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2014年01月11日 (土) | Edit |
我が家には今ラヂオという物が無い事に気付きました。僕も家内も息子も持っていません。小さいのが1個あったような気もするのですが、見つからない。災害時の事を考えると必要なのでネットで調べていたら、中国製のお安いBCL用短波ラヂオが多数出回っている事を知りました。ちょっと欲しいような気もしないでもない。。。物欲モゾモゾ。。。。

BCL。。懐かしいですね。1970年代のブームを体験した僕達オヂサン世代が昔を懐かしんで買うのでしょうかね。その気持ち分かるような気がします。BCLだけでなく深夜放送も懐かしい。このネット時代に、敢えてラヂオの世界を覗いてみるのも新鮮かもしれません。

僕は自作の5球スーパー短波ラヂオを使っていましたが、SONYのスカイセンサー5800が欲しかったナァ。。。
sony-icf5800.jpg
SONY スカイセンサー5800
1973発売、20,800YENなり
今見てもそそられますね。Yahooオークションでは中古が数多く出回っており、ついついポチしそうで危険です。あくまでも災害時の備えなので、こういうのはチョットね。。。当時は、松下さんのBCLラジオ(回転式AMアンテナが売りのヤツね)にも人気がありましたが、デザインが好きではなく、あまり印象に残っていません。なんと言っても、この黒い5800のデザインが最高でしょう。欲しいナァ。。。僕は当時からSONYファンでした。

で、これが中国製
1fcd8cf7de.jpg
TECSUN BCL-3000 オールバンドBCLラジオ
13,500YENなり。
チューニングはアナログ式。
コチラにイロイロなのがあります。

どでしょうかね?
だいたい、マンションで短波放送をまともに受信できるのか?

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上のラヂオと同じですが
こちらは正規輸入品

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2014年01月08日 (水) | Edit |
SONYがハイレゾ対応の高音質ワイヤレス スピーカを発表した模様です。
僕にとって「ハイレゾ」はドーデモエーのですが、音質にこだわった製品のようです。これは僕が待ち望んでいる新世代メカトロZS-F1なのでしょうか?

SONYの製品ページはコチラ(英語です)。

SONY1.jpg

pSNYNA-SRSX9_main_v500.pngpSNYNA-SRSX9_alternate2_v500.png

大きさはZS-F1と同等ですね。良い感じ。。

ドライバ構成はかなり複雑です。フロント左右に50mmフルレンジ+スーパツイータを配し、左右上面にもスーパーツイータを備えています。中央のサブウーハは94mmと小径ですが、特殊なエッジを持つ大振幅型のようです。サブウーハの両横にある四角いヤツはパッシブ ラジエータでしょうか? 。。。アクティブユニットは全部で7個のように見えますが、アンプは8chを内臓しているようです。ありゃ?数が合わぬ。。仕様を見るとサブウーハ用に25Wアンプを2個使うようなので、背面にもう1個サブウーハがあるのかな?あるいは1個のドライバを2つの磁気回路で駆動するのかな?

多数のドライバとアンプ(スーパツイータ用に4系統!)を使うためコストが相当かさみそうですが、僕としてはAlpair級の最高品位2~3"フルレンジ+4~5"サブウーハといったシンプルな2.1構成(アンプは3ch)で全く十分だと思います(蝙蝠さん用スーパツイータ4個分のコストがなんともモッタイナイ!)。こんなもんにコストをかけるなら、真に重要な音楽帯域を受け持つ3本のドライバと筐体に全てを投入し、DSPを上手に組み合わせて欲しいなぁ(メカトロ化)。。。それと、忘れちゃイカンのがスタンドです。どんなに本体が良くできていても、設置方法による音質への影響が圧倒的です。この形状だと机に直置きは絶対アキマセン。各種の専用スタンドを是非提供すべきでしょう。

あ、そうそう。。。ドーデモエーのですが、ハイレゾにはDLNA経由またはUSB接続でのみ対応との事。Bluetooth接続ではハイレゾに対応していません。ドーデモエーけど。。。

この製品、ハイレゾにお金掛けすぎ。ZS-F1のように、プロも納得するもっと糞マヂメな製品を作って欲しいですね。。それヂャァ売れないのかナァ? ZS-F1も売れなかったそうだし。。。どうせ太鼓持ちヒヨロンカは業界の意向を受けてハイレゾを後押しするだろうしねぇ。。。

