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2010年08月10日 (火) | Edit |
ここ最近、僕はオーディオ装置に関してやたらと「適正価格の」「健全な」という言葉を使いますが、今日はそのへんについて。。。

相変わらずオーディオ雑誌等を見ても高価なケーブル類が大きく取り上げられているみたいですが、僕にはどうしても腑に落ちません。そこで例によってネットサーフしてみました。数年前には「ケーブルで音が変わる/変わらない」で欧米でも大論争があった模様ですね(コチラ)。大手新聞も交えて真面目に議論されています。コンナ論争もあったりとか。。この勝負、結局電線メーカーは辞退(勝負しろよ)。多数が挑戦したらしいのですが賞金を勝ち取った者はいなかった模様。

その当時、海外ではブラインドテストが盛んにで行われたようです。黙ってクリーニング屋の針金ハンガーと高級ケーブルを比較試聴させたとか(コチラ)、内緒で実際には全テストで同じ安物ケーブルをつないだまま、さもケーブルを高級品に交換したかのように見せかけてテストしたとか、あの手この手でテストが行われたようですが、日本でもそのような評価は行われたのでしょうか?
もしかして日本は海外電線メーカーにとってオイシイ市場になってはいないでしょうか? 同じ電線でも本国と日本では価格が馬鹿みたいに違うそうです(コチラ)。カモにされてない?

こんなハナシも。。。笑っちゃうけど。。アナガチ。。。
台湾のある男、Audioquest社の一番安いSPケーブルの上に太い被覆をかぶせて両端にいかついプラグを取り付け、ペア5万円で売り出した。さらなるグレードアップを望むオーディオマニアの声にオーディオ卸からは、“もっと高級なケーブルはないか”との打診。男は速攻電器金属街に出向き、フレキシブルチューブを買って来て前と同じケーブルにかぶせ、今度は10万円で売り出した。まさかそんなもので音は変わらないだろうと知人に問われてその男、オーディオマニアはもちろん違いが分かる、10万円のケーブルのほうが格段に音がいいと連中は言っている”と涙を流して大笑い。その後ケーブルはいっそう勇猛な外見となり、豪華木箱に納めて数十万円の価格で販売されることに…。

人間が物事に集注すると、時として信じられないような能力を発揮するので、ケーブルの違いを実際に聞き分けられるというのを完全に否定するつもりはありません。しかしたとえ聞き分けられたとしても、工学的に考えればその差は極めて微小なはずです。そもそも「変わるか/変わらないか」で論争になると言う事自体、その差が極めて微小である事を如実に示しているとも言えます。例えば、湿度/温度/気圧、体調、気分、環境騒音、室内の調度類の位置、スピーカーとリスナーの数センチレベルの位置変化等による音の変化に対して、ケーブルによる音の変化量がどれほど有意なレベルにあるのか甚だ疑問です。

同様の事は、いわゆるハイエンドと言われる機器にも言えます。これもネットサーフで見付けたのですが、ヒャクマンエンを超える値段で売られている超高級DVDプレーヤーのメカと電子基板(という事は機能部品の大部分)が、そっくりそのままパイオニア製のニマンエン!の製品から流用されているそうです(コチラ)。果たして普及機とハイエンド機に、ヒョーロンカやオーヂオザッシが美辞麗句の形容詞並べ立てて言う程の差があるのか、これまた極めて疑問です。しかしオイシー商売してるよね。参考に日本で行われたローエンドからハイエンドのアンプに関するブラインドテストの結果もご覧ください(コチラ)。

ハイエンドオーヂオ業界というのは「濡れ手に粟」の超オイシイ業界と見られても仕方ないのではないでしょうかねぇ。2年前にオーヂオに首を突っ込んで以来、どうもイカガワシイ臭いがプンプンとするので、このブログではついつい批判的な発言をしてしまいます。別にアタシャ自分の好きなように音楽を聴くので一向構わないのですが、何度も言うようにオーディオ装置は「音楽」という我々にとって非常に大切な文化に大きく関わる装置なので真っ当であって欲しいと思います。

当然、まず消費者が賢くあらねばなりません。そして日本のメーカーと技術者は、本来の作り手としての使命と誇りを忘れずに、人々のために健全で適正価格のオーディオ装置作りを目指して欲しいと思います。それとジャーナリスト(ザッシ、ヒョーロンカ)も使命を忘れないでね。ホンマニ。

以下蛇足ですが、
僕が不思議でならないのは、そのような微小な差を聞き分けられるような敏感な耳をお持ちで、そのような微小な差を重要とお考えの方々が、部屋の定在波/バスレフポート/アナログフィルタ等によって生じている問題 - 音質なんかソコソコでエーンチャウンと考えているような僕でも違和感を覚えるような、しかも極めて雑な測定波形で明らかに確認できるような - ケーブルの影響に比べれば天変地異と言っても良いレベルの問題をたいして気にしていないという事です。大っきい問題からまず解決しようというのが普通だと思うのですが。。

それと「音楽聴くだけならトランジスタラジオで十分」とマニヤさんはよく言われるのですが、これも不思議(随分音楽を馬鹿にしたハナシですが)。ラジオなんか5千円も出せば高級品を買えますが、ではですね、ヒャクマンエンの立派なオーヂオ装置をお持ちの方は、99万5千円分を投資して「音楽を聴くだけ」以外に一体ナニをあのような大音量で聞いておられるのか?

オーヂオには不思議な事を挙げればいくらでもあります。

一体「自分は」オーディオ装置で「何を」やりたいのか、そもそも自分にはオーディオ装置が必要なのか、そもそもそれをやっていて自分は本当に楽しいのか、そもそも自分は音楽を聴きたいのか、そもそもオーヂオについてヒョーロンカとかザッシが言っている事は本当に信用できるのか、そもそもヒョーロンカとは何者なのか、そもそも彼らのクライアント(収入源)は誰なのか、もう一度白紙に戻してよく考えて見ても良いのではないのかな?特に若い方々はヒョウーロンカや周りのオヤヂマニヤの言う事は(ここでハチマルが言ってる事も含めて)全て疑ってみても良いと思いますよ。「自分は」を大切に。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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