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2013年02月26日 (火) | Edit |
iTuneライブラリがやっと完成しました!

結局全てAppleロスレスで圧縮しました。WAVに比べてサイズが約1/2+α程度に縮小されるため、iPodクラシック(実質140数GB)に全コレクションを納める事が出来ました。将来64GB程度のメモリ式iPodを使う場合は、同期の時に圧縮できます。

今回は我が家のアチコチに散在していたCDコレクションをかき集めて再チェックし、何枚かは追加でリッピングしました。コルトレーンのライブ盤が1枚見つかったのが何よりの収穫。あとはスティング、U2、トーキングヘッズ等ジャコの死後JAZZがあまりにツマラナイので80年代後半から90年代前半にかけてよく聴いたロック系のCDも一応追加しておきました。ジミさんを聴き始めたのもその頃です。

ビトルズを聴き始めたのが15才頃ですから、もうすぐ40年。ジャズを主に聴いてきましたが、大学時代の片っ端に聴いたテープコレクションからCDへの変換期に好みのアーチストさんが大幅に絞り込まれました。その後も引っ越しのたびにツマラナイCDを何度か捨てたりもしました(ジャケとかケースがボロボロなので売る事ができない)。そんなこんなで僕のCDコレクションは現在下図のような状態です。一部ツタヤさんでレンタルしたのもありますし、もう捨てよかな?と思ったツマラナイのも残っています。
itune1_20130226040732.jpg
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なんだか嬉しいアートワーク。。
下の方は数少ないクラシックのCDです。その中でもベトベンのチェロソナタとバッハの無伴奏チェロ組曲が多くを占めています。その他ブラームスとかチャイコフスキーとかなんだかんだ定番物は持っているのですが(モーツアルトが一枚も無いのには驚く)、クラシックはタグのデータベース化が面倒クサイので止めました。まず聴かないと思います。
そして最後尾にベトベンのお顔がずらっと並びます。ベトベン全集を除くと269枚/10.4日/76.59GB(Appleロスレス)でした。ベトベン全集を含めた全容量は約90GBです。

以下、主立ったアーチストさん(ジャズ・ロック)をアルファベット順に挙げてみます(カッコ内はCD枚数)。

ビートルズ(8):全ての始まり、リボルバ~白が好き
ビル・エバンス(1):Walts for..がやたら人気なので買ってみた、普通のジャズ
ビリー・ハーパー(2):「ソーラン節」は長年の愛聴盤
セシル・テイラー(4):激アバンギャルドだけど聴いてしまう
チャールス・ミンガス(3):「直立猿人」だけでヨイカナ
チャーリー・ヘイデン(4):長年の愛聴盤「Closeness」だけでヨイカナ
ドン・チェリー(5):これもアバンギャルドだけど最近トッテモはまっている
ジョージ・ベンソン(3):好きなのだが良い盤が出ていない
ハービー・ハンコック(9):なんとなくタクサン持ってる
ジャコ・パストリアス(23):僕の永遠のヒーロー!
ジミ・ヘンドリックス(9):ジャコに次ぐヒーロー
ジョン・コルトレーン(9):どの盤を聴いてもズシッと充実!いや、サスガ
キース・ジャレット(8):今はケルンとバッハ以外あまり聴かない
マドンナ(8):今リアルタイムで追いかけている唯一のアーチスト
マリア・カラス(3):マドンナとカラスは僕のヒロイン
マイルス・デイビス(23):いやもう、黄金5時代はJAZZ全史中サイコー!
オーネット・コールマン(8):どの盤も満遍なくよく聴く
オスカー・ピーターソン(4):ツタヤに沢山あったので借りてみた、普通のジャズ
ピンク・フロイド(10):ロックでは一番聴き応えアリ
ポール・チェンバース(3):Bas on Topダケデヨイ
ロン・カーター(3):バッハしか聴かない
サンタナ(5):全部ツタヤ、Abraxasダケデヨイ
ソニー・ロリンズ(1):Saxophone Colossusしかないけど良く聴く
スティング(4):JACOの死後しばらく良く聴いた
トーキングヘッズ(2):同上
セロニアス・モンク(7):どの盤も良く聴く
U2 (4):Jacoの死後しばらく良く聴いた
ウェイン・ショータ-(5):なんとなく持っている
ウェザーリポート(14):文句なし70年代最強ジャズバンド(ヒュージョンじゃナイヨ)
ウェス・モンゴメリ(5):ジャズギタリストで一番好き!
ウィントン・ケリー(2):ツタヤで借りてみた、普通のジャズ
山下洋輔(3):トリオ時代のLPをデジタル化したいなぁ。。

