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2013年01月31日 (木) | Edit |
7~8年酷使したPCがいろいろと問題を生じるようになったため、新しいPCを自作しました。お仕事を絶対に中断させないよう、同じタワー型ケースを2つ持っていて、中身を交互にアップグレードしながら使っています。片方は緊急時のスペアとしていつでも使える状態で保管しておきます。

今回OSをWin XP ProからWin 7 Pro (64ビット)に変えたのですが、心配していたFrieveAudioは無事に動作してくれました(FrieveAudioの公式サイトでは必要動作環境がWin XPになっている)。その他、サウンドブラスタDACのドライバはメーカサイトから64ビット用をダウンロードできましたし、ASIO4ALLも無事作動。WaveGene(波形生成ソフト)とExactAudioCopy(CDのリッピング用)も最新版をダウンロードして難なく作動しました。特にWaveGeneは今まで使っていた旧バージョンからかなり改良されているようです。

しかし、HandyOscillo (オシロスコープ ソフト)はWin XPまでしかサポートしておらず、残念ながら全く動作しません。Dayton製計測セットの同梱ソフトウェアにはオシロ機能も当然含まれているでしょうから、それまで待つしかありませんね。

さて、今回はOSをWin XP Pro 32ビットからWin 7 Pro 64ビットに、CPUを2コア(Core 2)から4コア(Core i5)に、ハードディスク(256GBx2、RAID)をSSD(240GB、Intel製)に、メモリを2GBから8GBにアップグレードする事により、性能の向上を劇的に体感できました。Win7とSSDのおかげで起動もあっという間です。

今回、メモリの低価格化が進んでいる事にも驚かされました。予算的に容量をちょっと我慢するという必要はもうアリマセン。その他、静音型の高級電源ユニット、コレダケで済むナンデモ付きのマザーボード(Asus製、Intelチップセット)、DVDドライブを含めて今回のハードウエア総額は80K YENそこそこ(PC Depoの通販を利用)。電子技術分野の進歩はすさまじいですね。ソレニヒキカエ。。。。ナンジューネンもグルグル。。。

FrieveAudioを最大の5倍アップサンプリング/96kHz出力に設定し、CPU負荷の最も高いCタイプHSC(超高域ノイズ付加)を作動させてもCPU使用率は数%しかありません。以前の動作が重くなっていたPCでは5倍アップサンプリングすると負荷の最も低いAタイプHSCでも音が途切れて使えませんでした。すばらしい。。

ということで、
FrieveAudioはWin7の64ビットモードでも問題なく動いてくれました!
というお話でした。あ、でもね、マイクがだめなので、音場計測/補正の最終的な結果までは確認していません。計測機能自体は動作します。

しかし、FrieveAudioってのはよくできていると思います。非力なAtomプロセッサでもHSC等のオマケ的機能を除けば十分実用的に使えますし、このようにOSが進化しても、2007年から全く更新されていないバージョンがそのまま動いてくれます。基本が良くできているのでしょうね。作者は本当に優秀な方だと思います。ちなみにAtom搭載音楽用PCだとサウンドブラスタの高機能DACが重荷なので、最近使っていません。お役ご免ですね。ご苦労様でした。

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2013年01月30日 (水) | Edit |
前の記事からの続きです。

僕のLEANAUDIOでの実体験に基づくならば、装置の基本的物理特性が整えば確実に「音楽」は聴きやすくなります。例えば、フルトベングラさんのベトベン交響曲等、録音が古い盤では、僕も真空管アンプを使って多少マイルドにして聴いたりもしていたのですが、必ずどこか聴き辛くあるいはモドカシク感じる事もあり、結局今では殆どの場合Icon AMPで聴くようになりました。真空管アンプに限らず、再生クオリティを落とす方向の事(コノミの問題の事)をやると、その時は感じが良くなったように聞こえる場合もある反面、必ずナニカを失います。つまり、どのようにしようが録音されている以上のクオリティにはなるはずもなく、ナイモンハナイのよ。。という事でしょう。