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メーカ発表の主なスペックは下記の通り
General
Power On/Off : LED Operating Indicator
Inputs and Outputs
Digital Audio Input(s) : USB-A/USB-B 10BASE-T/100BASE-TX (auto polarity)
Audio In : Audio In jack (3.5 mm stereo minijack)
Power
Power Requirements : 120 V AC, 60 Hz
Power Consumption (in Standby) : AC 0.5 W (during standby mode) 3W (during Bluetooth Standby Mode) 3W (during Network Standby Mode)
Power Consumption (in Operation) : AC 50 W
Output Current : via USB-A: 2.1 A Max
Output Power : Super tweeter (Top): 2 W × 2 (at less than 10 % harmonic distortion, 20 kHz) Super tweeter (Front): 25 W × 2 (at less than 10 % harmonic distortion, 10 kHz) Midrange: 25 W × 2 (at less than 10 % harmonic distortion, 1 kHz) Subwoofer: 25 W × 2 (at less than 10 % harmonic distortion, 100 kHz)
Power Back-up : USB DC Out for charging smartphones (5 V, Max 1.5 A)
Input Voltage : DC IN 19.5 V
Speaker
Driver Size(s) : Super tweeter (Top & front): ~19 mm (3/4 in.) dia. Midrange: ~50 mm (2 in.) dia. Subwoofer: ~94 mm (3 3/4 in.) dia.
Sound Enhancer : EQ via SongPal App: R&B/Hip-Hop, Pop, Rock, Latin, Flat, Jazz, Classic, and Custom
Weights and Measurements
Dimensions (Approx.) : Approximately 16.9 inches x 5.23 inches x 4.9 inches (430 mm x 133 mm x 125 mm (w/h/d))
Weight (Approx.) : Approximately 10.4 lb. (4.6 kg)
Wireless/Networking
Ethernet Protocol : IEEE 802.3
Bluetooth® Technology : Bluetooth® Ver 3.0
Profile Support: A2DP, AVRCP
CODEC support: SBC, AAC, aptX
Wi-Fi : IEEE 802.11 b/g
Modulation Mode : FHSS
Security : WEP 64-bit, WEP 128-bit, WPA/WPA2-PSK (AES), WPA/WPA2-PSK (TKIP)
Transmitting Power : Specification Power Class 2
Line of sight range 30 ft (10 m)
Wireless Frequency : Bluetooth® 2.4000 - 2.4835 GHz WiFi® 2.412 - 2.462 GHz, Channel 1 - 11
NFC : One-touch Listening with NFC (Near Field Communications)
Wi-Fi Compatibility : DLNA, AirPlay

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2013年09月28日 (土) | Edit |
僕は明らかにSONYファンです。
学生時代のステレオラジカセ、ZS-F1、一時期愛用したCD-Walkman、2つ目に買った上等なカナル型イヤフォン、現在愛用する2つのヘッドフォンとポタアン、息子に買ってやったチビ丸君。。。技術的にもデザイン的にも洗練されているように感じられるところに惹かれます。

そんなSONYが大々的に「ハイレゾ路線」を打ち出しましたね。
SONYハイレゾ-1
いきなりメイン スローガンで「聞こえましぇん」という事をエクスキューズしておるわけですね。これは。で、「ナンカ感じてちょ」と?。どうとでも言い逃れできますね。消費者を煙に巻くというか。SONYファンとしてはガッカリです。そんな会社だったのか?SONYって?

最近、当ブログでもシリーズで「ハイレゾ」について書いたばかりですが、ネットで調査してみても、巷に溢れる「ナンタラ変わりました!」というのではなくて信憑性の高い情報だけを集めると、ハイレゾの効果については否定的なものしか見つからず、また自分でもスーパーツイータを買って再確認してみましたが、やはりトント何も「感じ」ませんでした。

今まで、主にソースの配信業者が「ハイレゾ」の「コーオンシツ」を強く喧伝していましたが、メーカ本体は今回のSONYほど露骨に「ハイレゾ」を打ち出していなかったように思います。なんだか媒体がもう出回っちゃってるしぃ。。。。一応、プレーヤとかスーパツイータくらいはねぇ。。。。という感じでしょうか。物作り屋として、効果もアヤフヤなものを余り露骨に強調するのも気が引けるしぃ。。。という雰囲気もあったのではないか?という気もします。技術屋さん、物作り屋さんとしてね。