酒場で聴くようなムーディーで瀟洒なジャズはCD化の際に除外されて殆ど残っていません。それと50年代のアドリブバトル系の多くも落ちてしまいました。残ったのは命削るような血マミレのドロドロだけど知的に洗練された60年代以降の俺様探求系という傾向でしょうか。女性ジャズボーカルは何枚か持っていますが殆ど聴きません。なんかエロくて脂っこくて取って喰われそうで嫌い。唯一例外はビリーホリデーのベスト盤。これは良く聴く。エロくないし大好き。

iPodのCover Flow画面
ipod.jpg
ボリュームのスライダをクルクルするとアルバムイメージがパタパタと変わります。レコード屋さんでジャケを見ながらLPを選ぶような気分。

絵(アイコン)で直感的に選べるアルバム アートワークは、見た目の楽しさだけでなく、予想以上に実用的効果が高い事を実感しました。単なるリストだとつい見落としがちなアルバムにも手が伸びて再認識したり、新しい発見があったりします。おかげでFrieveAudioは全くは使わなくなってしまいました。これからのオーディオシステムを考える上で、このようなソフトウェア(ヒューマン インターフェイス)面が非常に重要だと思います。もちろん基本中の基本の真面目な音楽再生クオリティがまず第一に重要なのは当然ですが、やたらコマケー表層的オンシツを追いかけマースよりも遙かに重要でしょう(それと、シツコイですが小型化とデザイン、価格もね)。音楽を楽しむための道具として、まだまだ洗練されるべきトコロは山ほどあると思います。

追記
さて、実験君を再開しないとね。。。腰が重い。。。

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2013年02月15日 (金) | Edit |
妹のPCは無事起動したようです。動作は速いし静かだし、大いにご満足頂けた模様。今日は古いPCからのデータの移植に大わらわになるとか。

僕はと言えば、PCイヂリでお疲れ気味なのか実験君を始める元気がありません。

という事で、お仕事の休憩中は実験君ではなくもっぱらiTuneライブラリの再構築をやっています。古いライブラリはイロイロと不整合なところがあるため、最初っから作り直しちまえ!という事になりました。

せっかくなので、アルバムのアートワークも全部揃えたいところです。しかし、iTuneはアップルストアを検索するだけみたいなので、アートワークが見つかるアルバムが少なくて歯抜けだらけになってしまいます。ジャコの超ウルトラスーパー傑作「Word of Mouth」すら見つかりません。これはショックでした。これに対し、帝王マイルス様のは古いのから新しいのまで全てiTuneで見つかりました。サスガ。。

歯抜けが多いと見苦しいだけなので、今までアートワークは一切表示しませんでしたが、今回はアートワークを強力に検索してくれるフリーのBroadwayというソフトウェアを使ってみました。コチラからダウンロードできます。

このソフトウェアはiTuneで曲を再生しながら使います。下はアートワークが見つからなかったJacoのWord of MouthをiTuneで再生している時のBroadwayの画面です。
itune wordofmouth
iTuneで曲を再生すると、Broadwayはすかさず検索して、見つかった画像を表示してくれます。その中から右クリックでどれか1つを選んで[Append an Artwork to Current Album]をクリックすると、その画像がiTuneにインポートされます。いたって簡単。ただしWAVファイルには使えませんのでご注意ください。