結局はコノミの問題であり、コノミは体調や気分や環境条件等によって、ある幅で必ず変動します。同様に、人それぞれ「音楽」の好みにも一定の幅があり、その幅の中でその時々に聴きたい曲やシックリとくる曲が変わります。それらのコノミは短い周期(1日の中での変化)や長い周期(数ヶ月とか数年周期の変化)で様々に変動します。僕の場合、例えば、やたらベトベンばかり聴いた月もあれば、数ヶ月間殆ど聴かなかったりもします。

マニア達はよくエージングの効果を強調しますが、コノミや気分や環境条件の変動による影響が殆どではないかという気もしないではありません。ソンナコンナで、フラフラうつろうコノミや気分の変動幅に埋もれるような、しかも多分にプラセボ効果に埋もれてしまいそうな、コマケー装置のオトの違いを追いかけまわしてもキリがなく、また、そのような再生クオリティに直接関係のない(あるいは相反さえする)微妙なオトの個性の差違は音楽を聴く上で全く大して重要とは思えません。オヂオ自体に趣味性を求めないのであれば、必要十分な基本的物理特性をシッカリと備えた真面目な装置で再生してやるのが最良であろうというのが僕の結論です。

僕の経験だと、グルッと回って必ずソコ(結局一番地味なトコロ、基本的物理特性が整ったトコロ、つまりコノミの問題が希薄なトコロ)に戻ってきます。僕も3周くらいしたかな。この間も真空管の音が凄く良く聞こえた時があって、ZAP用にTU-870を1台追加購入しましたが、結局今は殆ど使っていません。また無駄使い。物増えた。クソ。

ライブでは多少PAや音響が悪かろうが何だろうが、素直に受け入れて楽しみますよね。座席によって聞こえ方も随分違いますが、気にしたってしようがありません。そんなもんイチイチ気にするよりも、とにかく楽しまなくっちゃ。それに、ライブでは必ずしもその時に体調や気分が絶好調またはピッタリだとは限りません。余談になりますが、僕が記憶している中で最高のライブ体験は、大学生時代に39°の熱でクラクラしながら(だって、チケット代がもったいないもん)聴いた山下洋輔トリオのライブかな。しかも会場は大阪市立大(あれ、府立だっけ?中百舌鳥にあるヤツ)の体育館で音響は良くないしやたら寒かった。しかし、理性が高熱のせいで後退したのでしょうかね。いつになく感覚が研ぎ澄まされ、素晴らしく深く楽しめました(下痢気味で冷や汗ものでしたが)。。。

ライブというのは、こういうハプニングが楽しいですね(その時は大変でしたが。。。)。一方、再生音楽は好きな時に好きな曲を選んで聴けるという自由度が圧倒的に高いわけですから、その時々の気分に合ったその時自分が最も聴きたいと思う曲を選べば良いわけです。アッタリマエですが。。

装置の音の微妙な個性の違いよりも、個々の音楽作品が持つ(録音条件を含む)個性の違いの幅の方がそれはもうヒャクオクマンバイ圧倒的に大きいわけですし、そちらの個性の方がソーチの個性などよりもソレハソレハもう言うまでも無くセンオクマンバイ圧倒的に重要なわけです。再生音楽だって極論を言えばライブと同じで、結局は録音によって全てが決まるのですから、やたらコマケー事をナイモノネダリをしたってしようがありません。重要なのはソコではありませんしね。結局のところ、変換装置として物理特性的にキチント真面目に再生し、詮ない事にアレヤコレヤ囚われずに素直に「肝心のトコロ」を楽しむのがナニよりです。。。ライブと同じ事です。繰り返しますが、重要なのはソコ(コノミの問題領域)では無いという事です。