それがですよ、よりにもよって、CD規格の策定に中心的役割を果たし、プロ用のデジタル録音機材にも深く関わってきたSONYさんが、こんなに大々的に「ハイレゾ」を打ち出すとは、正直言ってショックでした。SONYがこんな事をやる以上、それなりにしっかりとした学術的な音質評価試験(主にブラインドテスト)を実施して、学会にハイレゾの確たる効能を発表した上で、そして今後の音楽産業(消費者側/制作者側両面)のあり方を見据えた上で、やっておられるのだと信じたいトコロですが。。。果たして。。

製品発表会でSONYの偉いオヂサンが
「ハイレゾ音源は(人間の可聴域を超えるため)科学的には人間の耳には聞こえないが、体で感じることが重要だ。“聴く”から音楽を“感じる”楽しみを提供したい」と、やはり件のスローガンをソノマンマ唱えてエクスキューズしています。ご本人達はそれを「感じる」事ができたのでしょうか?
物作り屋としての道を踏み外すと、必ず後で手痛いしっぺ返しを喰らいますから。。。ご注意。

SONYがこんななら、Victor JVCさんなんかには、
Real Bass!/Real Music!
をスローガンにでも掲げて、デスクトップ用の超小型モデルから大型モデルまで、フルラインナップで低音までキッチリと本当に音楽を楽しめる真に真面目なオーディオ製品を全力で開発して頂きとう御座いまする。
そして、本当に何が重要か? を世に問うて欲しいものです。ある意味反撃のチャンスですよ。コレハ。

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2013年09月14日 (土) | Edit |
SONYから僕としてはちょっと注目したい製品がリリースされたのでご紹介します。


y_GTK-N1BT_001.jpg
SONY GTK-N1BT

メーカー製品ページ
6.5cmフルレンジと16cmサブウーハを使った2.1ch方式のBluetooh採用パワードSPです。ZAPを一体化してBluetooth化したような、正にLEANAUDIO好みのコンフィグレーションと言えるでしょう。出力は合計100Wと全く十分。

コチラの紹介記事「重低音好きに:でかくて派手なBluetoothスピーカー、ソニーから登場」によると、

ソニーは9月11日、Bluetoothスピーカーの新製品として、「ハイパワーオーディオスピーカー」をうたう「GTK-N1BT」をリリースした。クラブミュージックなどを想定し、「キレのある重低音」を再生する据え置き型スピーカーだ。10月5日に発売予定で、価格はオープン。店頭では3万円前後になる見込みだ。

と、あります。
通常、このクラスのパワードスピカの最大の弱点は貧弱なキャビネットにあると思うのですが、「音響構造に対応した木製キャビネットを採用」しているという点も期待できます。イーデスネー!

以上のような基本構成に加えて僕が注目するのは
DSP制御で音圧をコントロールすることにより、ボリュームMAX時には体に響くような最大音圧、ボリュームを絞るにつれて低域を広げ、「ディープな低音」(ソニー)になるという。

これは、僕が「こんな装置が欲しいなぁ-3. システムの統合が鍵ですよ!」で提案している「ボリュームと連動したデジタル低音ブーストの制御」に他なりません。これはDSPを使った初歩的なメカトロ化です。つまり、アンプのボリュームを上げて行くと、低周波ほどウーハの振幅が増大して歪み限界を超えます(さらには破損する)。このため、アンプのボリュームが上がる(下がる)につれて、ウーハの下限周波数を高くする(低くする)といった調整を行うという機構です。これをさらに進化させると、信号を先読みしたダイナミックなウーハー制御も可能です。

この機構を組み込んでいるという事は、密閉型サブウーハを使っているはずです。記事のどこにも、この種のスピーカではお決まりの「迫力ある低音を実現するスーパーエキセントリックナンタラカンタラポート」の謳い文句が見あたりません。ターゲットとするダンス系の曲ではビートのノリが重要ですからね。本当に密閉型だとすると、やっぱりLEANAUDIO好み。イーデスネー!

で、この製品の価格ですが、
ソニーストアでなんと29,800YEN
SONYさん、若い子達向けに本当に真面目に頑張ってくれました。偉いぞ!さすがSONY !