WAVのままだとiPodクラシックに全コレクションが収まらないため、今回は320kbps(VBR)AACに圧縮してライブラリを構築しました(WAVはFrieveAudio用)。Appleロスレスを使っても良かったのですが、320kbps AACにしておけばコレクションの殆どが64GBに収まりそうなので、将来iPod Classicが壊れたらSONYウォークマンなりiPod Touchなりに移植しやすかろうと考えました。音質的な差はウーンと集中しても僕にはよく分かりませんし(というかウーンとシューチュしてワザワザオンシツを聞き分けようとする強い意志が働かない)、オウチでは専らFrieveAudioでWAVを再生しますからね。ベトベン全集もフォルダ構造を工夫してFrieveAudioでも選曲しやすくしました。

ちなみにコレクションが今後大幅に増えるとは思えず、それどころか年々聴く曲が絞り込まれてきており、もう絶対に聞く事はなかろうとリッピングすらしていないCDも結構ありますし、今回も一部の作品をiTuneライブラリから除外する予定です。最近はネットラジオでイロイロ聴いていますが、結局グッとくるやつは既に持っているやつバカリ。今のコレクションは30数年かけて自分の中で淘汰されてきた結果ですから、そんなもんかもしれませんね。

やっと100枚が済みました。下はその一部です。
itune_20130215080909.jpg
アートワークが表示されると楽しくて良いですね。特に、iPodのCover Flow機能を使ってアルバムをパラパラとめくりながら選べるようになるのが嬉しいです。ナニを聴こうかな?と思った時、アートワークを見ながら視覚的に選べるというのはなかなかヨロシイのではないかと思います。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2013年01月07日 (月) | Edit |
今日はZAP 2.1ch用に使っているサウンドブラスター製DACのSmart Volumeという便利なソフトウェア機能をご紹介します。

僕は仕事中に特に聞きたい曲が思い浮かばない時、全コレクションをBGMとしてランダム再生する事があります。コンプレッションのかかったマドンナも一般的に録音レベルの低い交響曲もランダムに再生されるため、その都度ボリュームを調整する必要があります(半ば無意識にやっている)。このような場合、iTuneの「サウンドチェック」(録音レベルの異なる曲の再生音量を自動的に同じレベルに調整する機能)を有効にすると、ボリューム調整の手間をある程度省けます。

しかしFrieveAudioにはそのような機能がありません。最近、FrieveAudioによる真フラット再生の聴きやすさを再認識したため、コレクションはFrieveAudioで聴く事が多いのですが、ランダム再生する場合はサウンドブラスターのSmart Volumeが便利ではないかと考え、その効果を確認してみました。。というのが今回のオハナシです。

この機能の説明には「曲ごとに異なる音量レベルの違いを自動測定し、音量の変化に対して自動的に最適なレベルへ調整する優れたスマートボリュームです。」と記載されており、iTuneの「サウンドチェック」と効果は似ているかのように読み取れます。

しかし、動作を計測して確認したところ、Smar Volumeの効果はiTuneのサウンドチェック機能とは根本的に異なる事がわかりました。

iTuneの場合、ライブラリに楽曲データを登録する際にソフトウェアが曲の信号レベルを解析してその情報(ノーマライゼーション情報)をデータベースに保存します。サウンドチェック機能を有効にすると、iTuneはこの情報を基に音量を自動調整します。従って、音量の調整量は一曲の再生中一定です。これに対してSmart Volumeでは一曲中にボリュームがダイナミックに変化します。

下はベト4第1楽章の再生波形を比較したものです。DACのアナログ出力を同じDACのライン入力に入力し、WRECというソフトウェアを使ってWAVファイルとして記録しました。ベト4の第1楽章の冒頭はとても静かに始まり(千秋君が失敗したとこ)、突然大音量になります。僕はこの静かなパートが好きなので、深夜等、音量を上げられない場合は冒頭だけボリュームを上げて聴き、大音量になる直前にボリュームを絞ります。

iTuneでの結果
itune.jpg
上がLチャンネル、下がRチャンネル。グレーがサウンドチェックOFF、赤がON。
ONにすると全体的に音量レベルが少し下がります。右端が突然大音量になるパートです。

