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2009年05月10日 (日) | Edit |
以前にも少し紹介しましたが、もっと多数の楽曲の低域信号レベルを調べたので、その結果をあらためてご紹介します。

下は計45枚のCDで50Hz以下のピーク信号レベルを測定した結果です。
231.jpg

50Hz以下の信号レベルが低い順に左から並べています。
左から
-ピンクフロイド「狂気」全曲
-ベートーベン 交響曲第1から第9全曲、ブロムシュテット指揮
-マイルスデイビス 21枚のCDから全曲、エレキ含む
-ウェザーリポート 12枚のCDから全曲、全てエレキ
-ストラビンスキー「春の祭典」、シャイー指揮
-マドンナ「エロチカ」全曲

縦軸は飽和信号レベルを基準(0dB)としています。
例えばピンクフロイド「狂気」の場合だと、50Hz以下を+11dBまでブーストしても信号飽和は生じません。それ以上ブーストするとFrieve AudioのAVC(自動ボリューム調整)が作動して全体のゲインが下げられます。以前にも紹介したように「春の祭典」と「エロチカ」の低域信号レベルが他に比べて非常に高くなっています。

これらの値は多数の楽曲の中の瞬間的なピーク信号レベルを示しており、平均的にはこれより遙かに低くなります。

下図は1トラックづつピックアップして測定した結果です。
233.jpg

1曲だけ抜き出して測定してみると、上図に比べて信号レベルが遙かに低いことがわかります。
一般的に言って、ジャズ、クラシック、ロックを含めて50Hz以下の信号レベルが-10dBを超える楽曲は極めて稀であり、また超えるとしても極瞬間的な信号ピークでしかありません。このためフルブーストで聴いていても聴感上はほとんど問題を感じません。ただし「春の祭典」と「エロチカ」内の特定の曲だけは極めて例外的に大きな低域信号レベルを持っているため、フルブーストでは明らかな歪みを感じます。

聴感とこれらの測定結果を基に、標準的なイコライザー設定を決めました。

イコライザ設定は次の記事で紹介します。

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