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2009年02月22日 (日) | Edit |
ジャズって他のジャンルに比べて癖があるので、ややとっつきの悪いジャンルかもしれません。友人にジャズのレコードを聴かせても、同じフレーズをひたすら繰り返してるだけでワケワカンネーとか、暗いとか、お酒飲みながら聴くムードミュージックやんとか、トムとジェリーのどたばたシーンの音楽みたいとか、あまり芳しい反応が得られた経験がありません。なにかのきっかけでジャズに感応する鍵みたいなのが開くまでは、そのかっこよさとか気持ちよさがなかなか分かりにくいのかもしれませんね。

僕の場合、ジャズの鍵を開けてくれたのがマイルスのというかモダンジャズの名盤中の名盤Kind of Blueです。

096.jpg
Kind of Blue
1959
 
高校受験を控えた中3の冬の事でした。ビートルズも集中的にひととおり聴いて、そろそろレパートリーを拡げたいと想い、いろいろエアチェックしていた頃です。当時のFMではLPを一枚をまるまるオンエアなんてのがザラにあって、僕のような音楽聴き始めの坊やには本当に貴重な音源でした。その頃マイルスデイビスという名はしょっちゅう耳にしていたので、凄い音楽家だとは知っていたのですが、どんな音楽やる人か全然知りませんでした。ただ、その人の代表的LPを全曲オンエアなんて前宣伝を聴いたのでとりあえずエアチェックしてみただけです。

当然、最初のうちはジャズの鍵が開いていないので、聴いてもなんだか良く分からなかったのですが、勉強しながらなんとなく繰り返し聞いているうちに突然カチャと鍵が開きました。

特に僕が惹かれたのはウッドベースです。プレーヤーはポールチェンバースですね。前の記事でも書きましたが、とにかく一曲目のSo Whatがかっこよくて、とりわけ出だしのウッドベースが好きでした。その頃は安物のモノラル ラジカセで聴いていたので、きっと聴き取り辛かったと思うのですが、ベースラインを追いかけながら聴くという癖もその頃についたものです。

蛇足ですが、その時のアナウンサーが間違っていたのか、僕は随分長い間A面1曲目のSo WhatとB面1曲目のAll Bluesの題名を取り違え覚えていました。また、コルトレーンが参加しているというのも、随分後になってコルトレーンのアルバムを何枚か聴くまで知りませんでした。なんか似てるなと思って調べたらやっぱりコルトレーンだった、という感じです。LPやCDを買ってもライナーノーツをほとんど読まないので、いまだにそういう発見が時々あります。

Kind of BlueはLPは持っていたのですが、CDへの移行時にリストから外れ、改めてCDを買ったのはつい数ヶ月前です。でも今でもほとんど聴きません。ビートルズと一緒で、昔あまりに聴きすぎたので、今更わざわざ聴こうという気がしないのです。

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