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2016年10月31日 (月) | Edit |
各社のBluetoothスピーカのF特を掲載した海外のサイトを見つけました。こちらをご覧ください。

今回は、その中から特に低音再生に優れた2機種として、BoseのSoundlink Mini II とSONYのSRS-X33を取り上げます。
どちらも私のROAR君よりさらにコンパクトです。Boseのが幅18cmくらい(Roar君は20cm)。
bose-sony.jpg
銀がBose。青がSONY。
Soundlink Mini IIの詳細なレビュー記事はこちらをご覧ください。
SONY SRS-X33の詳細なレビュー記事はこちらをご覧ください。

まずはBOSEから。
DSC09739_800x600.jpg
Soundlink Miniは2つのメインドライバと2つのパッシブラジエータを備えた4ドライバ構成です。これはアクティブサブウーハを備えた5ドライバ構成のROAR君よりもシンプルですし、サイズも一回りコンパクトです。
下はF特です。
BoseMini.jpg
ROAR君とほぼ同等というか、少し低周波側に伸びていますね。スペック的に55Hz/-10dBといった感じでしょうか。こんなに小さいのに立派です。
ボリュームに応じてF特を変化させている事が分かります。小音量時はラウドネス補正を効かせてドンシャリ気味にしているようですね。また、大音量時は90Hz以下にリミッタをかけていると思われます(おそらくドライバ保護のために)。DSPを使えば、このような補正を自由自在に適用できます。ちょっとエフェクト効かせ過ぎとチャウ?という気もしますが、聞いた事がないので分かりません。また、よく頑張っているとは言っても不足気味の低音とバランスさせるために、8kHz以上の高域は敢えて落としているように見えます(40万Hzの法則に従うと、下限が60Hzなら上限は約7kHz)。これって、実は重要なんですよ。西洋文化圏のメーカとしてBoseはそのへんヨク分かっているのかな。

お次はSONYのSRS-X33です。
y_SRS-X33_03structure.jpg
こちらもSoundlink Miniと同じ4ドライバ構成です。Roar君て結構贅沢な仕様だったのね。
下がF特です。
measurement-all.png
下限周波数はSoundlink Miniとほとんど同等。これも素晴らしい。なんかRoar君負けてるやん。
こちらも小音量時のラウドネス補正(こちらは低域のみ)と大音量時のリミッタを適用しているようですが、Boseよりは随分マイルドですね。また、高域のレスポンスが真っ直ぐに伸びているのがBoseとは対象的です。典型的な日本人チューニングでしょうか。ハイレジョのソニーとしては、落とすわけにユキマセヌか??
Boseはどっしりとして低重心、SONYは腰高なバランスと言えるかも知れません。

このような小型SPではバスレフではなくパッシブラジエータ(昔はドロンコーンと言った)が使われる事が多いようです。バスレフの場合、容積が小さいと共鳴周波数を十分に下げるには極端に管が長くなったり細くなったりするからでしょう。パッシブラジエータの場合は、主に振動板重量で共鳴周波数を調整できます。どちらの方式も位相の変化量は同じなのですが、私はパッシブ方式の方が好きかも知れません。私がどうしても受け入れる事ができなかったバスレフ臭さをRoar君では全然感じないからです。バスレフの場合、管から内部の音が漏れたり、風切り音がしたり、管自体の共鳴音が出たりしますが、パッシブラジエータ方式ではそれらは発生しませんからね。

なんで普通サイズのスピカでパッシブラジエータが普及しなかったんだろ??バスレフばっかしですからね。まぁ、筒ッポだけならコストはかかりませんが、何ヂュウマンエンもするツイキュとやらをする立派なヤツならさぁ。。。。と思うのだが。。

これらのBluetoothスピカのように60Hzくらいまで再生できれば、十分に音楽を楽しめるのですが、イヤフォンとZAP君に慣れた私の耳には、どうしても低音不足に感じてしまいます。バスレフにしろパッシブ方式にしろ、共鳴を使う低音増強方式では下限周波数(共鳴周波数)以下でレスポンスが急激に減衰するため、それより低い音はほとんど(というか全く)聞こえなくなります(そして波形もデタラメ)。私の経験では、なだらかに減衰する密閉型であれば、フラットなF特は60Hzまで維持できていれば許容できます。やはり、小径フルレンジ+密閉型アクティブウーハが私にはベストであるように思えます。

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2016年10月30日 (日) | Edit |
WaveGeneおよびWaveSpectraという簡易なフリーソフトとPCの内蔵マイクを使ってF特を計測する事ができました。やればできるのね。。
そこで早速、普段聴いている条件で簡単にF特を測定してみました。ROAR君本体のボリュームは最大、PC再生ボリュームは普段のレベル(18%程度)、リスニング距離は約60cmです。

Ftoku
赤がROAR君だけ、青がROAR君+SUBmini君です。

ROAR君はエフェクト機能満載なのですが、私は全てのエフェクトをOFFにしています。ただし、部屋の定在波の影響を抑えるため、DACが内蔵するデジタルグライコで125Hzバンドを-6dBにしています。

ご覧のように、ROAR単体で70Hzまでほぼフラットな特性が得られます。パッシブラジエータ方式では、バスレフと同様に共鳴周波数より下でレスポンスは急激に減衰します。スペック的には65Hz/-10dBといったところでしょうか。