この製品はダンス系を好む若い子達向けの製品のようで、派手なイルミネーション等のギミックも施されています。この基本構成をより高品位な一般向け製品(例えば、僕がLEANAUDIO以前にこよなく愛用したSONY ZS-F1クラスの製品)にも展開して欲しいですね。しっかりと良い製品を作ってくれれば、定価10万円くらいまでは許す。

zs-f1_20130914053121a95.jpg
ZS-F1は多くの録音スタジオでモニタ用としてプロにも愛用されたという高品位な製品です。2.1ch+DSP+Bluetoothを搭載した新世代ZS-F1があれば、ワザワザLEANAUDIOを自作する必要もなくなるでしょう。

この種の製品で重要となるのは設置方法です。いくら製品が良くても机の上に直置きではアキマセン。各種のデザインの良いスタンド(デスクトップ用、壁掛け用、天井吊り用、フロアスタンド用)もオプションで用意して欲しいですね。

あ、それと、 GTK-N1BTはFMチューナ付きだそうですが、今や音楽配信の役目を全く放棄したように見えるFMを今さら組み込む必要はないでしょう。スマホでネットラジオにアクセスすれば良いのですからね。

さて、GTK-N1BTのもう1つの注目点は、縦置きでの使用を重視しているという事です。
ダウンロード

この製品の操作パネルは、横置きにした状態では右側面に来ます。使い難そうですね。普通ならウーハの上側にパネルを設置するはずです。実は、この製品は縦置きでも使えるように作られており、その場合は操作パネルが上面に来ます。皆で集まってダンスを楽しむ事を前提に、縦置き使用の方を重視しているように見受けられます。縦置きにすると、スッテレオもヘッタクレもアリマセン。

ソーナンデス。普通に日常的に自然な態度で音楽に接している大多数のヒトビトにとってスッテレオは全く不要です。

下は、SONYのコチラのサイトに掲載されていた別の製品のプロモーションビデオのキャプチャ画像です。
Untitled-5.jpg
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スピカの真っ正面に陣取ってマンヂリともせずに聴いているシーンなんか、ヒトッツモ無いデスヨね。

ソーユーモンです。真正面に陣取ってマンヂリともせずに、クラシックのジョートソーな曲をコマケー音やオクチパクパクやオンヂョやらに拘ってシューチュして聴くのが何も偉くてジョートな音楽の聴き方ではアリマセン。それはソーユー趣味だというだけであって、どちらかというとかなり変わった音楽の聴き方でしょう。

ヒヨロンカの評価や世間でのステータスに関係なく、本当に「自分が」大好きな曲やアーチストさんを見付け、「自分なりの」スタイルで、「自分にとって」最も居心地の良い環境で音楽を楽しべば良いのです。そして、真剣にCDを一枚を聴きたい場合は、ヘッドフォン/イヤフォンを使えば良いでしょう。

ですから、この種のスピカ製品にスッテレオは不要です。真ん中で聴かない限りマットモに聞こえないスッテレオ方式は逆に弊害にしかナリマセン。スピカを2個使うのであれば、モノラルのまま部屋の広い範囲で同じように高音が聞こえるよう指向性を拡げてあげた方が良いでしょうし、あるいは2個分のスピカを1個にする事で価格は同じでもスピカやアンプにより高品位な物を使ってあげた方が良いでしょう。また、身近に置けて移動も容易なようコンパクトである事も重要ですよ。

僕は以前から、小さなBluetoothスピカでも軒並みスッテレオ方式を採用している事が不思議でナリマセンでした。誰もスッテレオなんか必要としていませんて。

という事はSONYも分かっているようで、小さくて可愛い「モノラル」のBluetoothスピカを作ってくれました。
inc_SRS-BTV5.jpg
製品ページはコチラ
無指向性なので、360°どこからでも同じように聞こえます。これは良い!と、早速息子に買ってあげました。息子は時々スマホ本体のスピカで聴くのですが、あのシャカシャカチリチリがドア越しに聞こえて、僕には非常に耳障りだったからです。「デカイのは絶対イヤ!」「スマホにデンセン繋ぐなら多分使わなくなる」という息子にはピッタリです。気に入って使ってくれています。そう、「小さくてデンセン無し」。。。。これ重要です。そして、今時の若い子達には「モノラル=安物」という我々世代の固定観念も全くアリマセン。良い傾向です。

そのような、多くの人々が日常的に愛用する実用オーディオ製品(本当のオーディオ製品)の音楽再生クオリティをもっと真面目に改善しないとアキマセン。それがホントの技術というものです。

