オーディオではなく音楽そのものと対峙している感じになります(現実世界の楽器もすべてモノラルの音ですしね)。
ですよねぇ。。。ハチマルもそう思います。モノラルの方がかえって音にリアリティというか実体感があるようにも思えますし。

後期作品と言えるホワイトアルバムまで、彼らはモノラルミックスで作品を完成させていたらしく、その後の工程で(彼らがどの程度関与したのか知りませんが)ステレオミックスが派生的に作られたとか。ホワイトアルバムのリリースが1968年ですから、ステレオ盤が出回り始めてから10年以上たっています。当時音楽界において最大の存在であり、ライブ活動を一切止めてスタジオに籠もり、最先端の録音機材を駆使して再生音楽による表現の可能性を開拓していた、あのビートルズが、モノラルを前提に作品を作っていたという事です。

一般家庭へのステレオ装置の普及がそれほどユックリとしたものであったという事なのでしょうが、「ステレオ」を「バッタモン」的に見る風潮も業界にはあったのではないでしょうか。僕には、未だに「ステレオ」がバッタモンのように感じられます。

ただ、マイルスのKind of Blue (1959)は既にステレオ録音されていますから、このへんはアメリカとイギリスのお国柄(技術力、大衆の消費力、新しい物好き、エンターテイメント性重視、メーカの利益重視等)の違いなのか、あるいはビートルズ(またはジョージマーチン)が強くモノラルに拘っただけなのか、確たる事は調べて見ないと何とも言えません。

最近、家電業界は3D TVを盛んに売り込もうとしていますが、あれだって、どう見ても「バッタモン」ですよね。3Dといったって、昔からあるステレオ写真(位置を少しずらして撮影された2枚の写真を横に並べたやつ)と同じなわけで、所詮は駄菓子のオマケみたいな子供騙しに過ぎません。確かに、遠景から近景(人物等)が浮かび上がるように見えますが、浮き上がった近景自体は平板に見えるため、なんだか舞台の書き割りのように見えてしまいます。そもそもTV画面が立体的に見えたからって、ドナイヤッチューネン?です。へぇーー。飛び出して見えるねぇ。でオシマイ。チャンチャン。でしょう(あ、ポールの声が右から聞こえるねぇ。へぇーーー。でオシマイ。チャンチャン。と同じ)。もっとマシな番組作らんかい!です。ホンマニ。不自然ですから長時間見ていると気分悪くなりそう。。

これはステレオスコープと呼ばれる一種の騙し絵みたいなものですが、ステレオフォニックもこれと似たようなもんです。テーイがドータラ、オンジョーの拡がりがアータラとやたら細かく拘って音楽を聴くのって、3D TVの輪郭がドーダ奥行きがアーダってやたら気にしながらテレビ見るのと大して変わらんでしょう。なんか滑稽にすら思えます。ハチマルにはどちらも全然重要だとは思えませんし、やはり不自然ですから、効果がはっきりし過ぎると「内容」を楽しむのには邪魔にしかならぬような気がします。まぁ、オマケ程度に考えて、邪魔にならない程度になんとなく左右に拡がって聞こえるかな?くらいにしておいた方が宜しいのではないでしょうか。深追いは禁物でしょう。

追記
「バッタもん」とは、正しくは「正規の流通ルートで仕入れたものではない商品のこと。」ですが、ハチマルは「バッタモン」を「大衆の購買意欲を煽る怪しげなモノ」という意味で使っています。オヂオって「バッタモン」がやたら多いような気がするんですけど。

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