それに、超一流どころの作品であれば、キチンと再生すれば大概は最良の状態で楽しめるように作られているように僕には思えます。その道のその時代の超一流プロフェッショナル達が調整してくれてはるのですからね。その状態をまずシッカリと素直に聴いてみる事をしないで、音楽のドシロートがオンガクセーたらオンガクカノジョーカンたらカンセーたらを勝手放題に振り回して最初っからコノミの問題をツイキューとやらすると、それはもう際限なくグルグルになる可能性は大きいでしょう。だってなんらかの基準を持たなければ「ナニをドノ方向にドノ程度」というのを把握できません。コノミや気分や環境条件が変動する中で、ブツリトクセーはジューヨーデハナイとばかりに、ブラインドテストハイミガナイとばかりに、プラセボにまみれて確たる基準を持たぬ相対的/主観的比較を繰り返すと、グルッと一周してそのうち元に戻っても分からないという富士の樹海を彷徨う羽目に陥るのは当然です。GPSを持たずに富士の樹海に入るのは自殺行為でしょう。技術が素晴らしく発達した現代において、山行にGPS携行はアタリマエです。オヂオだってリスニング位置の計測くらいアッタリマエでしょアッタリマエ。今時ツイキューとやらするならさ。。。

一方「オヂオ趣味とはソーユーモノなのだ!手段を目的とするのが趣味なのだ!」と全く居直るオヂオ趣味ヒヨロンカもおるわけですが、であれば、何もそこに「オンガクセー(音楽性?)」たら「オンガクカノジョーカン(音楽家の情感?)」たらをやたらエラソーに持ち出さず(一般に対してそれがさもジョートーで偉いオンガクの聴き方であるかのようなフリをせず)、「ブツリトクセーハジューヨーデハナイ」などと一般に対して声高に叫ばず(そりゃアンタにとってはジューヨーではないというだけでしょ)、数寄と心得て「音楽作品を正しく再生して鑑賞するというよりは、自分のコノミのオト(ヨイオト?)をツイキューする趣味なんです。万人にお勧めできるような音楽の聴き方では到底ありませんし、特にこれから音楽に親しみ始める青少年少女(お坊ちゃまお嬢ちゃま方)は、オヂサン達のような音楽の聴き方をしちゃーイケマセンよ。お金もかかりますしね。とんだお大尽の道楽ですが、数寄モンにはたまらなく楽しいのですよ。そんなですから、ブラインドテストやブツリトクセーは大嫌いなんです。」と、立ち位置を明らかにすべきでしょう。ソレハソレコレハコレを明らかにしないがために、業界もろとも多くのヒトがおかしな事態(魔境)に巻き込まれているように思えてなりません。僕だって随分混乱させられましたよ。

追記
僕がMarkAudio Alpairシリーズを好むのも、表層的な音のアヂがドーノコーノ以前に、振動板の機械的運動性(音響現象になる以前の根幹的重要部分)をマークさんに言わせれば「F-1エンジンのように」徹底的に追究するという非常に真っ当で真正直で根幹を見据えた技術的アプローチによるところが大きいような気がします。一言で言えば、大元の物理特性が非常に整っているという事です。

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2013年01月28日 (月) | Edit |
周波数特性や歪みは音楽再生において全く基本的で非常に重要なのですが、例えばアンプのカタログに記載されているような歪み率レーテン何%とか、周波数特性が100kHzまでフラットだとかは、実用的レベルにおいて果たしてどれほど意味があるのか疑問です。一部に見られる物理特性軽視(蔑視、嫌悪、拒絶反応、恐れとすら見える)の風潮は、技術的発展期の過剰なスペック競争の反動なのかもしれません。これは自動車業界でも同じでした。しかし、日本のモータリゼーションは、黎明期が終わって業界全体が技術的に成熟し、作る側および使う側の意識レベルも随分成熟したように思えます。さて今のオヂオ業界は何十年も前から本当の意味で成熟しているのでしょうか?同じトコロをグルグル回っているだけではないでしょうか?それどころか衰退あるいは後退してはいないでしょうか???