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2013年05月16日 (木) | Edit |
今回はSONYの最高級モニタヘッドフォンMDR-Z1000の歪み測定結果をご紹介します。

このヘッドフォンは、スタジオ向けのプロ用モニタヘッドフォンで高い実績を誇るSONYの最上級モデルであり、メーカは「スタジオユースでの厳しい要求に応えるリファレンススタジオモニター」と謳っています。業界標準器的なMDR-CD900STがスタジオでの録音現場で使われるのに対し、MDR-Z1000は最終的なマスタリング等での使用を想定しているとかイナイトカ。まぁ、とにかくZAPシステムを評価するための基準として全く不足は無いと言って良いでしょう。

計測方法は簡単です。左右のパッドをピッタリと合わせて、隙間からマイクロフォンを突っ込んだダケ。パッド同士を強く圧着させると低音レベルが上がるため、実際の装着時の状態からかけ離れぬよう、パッドを押さえる力は最小限としました。

下はMDR-Z1000での測定結果です。
HeadPhone copy

比較のために前の記事の「標準ボリューム+7dB」を再掲します。
ZAP 82dBC 60

音圧レベルは共に約75dB @40Hzです。図中の歪みレベル(%)を表す赤ラインは75dBを基準として計算しています。あくまでも約40Hz(約75dB)を基準とする参考値として考えてください。僕が実用的音楽再生の下限周波数と考える40Hz一点に限って言えば、耳位置で同じ音圧(75dB)で比べた場合、ZAP 2.1とMDR-Z1000の歪みレベルは全く同等であると言えます。

なお、どちらもマイク手持ちのエーカゲンな計測であるため、グラフの細かい凸凹は計測のたびに結構変化します。ただし全体的なレベルは何度計っても安定していますので、コマケー事は気にせずに大まかなレベルを見比べてください。今回の結果を大雑把に見る限り、ZAPシステムの低音歪み(リスニング位置)はモニタヘッドフォンに比べて遜色のないレベルにあると言って良さそうです。これは日頃普通に使っていて感じていた事でもあります。

データの信頼性が未だ良く掴めていないため、細かい事象について確たる事は言えませんが、下記の2点が注目点として挙げられます。
1)全体的にZAPは2次歪みが高いものの3次歪みは低い(これはAlpair 10に負うところが大きい)
- ヘッドフォンでは約40Hzまで3次歪みの方が2次歪みよりも高く、3次歪みは1%を超えている
2)ZAPでは2次の60Hzあたり(つまり120Hzあたり)に何らかの共振現象が生じている可能性がある
- 正弦波周波数を段階的に変化させながら観察すると、明らかに60Hz前後でスピーカボックス全体の振動が増加する事から、何らかの共振現象が生じていると考えられる。これがユニット単体による現象なのか、ボックスおよびスタンドを含めた全体的な現象なのかは今のところ不明。実用状態で特に問題を感じないが、2次歪みを大幅に改善できる可能性は十分にありそう。

まぁ、コマケー事は置いといて、ZAP 2.1君の低音歪み(リスニング位置)はプロ用モニタヘッドフォンに比べて遜色ないレベルにあるという事を確認できました。いとウレシ。。。次回はZAP馬鹿ブー君を評価してみます。オッタノシミニ!

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2013年03月03日 (日) | Edit |
僕は通常遅くともPM9時には就寝し、AM3時前後に起床して仕事を始めます。この生活パターンは僕にとって非常に効率が良いわけですが、早朝は音量を上げられないのでヘッドフォンをよく使います。僕はソニーの密閉型モニタMDR-Z1000とオープンエア型のMDR-F1を持っていますが、今の季節は汗をかかないので、低音がしっかりと聞こえる密閉型のZ1000を多用します。

サウンドブラスタDACのヘッドフォン出力を使う場合、DACの設定を5.1モードからヘッドフォンモードに切り換え、イコライザやサブウーハのON・OFF等の設定を数カ所変更する必要があります(音楽再生中にDACにヘッドフォンをいきなり差すとDACの動作が暫く異常になる)。これでは面倒クサイのでDAC付きのコンパクトなヘッドフォンアンプを物色していました。DACの付いていないAudioTechnicaのヘッドフォン アンプは持っているのですが、これだとラインをつなぎ変える必要があるのでさらに面倒クサイ事になります(このアンプにはスルー出力が付いているのですが、僕の環境だと時々ノイズが乗るので使えない)。音質より何よりとにかく面倒クサイの大嫌い。

