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2010年01月10日 (日) | Edit |
今日はハチマル独断のオーディオ論をブチ上げてみたいと思います。
あくまで独断ですので。

大前提
1) 必要な音量を確保できること
当たり前ですが、これが最も基本的な大前提です。
これによって必要なスピーカーのサイズとアンプの出力(従ってシステムのコスト)および低域ブースト可能量が決まります。
必要な音量(スピーカーから出る音響パワー)は次によって決まります。
- リスナーが快適と感じる音圧レベル(これは個人の好みによって異なる。ハチマルの場合比較的低いと思う)。
- スピーカーから耳までの距離(ハチマルは非常に近い)
- 部屋の大きさ、反響特性

2) 上記1)を満たした上でスピーカーから十分な低域出力を確保できること(高域は20kHzまでフラットを一応前提とする)
- 交響曲では30Hzまでフラット、ジャズコンボでは50Hzまでフラットなf特を確保したい(経験による独断)。
- 記録されている低域音が聞こえるか聞こえないかは「音楽」を真面目に聴く上で細かい音質云々以前の大前提だと思いますよ。低音再現性は音楽を(特に交響曲を)聴く上で凄く大事です。

3) 部屋の定在波の影響を極力回避すること
- ニアフィールド リスニングでは部屋の影響を軽減できるとはいえ、70cm程度の距離でも周囲の影響がはっきりと現れます。ハチマルはデジタル イコライザによる自動音場補正でそれらの影響を軽減しています。ハチマルの狭い部屋(マンションの4.5畳)だと1.5mも離れると凄まじい状態になります(参考)。一度リスニング位置で測定される事をお薦めします(簡単な測定方法)。
- 部屋を対策しなくてもスピーカーの置き場所だけで大きく特性が変わります。デスクトップのコンパクトな配置でも、スピーカーの高さによってf特は顕著に変化します。できるだけ高くに設置した方が良好な特性が得られます(多分デスクトップの反射の影響)。

上記は音楽を再生する上での基本中の基本であり、細かい事をチマチマとイヂル前に最優先で取り組むべき事項だと言えます。

後は「お好み」の音が出るように調整すれば良いわけですが、色々やった中で変化の大きかった項目を挙げてみます。

A) スピーカーは密閉型フルレンジ1本を理想とする(ただしあくまでも上記1)と2)を満たす事を大前提とする)
- いろいろ試しましたがこれが最も自然で明瞭に聞こえます。
- 密閉型にこだわる場合、低域の不足を補うためにデジタルイコライジングなりトーンコントロールなりが必要です。
- ハチマルはデジタルイコライザをフルに活用して、たいがいの楽曲をAlpair5密閉(2.5L)で30Hzフラット再生可能です。これはニアフィールド小音量再生のなせる技だと言えます。低域信号の極端に大きな一部の楽曲ではサブウーハーを最小限に併用しています。
- より大音量で条件1)と2)を満たすには、
①フルレンジ ドライバー/ボックスのサイズを上げる、
②バスレフ型にする、
③ウーハーかサブウーハーを追加して不足分を最小限に補う、
といった手段が必要となります。
①の場合高域に不足を感じるようであれば、ツイーターを補助的に追加する必要があるかもしれません。

B) デジタルイコライザで周波数特性を完全にフラットにして比較してもスピーカーによって音が明らかに異なる
- 計5種類の8cmフルレンジ ドライバを全く同じ密閉箱に入れてフラットなf特に補正した状態で比較しましたが、それぞれに独特のキャラクターを持っています。
- というわけでメイン スピーカーの選択によってシステムの音色がほぼ決まります。どれを選ぶかは全く「お好み」の問題。好きなスピーカーに当たれば大ラッキー。僕はAlpair5で大当たりでした。

C) 真空管アンプと半導体アンプの音は明らかに異なる
- スピーカーに次いではっきりと音色を変化させる事のできる要素だと思います(と言ってもTU-870の音しか知らないですが)。使用する球によっても音色がはっきりと異なるそうです。そういう意味でスピーカー選びに近いかもしれません。
- 真空管と半導体のどっちを選ぶかは全くの「好み」の問題ですが、まだシンクーカンを試した事がない方は安価なもので試してみる事をお薦めします。一気にはまるかも知れません(TU-870お薦めです。これで魔境にはまり込む方多いようです)。

D) あとは良く分かりません
- 電源なり、電線なり、スーパーツイータなり、超高級品なり、お札なり、耳の敏感さとお財布の具合で。。と言う事でしょう。
- 高級品は試した事がないので良く分かりません(1装置3万~5万円がハチマルの考えるリーズナブル ライン)。スピーカーケーブルには一応それなりのFOSTEX製を使用していますが、普通の細い電線と比較しても有意な違い(気分や体調や時間帯による聞こえ方の違いを明らかに超える違い)は感じられませんでした(50cmくらいしかないし)。スーパーツイータも安物を試しましたが全く聞こえません(数ヶ月間付けたり外したりしたんですけどね)。過去に十数年間にわたって超爆音エンジンを扱っていたので耳にダメージがあるのかもしれません(年齢もだし。。50)。


開発屋としての経験から次の2点が大切だと思います。
1) とにかく大事なのは「自分はどのような音で音楽を聴きたいのか」というイメージをハッキリと持つこと。目標設定がはっきりしないプロジェクトは必ず迷走して時間とコストを徒に無駄にしてしまいます。一度箇条書きにしてみる事をお薦めします(参考>)。

2) 目標が定まったら効果(変化)が大きくて手っ取り早いものから攻めることも鉄則です。それだけで90%は達成できるはずです。残りの10%がマニアックの世界(金に糸目を付けず、魂を悪魔に売りさばいても良いという世界)。あたしゃ嫌だね。。よくあるのが例えば基本50%達成くらいのところでマニアックの泥沼に没頭してしまうこと。例え悪魔に魂を売っても60%にしかなりません。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
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