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2012年02月14日 (火) | Edit |
最近のJポップの録音は酷いと聞きます。聴衆の装置のレベルに合わせてミニコンポレベルでモニタリングしているとも聞きます。

しかし、一般の聴衆が使う装置の音楽再生クオリティのレベルが、CD誕生の頃から全く根本的に進歩していないのでは、ある意味しようがないでしょう。真っ当な再生をしてくれる装置がアホみたいに高価では、実際に聴いてくれる若い子達が買えるはずもありません。また、アホみたいにでかくて、デンセンだらけで、デザインがオヂン臭ければ、いくら安価でも彼らは使わぬでしょう。そのような現状を考えれば、その子達が持っている装置でも楽しめるように録音してあげようという制作者の行為に対して、単純に非難する事はできないはずです。

だからハチマルは言っておるのです。何も知らなくても何も拘らなくても交響曲の低音の唸りやジャズの絶妙なビートを楽しめる、安価でコンパクトでオシャレで、必要十分な音楽再生クオリティを備えた、「趣味」のためではない、生活に溶け込む実用電化製品としての、真っ当な音楽再生装置が必要だと。現代の技術レベルからして、それはさほど困難ではないはずです。

誰が悪いねん?

当ブログで再三書いて来たように、ミニコンポのサイズ/コストでも必要十分な音楽再生クオリティを実現できる技術的素地はとっくに揃っているのに、やたらコマケー微視的なオンシツたらナンチャラカンにばかり拘って、根本的なクオリティの向上に努めず、またそれを広く一般に普及させる事を怠ってきた、この業界が悪いねん。
(あ、でも、比較的マニアの悪影響が及ばぬイヤフォン、携帯プレーヤの分野では頑張ってると思います)。

オーディオ装置とは、我々人類にとって極めて大切な「音楽」というものを大衆に伝達するための、非常に重要な役割を担う装置です。この分野に携わる技術者は、より多くの人により安価により高いクオリティでそれを提供する事に日々精進すべきなのはアタリマエでしょう。以前にも書きましたが、現在のオーディオ業界の状態は、技術者的見地からすると、信じ難い怠慢であり、明らかな犯罪行為です。

何度でも言いますが、現在のオーディオ マニアの領域は、民生用オーディオ分野におけるほんの片隅の極端な領域に過ぎず、技術的に目指すべき頂点でもなんでもなく、それ自体を「趣味」とする少数の特殊な人々の領域に過ぎません。鉄道分野における鉄道マニアの領域と同じです。自動車分野における旧車マニアやスーパーカーマニアの領域と同じです。このようなマニアックな領域は、放っておいても、彼らのコミュニティーの中で自然と成り立ってゆくでしょう。

もはや大手メーカが真剣に携わるべき領域ではないと言えましょう。かつては、大手メーカーが技術力を結集して開発しなければならない領域であったのは確かかもしれません。しかし、基礎技術は十分に成熟し、それを広く安価に人々に行き渡らせる段階にとっくに入っています。最新の技術をもってすれば、廉価な一般人向けオーディオ装置の再生クオリティを飛躍的に高める事が可能なはずです。自動車だってカメラだって、過去には一部のプロにしか手が出せなかった高度な機能が、技術者達の弛まない努力により、今ではアタリマエのように広く人々に行き渡っています(今時カメラなんか携帯電話でも十分な性能を持っている)。それが技術というものです。

マトモニオンガクキクナラヒャクマンエン????? アホカ??クビシメルゾ!

趣味の領域のマニアは放っておけばヨロシイ。そんなオーヂオでは、ジョーカンが伝わらない、ヌクモリがない、ゲージツテキデハナイ、オンガクセーガナイ、リンジョーカンガナイ、オクユキガナイ、クーキカンガナイ、オクチノオーキサガミエナイ、イヤサレナイ、オモシロミガナイ、ブツトシテノミリョクガナイ、カラダニヨクナイ、云々カンヌンは、オーヂオそのものに極端な「趣味性」を求める「マニアの領域の中」でしか通用しません。

僕の目から見ると、オーヂオマニアとはオーヂオ雑誌やヒョウウロンカに強く影響され過ぎてしまった奇異な人々というふうに見えます(なんかみんな画一的にオーヂオ ヒヨウロンカ風の事を言いたがる、ヒヨウロンカのように音楽を聴きたがる、ヒヨウロンカのように偉そうにしたがる)。 僕が知る限り、本当に音楽が好きで日常的に音楽を愛聴している連中(当然オーヂオ雑誌なんか読まない)とは全く音楽との接し方が異なります。音楽を聴くという行為を通して求めるものが根本的に異なると言って良いかも知れません。オーディオ装置とは、別にそのような少数の極端に趣味に走ったマニアのためにあるのではなく、またマニアが求める装置が技術的に目指すべき頂点に位置するものではダンジテ、ゼンゼン、マッタクありません。それは大分特殊な「オーヂオ雑誌的価値観」を共有する少数の人々の狭い領域(一般人から見ると魔境)に過ぎないでしょう。

そこんところを業界全体がしっかりと認識しない限り、オーディオ技術の進展は望めぬでしょう。従って、若者向けJポップの録音クオリティが向上する事も望めぬでしょう。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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