そのような理由からSONYのPHA-1を購入しました。このアンプは本来携帯用(いわゆるポタアン)ですが、僕は主に据え置きで使っています。WindowsのコントロールパネルでPHA-1を既定のデバイスに設定しておくと、PHA-1の電源をONにするだけでスピーカの音が消えてヘッドフォンから音から出ます。スイッチを切ると、またスピーカから音が出ます。これは面倒クサがりの僕にとって最高にアリガタイ。

基本的にポタアンなので、再生しながら充電はできない構造になっていますが、ヘッドフォンは早朝の数時間しか使わないので全く問題ありません。再生中はPCからの電源が切断されてバッテリ駆動となるため、音質的にも有利ではないでしょうか(余り気にしないけど)。アンプのスイッチをOFFにすると自動的に充電が始まります。PCからUSB経由で充電されるので、あの鬱陶しいACアダプタも不要です。

せっかくのポタアンなので、ベッドでiPod Classicを聴く時にも使ってみました。PHA-1はiPodから直接デジタルで信号を取り出せる構造となっています(本来はこれが一番の売りではないかと思う)。MDR-Z1000との組み合わせで使ってみましたが、まず、音が聞こえ始めてすぐに、全体的に「静か」になったように感じました。S/Nが向上しているという事ではないかと思います。また、巷でよく言われるように、確かにポタアンを使うと低音(ベース)がよりシッカリと聞こえるような「気がします」。例によって、差し換えながらキキクラベルという事はしていませんが、ポタアンを介して聞いた方が全体的に「良い」と言えそうな気もしないではないような感じもしないではアリマセン。ただし、聴きながら寝てしまった場合、iPodは自動的にシャットダウンするのですが、アンプはOFFにならず、朝起きると充電が空っぽになってしまいます。次期製品では自動シャットダウン等の省電力機能を組み込んで欲しいですね。

potaan.jpg
僕としてはちょっと贅沢なヘッドフォン オーディオ システムです。なおZAP君は元もとカナル型イヤフォンをリファレンスとして開発してきたので、僕のヘッドフォンシステムとスピーカシステムの音楽の聞こえ方は非常に似ており、途中で切り換えても違和感なく楽しめます。もちろん音場は全く異なりますが、ソモソモ僕は音場に全然注意を払わないので関係アリマセン。

誰でも買って繋げば簡単に非常に高いクオリティで音楽を再生できるわけですから、世の中がこぞってヘッドフォン オーディオに雪崩れ込むのも当然です。普通のオヂオはアーダコーダ面倒クサ過ぎ。何よりも厄介な部屋の影響を全く受けず、小さな振動板1つで十分な低域まで単純に再生できてしまうヘッドフォン再生の優位性にはスピーカシステムでは絶対に太刀打ち出来ません。最初っからヘッドフォン再生だけを前提にして音楽ソースを作れば、いろいろ妥協する必要もなくなるため制作段階でのクオリティを飛躍的に高める事ができるはずです。現状を考えれば、そのような作品がソロソロ出てきても良いのではないかな?ドデショウカ?

このPHA-1は非常に気に入っています。実は発売当初からナンカ「欲しいな」と思っていたのですよ。デザインも良いですし、手に持った時の質感にも「良品」の雰囲気があります。また、iPod等をベルトで簡単かつスマートに固定できる等、細部にも配慮されています。詳しくはコチラのレビュー記事を見てください。

AppleのiPodシリーズやNuForceのIconシリーズには、特に必要がなくてもナンカ「欲しいな」と思わせる商品的魅力がありますが、PHA-1にもそのような魅力を感じます。このようなクールさ、カッコ良さ、スマートさって重要だと思いますよ。音楽とかアートってやっぱりクールでカッコ良くないとね!それを聴くための道具なんですから。

なお、外出時にiPodと一緒にこのアンプを持ち歩くつもりは全くアリマセン。外出時はイヤフォンを使うので、パワーも要らないでしょうしね。

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2010年12月05日 (日) | Edit |
ヘッドフォン再生でもFrieveAudioはとっても便利に活用できます。

クラシックだとあまり気にならないのですが、小編成ジャズのスタジオ録音盤だと、左右のセパレーションがはっきりし過ぎて聴きにくい場合があります(例えばベースがほとんど左でしか聞こえない等)。これはヘッドフォン再生では左右耳のクロストークが全く発生しないためですが、このような場合はFrieveAudioの「マトリクス」機能がとても便利です。

