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2011年02月11日 (金) | Edit |
気が付いたらブログ開設(2009年2月5)から2周年を過ぎていました。この2年間「音楽の聴きやすさ」を求めてアレコレとイヂッテきたわけですが、デスクトップ システムとしてはAlpair6 M + FrieveAudioの30Hzフラット馬鹿ブースト(アンプはIcon AMP)で行き着いた感があります。あとは箱の補強(または新作)と超ニアフィールド用スタンドの導入くらいですね。今の箱は実験用にアチコチ穴が空いており、エアコン用の充填パテを詰め込んで塞いでいるので、綺麗にお化粧してやりたいと思いつつ、例のジルコンサンドを大量に使って全く新しい工法で箱を新作してみるかなぁとも思案中です。

馬鹿ブーストすると当然ですが振動板は低周波数で大きく動きながら高域音も発生せねばならないため、高域の音質では不利になると思うのですが、音楽の全体的な聞こえ方を重視する僕には全く問題を感じません。バイアンプ駆動の13cmウーハーを100Hz以下だけで駆動させる新システムも悪くはないのですが、どうしても「自然さ」では馬鹿ブーに一歩及びません。いわゆる微細な「音質」の違いではなく、全体的/総合的な「音楽の聴きやすさ」「自然な聞こえ方」「違和感のなさ」という点で、馬鹿ブーストの方へ無意識に手が伸びるという感じです。言い換えれば、細かい「音質」ではなく総合的な「音楽再生クオリティ」に優れているという事です。

こと「音楽を鑑賞する」という目的において、コンポのスピーカーを破壊してオーヂオイヂリに手を染めた当初に望んでいた「音楽再生クオリティ」にほぼ到達したのではないかと思います。これは、小径フルレンジ一本で反転ポートも使用せずに耳元に30Hzまでフラットなレスポンスを位相遅れなく届ける事によって実現できたという事になります。

もう以前のように「違和感」や「フラストレーション」を覚える事もなくなりましたし、これ以上の「音質?」を望む気も毛頭ありません(箱の鳴りだけはもう少し抑えてみようとは思う)。オーヂオイヂリを始めた頃は一時期「音質」ばかりがが気になって閉口しましたが、今は全く「音質」を気にせずに「音楽」を楽しめます。僕の望む「音楽を再生するための実用的道具」として満足できるレベルに達したと言うことだと思います。

このシステムのコストは、Alpair6 M: 17K、SPボックス(自作): 約3K、Icon AMP: 27K、FrieAudio: 3.2K、DAC: 12K相当ですからPC抜きで約6万5千円くらい、ONKYOのPC(DAC内蔵、約50K)を入れて約10万円になります。これでも以外とお金がかかっているなぁ。。というのが実感です。このレベル(一般向けは50Hzフラット、30Hz/-9dB でよいと思う)のシステムがPC抜きで5万円以下で出回るようになると良いなぁ。。と思いますね。

これとは別にベッドサイド用として、またミニマムな音楽再生装置のスタディとして作製したケロにも大いに満足しています。こちらはiPod Classic(非圧縮)+ i-Trans(エレキットの昇圧トランス) + TU870改 という組み合わせで使用しています。AURAの1"ドライバのおかげか、あるいはデスクトップの反射を受けないせいか、はたまた箱の制振を徹底したおかげか、音の「明瞭さ」ではこちらの方が上かもしれません。ほんとに「よく」聞こえます。また、サブウーハーが8cmと小径であるためか、あるいは3つのSPが近接しているためか、帯域分割の不自然さも感じません。「音楽聴くだけならケロで十分」と言うに十分以上の「音楽再生クオリティ」を備えていると思います。コスト的には上記システムとほぼ同等になるかと思います。

今までにも再三申しましたが、装置の変更による「音質」の微細な変化を敢えて聞き分けたりする事や、ソースに含まれない響きや音場感やナントカ感を創出したりする事にはさして興味のない「本当に好きな音楽をよりよく聴きたいだけ」のリスナーのために(参考記事)、製造者として本来最も注力すべき「リーズナブルな価格の真っ当な音楽再生装置」の根本的な音楽再生性能の改善に努めないと、オーディオ業界はますますニッチになるでしょう。マニアは別にそれで良いのでしょうが、世の中にとって、あるいは民生向け工業製品として、あるいは技術者的観点から、それは決して健全な事とは言えないというのがハチマルの考えです。なぜならば、より多くの人がより安価により手軽によりクオリティの高い音楽再生を楽しめるようにできる極めて容易に実現可能な技術的余地が明らかにそこに存在するからです。これを無視するのは製造者の怠慢としか言いようがありません。オーディオ装置とは何もそれ自体を趣味とするニッチなマニア達のためだけにあるのでは無いという事をもう一度真剣に考えてみてはどうかと思うのだが。

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テーマ:オーディオ
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