僕が言う物理特性とは、リスニング位置に届く実際の音響波の、主には低音領域における、例えば下記のような極めて基本的な再生品質の事です。
1)出力が十分に低い周波数までフラットに伸びているか?
(これは音楽家が出した低い音が聞こえるか聞こえないかというウルトラ級の基本です)
2)部屋の定在波によって特定周波数の音が出過ぎたり出なかったりしていないか?
3)低音の過渡挙動(立ち上がりの遅れや立ち下がりの収束性とか、つまり時間ドメイン的特性)が十分に良好か?
4)音楽を十分な音量で再生した時に、低周波の波形が感知可能なレベルで歪まないか?
5)特定周波数で感知可能な付帯音(箱定在波、ポート共振等)が生じていないか?

これらはドシロートが机の上で安物のマイクロフォンと単純な正弦波信号を使って簡単に観測できます。そして、これらが十分に正しく再生できていないと、別にショージンとやらして耳を鍛えなくとも、シューチューとやらしなくても、媒体を「表層的な音現象」ではなく「音を媒体とする表現あるいはコミュニケーション」として聴こうとすると、明らかに聴きにくさや違和感や不快感を覚えます。要は、落語家のCDを聞いた時に、あるいはNHK FMのニュースを聞いた時に、一部で落語家やアナウンサが何を言ったのか良く聞こえなくてイラッとするのと同じです。落語家やアナウンサを自分のコノミの美声にしたり、オクチのオーキサが見えたり、アタカモメノマエニイルような臨場感がしたりとかは重要ではないですよね。
なお、最近やっている実験君シリーズは、ネタも尽きたし、今まで開発屋の習性としてテットリバヤク音楽を良く聴ける装置を作る事を最優先にしたために、謎のまま放っておいたよく理解できていない現象を明らかにしたいという知的興味からやっている事であり、あまり実用的意味はありません。ナニカ新しいアイデアが生まれるかもしれませんが。。

単純な正弦波信号を使って評価する事が多いわけですが「オンガクは単純な正弦波ではナイ」と来るのも彼らの典型的反応です。しかし、現象としては極めて低速となる(時間的に長くなる)低周波領域において、最も単純な正弦波信号の大小関係(F特)や時間的関係(時間ドメイン)すらマトモにリスナーの耳に届けられないというのは大きな問題です。低音再生は(特に一般家庭用の小型スピーカにおいて)音楽再生に残された最も困難で、最も重要な課題であると言って良いでしょう。ズシッと重くてビシッと速いアッタリマエの低音をリスナに伝える事。。。何故それを放ったらかしにするか?

ジッタだデンセンだデンゲンだとコマケー事をアーダコーダしたり可聴帯域を超えるハイレゾとか超音波再生がドーダコーダと言う前に(こういうのこそスペック的ブツリトクセーというやつチャウノンかな?)、オンジョーが広がるとか広がらないとかオクチがオーキイとかチーサイとか気にする以前に、ナンチャラカンだカンチャラカンだと表層的オンシツのコノミの問題をツイキューとやらする以前に、100dBの大爆音再生能力がドシタコシタと言う前に、業界のクロートさん達はこのような実用的音楽再生上の極めて重要でウルトラ超基本的ブツリトクセーを何十年もの間放ったらかしにしたらアカンでしょ?音楽重要帯域の下限近くまで(少なくとも50Hzまで、望むらくは40Hzまで)、誰もが、実際のリスニング位置で、簡単に、生活空間を乱さぬ小さな装置で、十分なクオリティでズシッとビシッと再生できる装置を、誰でも買える価格で世の中に提供せんとアカンでしょ?チャイマスカ?