この機能を使用すると、計8チャンネルの入力を任意のレベルでミックスして任意の出力チャンネルへ出力できます。もちろん通常のステレオ再生では2チャンネルしか使用しません。

646.jpg
これが通常のステレオ状態です。Lチャンネルの音はL側へ、Rチャンネルの音はR側へ単純に出力されます。「マトリクス」をOFFにすると放っておいてもこの状態になります。ですからスピーカで再生する場合は「マトリクス」をOFFにしています。

645.jpg
この設定では、RとLの信号を完全にミックスしてRとLへ同じ信号を出力します。要は「モノラル」状態です。全ての音は中央に定位し、楽曲によっては非常に聴きやすくなります。

644.jpg
これはステレオとモノラルの中間の設定です。L側出力へはLチャンネル(0dB)と適当に減衰させたRチャンネル(例えば-12dB)をミックスして出力します。R側も同様に調整します。こうすると片耳にも反対チャンネルの音が少し聞こえます。要はクロストークを人工的に作り出した状態です。これにより極端なセパレーションを緩和して、スピーカー再生に近い聞こえ方に調整できます。もちろん反対側チャンネルの混ぜ具合はお好み次第で調整可能です。

イコライザもとても有効です。
デスクトップの馬鹿ブーと近い感じに聞こえるようにイコライザで調整してみました。
648.jpg
100Hzから30Hzにかけて+12dBブーストすると、馬鹿ブーと似た感じに聞こえます。ややダンピング不足に聞こえる点は変わりませんが。。。また、ジャズを聴く場合にはチッチキチーがシャープに聞こえるように15kHzを中心に+6dBすると好みの感じになります(Alpair5のピークをシミュレートした状態)。

そのうち簡単な治具を作って測定してみたいと思います。装着状態をある程度再現しないと何を測っているか分からないので、耳まわりだけでも再現した簡単なダミーヘッドが必要だと思われます。メンドクセー。

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2010年11月28日 (日) | Edit |
以前にご紹介したSONYのMDR-F1を、主に早朝のお仕事中向けに購入しました(参考記事)。
ハチマルは通常AM 4時くらいからお仕事を始めるので、今まではカーチャンが目覚めるまでの間、ビクビクとボリュームを絞って聴かざるを得なかったのよ。。

637_20101204110835.jpg
音質云々以前に、とにかく装着感 (というか装着してない感) がよろしい!
1997年に発売以来モデルチェンジしていない長寿命製品です。ネットで調べるとボロボロになるまで愛用しておられる方々が結構いらっしゃるのにもう頷けます。

ハチマル所有の小型アンプ(Icon AMP、TU-870、KA-S10)にはヘッドフォン ジャックが付いていないので、スピーカー端子へ接続するためにコチラを参考にしてインピーダンス整合回路を作製しました。
643.jpg
R1=8Ω、R2=330Ω、R3=16Ω を選択

もともとヘッドフォンのインピーダンスが12Ωしか無いので、最初はボリュームを絞ってアンプのスピーカー端子へ直結してみたのですが、それでは入力信号をかなり絞る事になり、ノイズが結構聞こえる(アンプでのS/Nが低すぎる)ので、330Ωの抵抗でゲインを落としました。おかげで現在はノイズをほとんど感じずに快適に聞く事ができます。とりあえず最近出番のなかったKA-S10をヘッドフォン用に使用しています。もちろんTU-870でも快適に使用可能ですよ。

音質ですが、高音はシャープ過ぎず、長時間聴いても耳が疲れないので具合がよろしい。定位とかいうのは全く気にしないので良く分かりません。低音は馬鹿ブーに比べるとやや重みが足りない感じ。それと、クラシックを聴く分にはOKなのですが、ジャズではベースやバスドラのダンピングが不足気味に聞こえます。このへんは今後の改造で改善できるかな? まずは背面密閉+吸音材つめつめ+デジイコ という感じでしょうか (ハヤイハナシがLEANAUDIO化)。重くならないようにしないとね。。。

しかし音質ドーノコーノより、とにかく軽くて装着感が良いのがナニヨリ嬉しいですね。自動調整式のバンドも良い出来です。ついついヘッドフォンを装着しているの忘れて、そのまま立ち上がろうとしてしまいます。

