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2009年02月15日 (日) | Edit |
サブウーハーをデスクトップに置こうと考える人は少ないと思います。実際、デスクトップ ユースを想定したサブウーハーは見つかりませんでした。

デスクトップで使用するには、小型であることは言うまでもなく、左右にスペースが無くても設置可能であることが求められます。多くの小型サブウーハーは側面にウーハーを置き、前面にダクトを配置しています。これでは横方向にスペースが取れないデスクトップユースには適しません。

前面にウーハーとダクトを持ち、コンパクトで低価格なものという条件に合うものは1つしかありませんでした。それが現在使用しているVictor製のSP-DW1です。価格.comで最安値を提示していたお店から約1万5千円で購入しました。

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サブウーハー
Victor SP-DW1
30Wのデジタルアンプと14cmウーハーを搭載
 
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低価格ながらカットオフ周波数は連続的に調整可能
位相反転SW付き

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デスクトップに振動が伝わるので、厚板に載せてAudiTechnica製のインシュレータ3個で支持し、サブウーハーの上に7.5kgのウェイトを乗せています。

このインシュレータ(AT6098)は6個で3500円と価格はリーズナブルながら効果は大きく、見た目にも高級感があります。インシュレータひとつとっても信じられないくらい高価な製品が多い不思議の国のオーディオ界において、AudioTechnicaは良心的な価格設定でしっかりとした製品を提供してくれます。2セット購入してメインスピーカーとアンプの支持にも使用しています。

サブウーハーをデスクトップに置く利点は、サブウーハー設置面の高さ(すなわち反射面)を耳の高さに近づけられる点にあります(床面よりデスクトップ面の方が耳に近い)。つまり、リスニング位置においてはサブウーハーからの直接音と、耳のすぐ近くにあるデスクトップ面からの1発目の反射音が支配的となり、効率良く低音が耳に届くため、サブウーハーのボリュームを下げる事ができます。この原理によりリスニング位置における部屋の反射の影響を極めて低く抑える事ができるわけです。実際に測定した特性を見ても、100Hz以下に顕著な部屋の影響を見る事はできません。さらに、サブウーハーのすぐ横に置いてあるディスプレイからの反射も相当有効に働いていると考えられます。

現在、サブウーハーはFrieve Audioと共に手放せない存在になっています。
音質を云々する以前に、聞こえなかった音が聞こえるようになるという意味は大きいです。

欠点は操作系が全て背面に配置されていること。コストダウンのためなんでしょうが、メインスイッチくらい前面に配置して欲しかった。電源ケーブルの途中にホームセンターで買った中間スイッチを取り付けました。

Frieve Audioの音場補正を使用するとサブウーハーの音量と位相遅れが簡単に調整できます。

いろいろ試した結果、サブウーハー側の設定でカットオフ周波数を最低の50Hz、位相を逆相(リバース)、ボリュームを最小位置から少し(1/4回転以下)上げた状態にして音場補正を行う事によって30Hz近くまで極めてフラットな特性が得られました。

音場補正のON/OFF比較です(補正範囲は30Hz~10kHz)。
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赤が補正ONです。30Hzで約-3dBを達成しています。サブウーハーを使用する場合は30Hzから20Hzにかけて急峻に低域カットしています。20Hz以下の領域はバックグラウンドですので気にしないでください。

 
音場補正なしの状態におけるサブウーハーのON/OFF比較を下に示します。
079_20090807202139.jpg

赤がOFFの状態です。ほぼ100Hz以下にのみサブウーハーの効果が見られます。

下はサブウーハーの位相スイッチ(ノーマル/リバース)の位相特性を比較したものです。
DSPのイコライザ画面で位相特性だけを表示させています。
081_20090807202222.jpg

赤がノーマル、黒がリバースです。リバース(逆相)を選択した方が位相の乱れがありません。

以上のように、Frieve Audioを使用すると簡単にサブウーハーの調整が行えます。CPUパワーに余裕があれば、チャンネルディバイダ機能を使用してさらに理想的な調整が可能です。僕のPCではできないのが残念ですが。

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