マニアは何かに付け「オンガクがツマラクナル」と言います。しかし、僕に言わせれば彼らの音楽の聴き方は極めて特殊です。僕が思うに、彼らが「オンガクを楽しむ」という時、それは「オーディオ装置から出てくるオンガクを楽しむ」「媒体を再生した時にオーディオ装置から出てくる音や装置の音の個性を楽しむ」という意味であるように思えます。このような態度は、何度か紹介した論文の抄録にある「音楽家の多くは高精度のハイファイ音を楽しむのではなく、音楽の本質を聴く。したがって、彼等は名演奏であれば、SPから再生されたCDでも満足して聴いていることが多い。」(参考記事: 音楽演奏現場における楽音の実態と音楽家のオーディオに対する感覚について)と180°の対極をを成すように僕には見えます。「音楽の本質」と言うとナンダカ難しそうですが、上で書いた落語やニュースの例え話にある意味通じるかもしれません。あるいは「装置から出てくる音楽」ではなく「装置をインターフェイスにして媒体の中の音楽」を聴くという事かもしれません。ある一面として疑似体験的効果を殆ど求めないと言えるかもしれません。僕を含む僕の周囲のオヂオには全く興味のない普通に素直に音楽を日常的に愛聴している人々の聴き方は、前者(オヂオマニア)よりも遙かに後者(音楽家)に近いでしょう。スッテレオ感なんか未だかつて意識に登った事すらナイネーとか、ヘッドフォンで音がゼンポーニテーイしないのがドナイヤチューネンというヒトが殆どです。

趣味的に強く偏向したマニアではなく、そのように普通に音楽を聴く人々により高いクオリティで音楽を伝達する真面目なオーディオ装置を適正な価格で作らんとアカンでしょ?それがオーディオ業界で最も重視されるべき課題でしょ?クロートさんであるべきヂャーナリスト達がマニア達と一緒に(あるいは先頭切って率先すらして)魔境でグルグル遊んでばかりヂャ困るでしょう。日本のオヂオ評論に多大な影響を残したと言われる五味さんは評論家ではありません。ジャーナリストでは断じてありません。あくまでも一個人として数寄を追究した純粋の趣味人であり、彼自身「音楽とは本来このように聴くものではない」的な事をどこかに書いていたように記憶します。マニア的な部分をその特異な一部として捉え、オーディオの全体と本来担うべき役割を広く見据えた、本当の意味のオーディオ評論家あるいはジャーナリスト(高価な装置をシチョーしてポエムを書くだけではないヒト)が居たのかどうか?それとも居たのだが、商売の邪魔と疎まれてきたのでしょうかね?

何度でも言いますが、音楽媒体はオヂオマニアのために作られているわけではなく、オーディオ技術はオヂオマニアのためにあるのではありません。本来アルベキニシテアルモノに対して特殊な愛着を持ち特殊な関わり方をするのがマニアです。最もわかりやすい例は鉄道マニアでしょう。

なんだかブツリトクセーからハナシが広がってしまいました。スミマセン。。。

次回はコノミの問題について書く予定です。

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2013年01月27日 (日) | Edit |
プチ実験君シリーズ、今回はFrieveAudioの補正効果を再度確認してみました。マイク断線の症状がますます悪化しているので、DAYTON計測システムの入荷が待ち遠しい。。。

今回使った信号波形です。
gene2.jpg
200Hzと600Hz(3次)の合成波にパルスを追加しました。

ソース波形とDACアナログ出力波形の比較です。
Signal DAC
グレーがソース、黄がDAC出力。以前の記事に書いたように、DACのアナログ出力でも少し位相が変化(高周波が遅れる傾向)するため、DAC出力で既に波形が変形しています(3次成分が少し遅れている)。

パルス位置で揃えたスピーカからの音響出力波形です。ZAP Alpair6を使って、いつものリスニング位置で計測しました。
Frieve 3次d
赤が補正OFF、水色がF特補正ON/位相補正OFF、緑がF特補正ON/位相補正ONです。音響波形では逆に3次成分が進んでいるように見えますね。でも、アレ?位相補正が180°分足りていません。。。

ところがパルスを見ると、他の波形ではパルスが上向きなのに、緑だけ下向きです。極性が反転しているようです。そこでON/ON(緑)の波形を上下反転してみました。
Frieve3次
すると位相補正は正しく働いているように見えます。そういえば、以前もFrieveAudioの出力は反転して見ていました。どうもこのへんの極性はヤヤコシイ。。。3次との合成波だと上下が対称形になってヤヤコシイので、下図のように2次を合成してみました。これだと波形は上下対称にはなりません。
gene3.jpg
スピーカ音響波形です。
Frieve 2次
黄がDAC出力、赤が補正OFF/OFF、緑が補正ON/ONの極性反転波形です。