Smart Volumeでの結果
Smart Volumeでは、スライダで効果の強さを調整できます。
smart vol
下図ではグレーがOFF、青が50%、緑が75%、赤が100%です。
bet4_20130107053017.jpg
Smart Volumeの場合、信号レベルが低いパートだけ振幅が増加し、元々信号レベルが高いパートの振幅は殆ど変化していません。つまり、小音量パートだけ音量が上がるという事です。これはコンプレッサと似たような効果ですが、単純なコンプレッサというのでも無さそうです。

コンプレッサであれば振幅の大小関係が逆転する事は通常ありません。しかし、上図の100%のLch波形を見ると、大音量になる直前の方が元々大音量であったパートの振幅よりも大きくなっています。この事から、Smart Volumeは楽曲データを逐次解析しながらダイナミックに音量を調整しているものと思われます。

Smart Volumeを使うと、小音量パートと大音量パートの音量差が圧縮されるため、交響曲のようなダイナミックレンジの広い楽曲を小音量で再生する場合に聴きやすくなります。人間の聴覚は音量があるレベルより下がると全く聞こえなくなります。また、聞こえたとしても周囲のバックグラウンド ノイズに埋もれてしまう場合もあります。このため、交響曲等を小音量で再生する場合、一部のパートが殆ど聞こえないか非常に聴き取り辛くなる事があり、そのような場合にはSmart Volumeが非常に有効です。

あるいは、例の「春の祭典」のように極端にダイナミックレンジの広いソースも再生しやすくなります。全曲中たった1発のあの超絶バスドラ以外の大部分のパートの音量が大きくなるため、バスドラの信号強度が相対的に下がり、スピーカへの負担を軽減できます(バスドラの信号強度は変わらないが、再生時のアンプのボリュームを下げられる)。

以上のように、Smart Volumeは曲ごとに異なる音量を揃えるだけでなく、一曲中の音量変化を圧縮する効果も有する事がわかりました。

なお、Smart Volumeのスライダ設定は、100%では効き過ぎで不自然に聞こえ、50%以下では効果を余り実感できないため、50%~70%程度が適度であろうかと思われます。

下は深夜/早朝時に使っているラウドネス補正用のFrieveAudioマスタイコライザ曲線です。
loud.jpg
深夜や早朝等、小音量での再生を強いられる場合、このようなラウドネス補正だけでなく、Smart Volumeによるコンプレッサ的補正も有効であると言えるでしょう。深夜/早朝やランダム再生に精々活用してみたいと思います。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2012年12月29日 (土) | Edit |
ブースト方式の再生限界音量について考察を加える前に、各種のイコライザを使ってブーストした際の実際のスピーカ音圧波形を確認してみました。

今回テストしたのはFrieve Audio、iTune、Sound Blasterのグライコ(以上デジタル式)とアナログ式のBehringer製9バンドグライコです。

テスト信号には125Hz/0dBFS(デジタル フルスケール)の正弦波信号を使いました。スピーカとアンプは完成したばかりのGAMA君です。

FrieveAudio
Frieve 0 Frieve 3
左がブーストなし、右が+3dBブーストです。AVC(自動ボリューム調整機能)はOFF、マスターボリュームはMAX(0dB)です。Frieve Audioの場合、信号レベルがフルスケールを少しでも超えると波形はテキメンに変形します。このため通常はAVCをONにするか、ブースト係数がゼロを超えないようにマイナス側にシフトしておく(つまり低域をブーストするのではなく高域を減衰させる)必要があります。なお、以前の記事で述べたように、音圧波形は振動板変位の微分波形である事に注意してください。