サブウーハはアドオン方式で追加しています。クロスオーバーは最低(カタログ値では60Hz)に設定し、ボリュームは1/2程度です。位相は標準(180°)に設定しました。サブウーハは密閉型であるため、レスポンスはなだらかに減衰します。これが密閉型の良いトコロです。スペック的には35Hz/-10dBといったところでしょうか。今回初めて計測してみましたが、なかなか良いですね。大型床置きスピーカ並かそれ以上と言えましょう。ただし、再生音量は大幅に制限されます。ニアフィールドだからこそ成せる業です。

なお、サブウーハをアドオンするためにBluetooth接続は使えません。USB DACからのアナログ出力をサブウーハとRoarのLine INに接続しています。DACにはSoundBlaster X-FI SURROUND 5.1 PRO (こちら)を使っています。

以上が、私が実家で2年ほど使っている、簡単でミニマムなデスクトップシステムです。計測せずに適当にセッティングしていましたが、結構まともな特性が得られている事が分かりました。もちろん、高品位なMarkAudioドライバを使ったZAP君と直接聞き比べれば、色々と気になるトコロはあるのでしょうが、これダケを聴いていれば特に問題を感じませんし、長時間聴いても特に違和感も覚えません。十分にヨク「音楽」が楽しめています。不毛なヒカク地獄に陥る事だけは極力避けたいものです。

現在、各社から様々なBluetoothスピーカが販売されています。それらの中には、ROAR君のように強化された低音再生能力を備えた製品もあります。今後、家庭用オーディオ スピーカは、このタイプが主流となるでしょう。メインはヘッドフォン。BGM的にお気軽に聴きたい時やミンナで聴きたい時はスピーカ。。というスタイルでしょうか。次回は、私が注目するBluetoothスピーカを何機種か取り上げてみたいと思います。

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2016年10月30日 (日) | Edit |
実家ではF特を計測できないので、正弦波信号を再生してPC内蔵マイクで波形を観察してみました。内蔵マイクというのは、ラップトップPCのディスプレイの上に付いている小さい穴のやつです。その結果、Roarは70Hzまでほぼフラットに再生できる事が分かりました。これは標準的な10cmウーハ付きのバスレフ型ブックシェルフと同等です。その代表としてFOSTEX GX100の特性図を示します。

FOSTEX GX100のF特
GX100
GX100

Roar君は小さいなりに大変頑張っていると言えるでしょう。もちろん、最大音量は通常のブックシェルフ型に比べて大幅に制限されますが、50~60cmのニアフィールドで聴くには全く十分です。ブックシェルフを2個も机の上に置いたら邪魔で仕方ありませんからね。

でもね。。。40HzフラットのZAP君を聴き慣れた私には低音の重みが物足りなく感じる場合があります。そこで、FOSTEX PM-SUBminiという13cmサブウーハを追加しました。密閉型である事と、幅がRoar君とほぼ同じ(2mm違い)という点が選んだ理由です。安価ですし。。
PM-SUBmini2_620x394.jpg
FOSTEX PM-SUBmini (製品ページはこちら)

次回は計測データ(波形)も紹介しますね。

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2016年10月29日 (土) | Edit |
ご無沙汰してます。

約2年前から、年老いた両親の面倒を見るために、大阪の実家に滞在しています。妻と息子が住む東京の自宅には2ヶ月に1回程度帰るという、長期単身赴任のような状態です。実家でも、あいかわらず音楽を聞きながら仕事をしていますが、ZAP君は自宅に置いたままなので、こちらでは市販品を組み合わせた簡単お手軽なデスクトップ システムを使っています。お手軽といっても、私の事ですから、ちょっと一工夫していますよ。

使っているのはSoundBlaster Roarという非常にコンパクトな一体型Bluetoothスピーカです。
製品サイトはこちら
Roar
中/高域用の小径フルレンジドライバとサブウーハによるバイアンプ式2.1ch構成ですが、筐体の左右側面にパッシブラジエータを備え、サイズに見合わぬ強力な低音再生能力を有しています。この小さなパッケージに合計5個もドライバを内蔵したCreative社渾身の力作と言えましょう。

幅202mmの単行本サイズでありながら65Hzくらいまで低音をしっかりと再生してくれるため、ニアフィールドであれば十分に音楽が楽しめます。これは概ね標準的な10cmウーハー付きの2wayバスレフ型ブックシェルフと同等の下限周波数です。

僕は、これをZAPと同様にPCのディスプレイ上方(実家ではラップトップPCを使用)の真正面に設置し、50~60cmの距離で聴いています。

いわゆる「オンシツ」ですが、マニヤのようにコマケー事を気にしない僕には、音楽を楽しむに必要にして十分なクオリティを備えているように思えます。左右SPの距離が近いので、当然ステレオ感は希薄ですが、ステレオによる似非オンヂョーを嫌う僕にはかえって好都合です。

ジャズのピチカートベースも非常に聴き取りやすく、最初はこれで十分やん!と思っていたのですが、楽曲によっては低音の重みが物足りなく感じる事があるため、FOSTEX製の小さな密閉型サブウーハを追加しました。

次回に続く。。。。

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