パルス入り信号音だと、耳で聞いても補正のON/OFFで音が少し変わるような気がしました。でも、実際の音楽再生の場合、僕には位相補正の効果を特に感じる事はできません。また、以前の記事でも書いたように、マイクロフォンからの変換/逆変換過程を考えると、電流駆動方式と同様に、このような位相の補正が(聴感上の変化が有るにしても無いにしても)理論的に筋の通った事なのかどうか、ちょっと考えて見る必要があるような気もします。でも、せっかくだから普段は補正ON/ONで聞いていますけどね。

いよいよマイクロフォンが駄目かもしれません。次回はバイノラルマイクを使ってヘッドフォンでプチ実験君してみようかと思います。オッタノシミニ!

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2013年01月25日 (金) | Edit |
ZAP君はイヂル所がないのでネタがありません。
そこで断線しかけのマイクを誤魔化しながら使ってちょっとだけ実験君しました。

以前の記事で、マイクとスピーカ間の距離を変えるとスピーカの3次歪みを多く含んだ再生波形が変化する事を書きました。とすると、距離によってマイクで観測される位相が変化する可能性があります。そこでマイクとスピーカの距離を3cmと70cmにして位相を調べてみました。信号波形はいつものパルス入り正弦波です。

スピーカはAlpair6、マイクの距離は黒が3cm、赤が70cmです。デスクの反射の影響を避けるために、スピーカはデスク前端に置いています。
40遠近80遠近
左が40Hz、右が80Hzです。40Hzはボリュームを上げたので大きく歪んでいます。どちらの周波数もパルス位置は殆ど変化していません。

160遠近320遠近
左が160Hz、右が320Hzです。320Hzのパルス位置は殆ど変化しませんが、160Hzでは70Hzの方が位相が少し遅れています。

以上のように何故か160Hzだけ位相(パルス位置)が変化しますが、他の周波数では殆ど変化しません。あまり計測距離に神経質になる必要はなさそうです。

以下オマケです。

下図のように3次成分を含む信号を生成して再生波形を観測してみました。
gene.jpg

下は計算で求めた信号の微分波形と積分波形です。
微積分
青が信号、赤が信号の微分、緑が信号の積分です。電圧駆動によってコイルに流れる電流の波形は、電圧波形(信号波形)を積分した波形(90°遅れ)になります。これは振動板の加速度波形に対応します。

以下がスピーカの音響波形です。マイクの距離は黒が3cm、赤が70cm。
200Hz+600Hzの波形
200Hz 3次
音響波形は信号(電圧)の積分波形(電流波形=振動板加速度)に似ていますが、微分的な成分も含まれているように見えます。

400Hz+1200Hzの波形
400Hz 3次
微分波形に似てきました。どういう事なんでしょうか。

アンプのボリュームを変えても傾向は変わりません。いろいろやってみましたが、周波数によって傾向が結構異なり、規則性も今ひとつ掴み切れません。部屋の影響も十分に考えられます。無響室が欲しいですね。という事で結論らしい結論はアリマセン。感想としては、100Hzよりそこそこ高い周波数では位相が回転しても時間的には全く大した事ないですし、今回の計測結果に見るように波形は条件(周波数、距離または部屋内の位置)によって様々に変化するようです。さらに、2つのスピーカでステレオ再生すると、互いの干渉によってちょっとした位置の違いでも波形はもっと変化するでしょう。コマケー事を気にしてもしょうがないかな?という事でしょうかね。。。マルチウェイで各ユニットの前後位置関係を気にしたりしますが、果たして意味があるのか??疑問です。デンセンの違いと、ちょっとしたリスニング位置の違い。。ドッチの方が影響が大きいのでしょうか??これも疑問です。

いやぁ、音響って、ホンットにヨクワカリマセンネ。。。

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