良い買い物しました。

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2010年11月16日 (火) | Edit |
A6Mの馬鹿ブーだとA5のように低音ズッコケの心配がないため、嬉しくなってついついボリュームを上げすぎてしまい、昨夕から今朝にかけてカーチャンからイエローカード2枚を出されてしまいました。で、早朝と深夜用に長時間装着しても嫌にならないヘッドフォンはないものかとネットで調べたところ、SONYのMDR-F1を見つけました。音質的には賛否両論みたいですが、長時間使用時の装着感の良さには定評があるようなので、ハチマル的にはコレでしょう。

637.jpg

ヘッドフォンというよりは、スピーカーを耳横に装着できるウェアラブル スピーカーという感じ。インピーダンスも12Ωですから、ボリュームを絞ればそのままスピーカー端子につないでもエーンチャウ?(max700mW)。これぞまさしく究極のニアフィールド スピーカーですね。

低音不足を補うために、ちょっとしたギミックを採用しているみたいです。
639.jpg
要は低音だけ耳穴へ向けて集中させようという狙いらしい。このため、装着位置によって結構音が変わるというレビューが多い。機械的にこういうヘンナコトすると必ずどこかで別のヘンナコトが生じるものなので、デジイコを使うハチマルならカイゾーに手を出すかもしれません。ダイアフラムが耳に非常に近いため、それほどブーストしなくても良いはずです。

価格も2マンエンしないし。。。
A6 M vs Pが一段落したと思ったら、またまた新ネタ到来か?これは。。。
ウルトラ スーパー アルチメット ニアフィールド スピーカーの研究とかね。

近いうちにヨドバで試聴してみよっと。

追記
SONYにはこういうのもあるみたい。
商品カテゴリは「ヘッドフォン」ではなく「スピーカー」に分類されていた。
641.jpg
こっちの方がもっとウェラブルスピーカー的なんだけど、ちと高価。
低音かせぐために変なバスレフポートを耳穴へ突っ込むらしい。。。
ちょっとキワモノ的かな。
640.jpg

SONYにはニアフィールド信望者が居そうだな。こりゃ。

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2010年09月19日 (日) | Edit |
ハチマルが過去に所有したオーディオ製品の中で最も愛用したのがSONYの ZS-F1 というスピーカ一体型のCDプレーヤーです。88年に発売されたモデルですが、ネットで"SONY ZS-F1"で検索すると、エッジ交換してまで愛用を続けている方や、スタジオでモニターとして愛用されているプロの方などの書き込みが見つかります。

当時の定価は9万円を超えたそうですが、僕は半額近い値段で購入したように記憶しています。ラジカセにしか見えないのに高額であったためかあまり売れず、最後の投げ売り状態の時に何も知らずに購入したんだと思います。
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最近知ったのですが、このモデルはいわゆる「名機」らしく、現在でもYahooオークションで結構な値段で取り引きされたりしています。外部入力を備えるため、多くのプロがスタジオのモニタースピーカーとして愛用していたようでもあります。

当時はそんな名機であるともつゆ知らず随分酷使しました。5年間ほど使用した頃にCDのトレーが開かなくなってしまったので、DENON製の定価6万円くらいのCD-MDコンポに買い換えたのですが、見た目ご立派な2ウェイスピーカーはモゴモゴとしか聞こえずガッカリ(その後激怒してボックスを破壊)。ちっこいZS-F1の方が余程音楽を楽しめたのに。。と後悔したものです。光学デジタル入力も備えていたので、捨てずにCDプレーヤだけ購入すれば良かったのにね。。。なんともモッタイナイ。

ZS-F1は僕のイメージする「一般リスナー向けにマジメに作られた音楽再生装置」にかなり近いです。コストダウンのためにCDプレーヤを取り外してiPod用デジタル入力と外部デジタル入力のみとし、デジタルイコライザを内蔵して低域ブーストするか、内蔵サブウーハーを追加すれば、はいデキアガリ。デザインを統一したVAIOや、DSP付き高機能プレーヤ ソフトウェアも欲しいぞ。スピーカー別体型も欲しいな(イコライザ型なら2.5Lくらいの密閉型10cmフルレンジ、サブウーハを本体に内蔵するなら0.5Lのの5~3cmで十分)。VAIO抜きでジュウマンエン以下でできるでしょう。コンパクトで良いのが出来ると思います。そしたらハチマルはオーヂオイヂリから開放されるし。

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