iTune
iTune 0 iTune 6
iTune 9 iTune 12
左上から、0、+6、+9、+12dB、iTuneのボリュームは最大です。iTuneの場合、ブースト量が+6dB以下であれば、信号が飽和してもFrieveAudioとは違って波形は直ぐには崩れません(振幅は全く増えない)。つまり、0dBより振幅が小さな信号は0dBレベルまでブーストされますが、それ以上には絶対にブーストされないという事です。通常の楽曲では、信号がフルスケール近くに達するのはホンの一瞬ですので、ブースト効果はこれでも得られます。+6dBまで波形は綺麗に保たれますが、それ以上ブーストすると処理しきれずに波形が崩れます。iTuneの場合、ブースト量はできれば+3dB、最大でも+6dB以下に制限する事をお薦めします。それ以上ブーストしたい場合は一番左の「プリアンプ」スライダを下げると良いでしょう(例: +9dBブーストしたいのであれば、プリアンプ スライダを-3~6dBにする)。僕の経験では、実用的にこれでまず問題を感じないと思いますが、心配な方は、例えば最大+9dBブーストするのであれば、プリアンプ スライダを-9dBにすると安心です。なお、プリアンプ スライダを下げると全体の音量が下がるので、アンプのボリュームを上げる必要があります。

Sound Blaster
Sound 0 Sound 6
Sound 12 Sound 24
左上から、0、+6、+12、+24dBです。このイコライザでは、フルスケール信号でも約+4dBまではブーストされるようです。内部処理(24bit)で4dB程度のヘッドルームを持たせているのではないかと考えられます。最大ボリュームでの再生音量が以前のDACよりも小さめなのはこのためかもしれません。また、+24dBまでブーストしても振幅は+4dB以上には増加せず、iTuneとは違って波形も殆ど崩れません。ブースト量はiTuneよりも+4dBの余裕があり、できれば+7dB以下、最大で+12dB程度まで実用的に問題をほとんど感じずに使えるでしょう。実際、Sound Blasterのグライコ画面では+12dB以上のレンジにシェードをかけています。スケールオーバーしても波形が殆ど崩れないため、一種のリミッタとしての機能も果たしてくれます(例えばフルスケールに近い「春の祭典」のドラムスのピークは+4dBまでしかブーストされず、レベルが低い他のパートの信号は最大で12dBまでブーストされる)。しかし、心配な方は、iTuneと同様に一番右の「レベル」スライダを適宜落とした方が安心でしょう。約4dBのヘッドルームがあるので、例えば+9dBブーストしたいのであればレベルスライダを5dB下げると安心です。
なお、上のテストではマスタボリュームが75%でした。しまったと思って100%でも計測してみましたが結果は変わらず、フルスケール信号で約+4dBのブーストが可能でした。FrieveAudioとは異なり、こいつのマスタボリュームはこのへんのデジタル処理に直接関連しない模様です(マスタボリュームで音量を絞ってもビット落ちしない?)。

さて、以上はデジタルイコライザでのオハナシでした。デジタルイコライザでは処理後の信号レベルがデジタル上のフルスケールによって完全に制限されるため、基本的に低音をブーストするとはすなわち高音を相対的に減衰させる事だと考える必要があります。従って16bitのソースを16bitのまま処理すると微小信号レベルの情報が失われてしまうため、24bit以上で内部処理する事が望ましいと思われます。

しかし、アナログイコライザの場合これは足枷になりません。下はベリンガのグライコによる結果です。
bering 0 beri 12
左が0dB、右が+12dBです。FFTの読みでほぼ額面通り(+11.5dB)のブースト効果が得られていました。グライコには入力/出力のレベルメータが付いていますが、Sound Blasterをフルボリュームしてフルスケール信号を入力しても出力CLIPの赤LEDは点灯しません(+6dBの黄LEDが点灯)。Sound Blasterのイコライザで少しブーストすると赤CLIPが点灯する事から、ほぼギリギリの状態にあると思われます。また、チビICアンプの入力レンジも十分にあるようです。このように、アナログイコライザを使用する場合、デジタルフルスケールの制限を受けないという利点が得られます。なお、デジタルの場合でも、DACの出力電圧レンジとアンプの入力電圧レンジをシステムトータルで最適化すれば、この問題を克服できるはずです。

次回は、ZAPとGAMAでブースト方式の実用最大音量レベルについて検討します。明日アップできるかどうか??
GAMA君の製作ですっかり年末の予定が狂い、昨日やっとベランダとトイレと自分の仕事部屋を掃除できました。ほっと一息です。結局大晦日に大阪に帰省する事になりました。今年も忙しかったなぁ。。。

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