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2010年07月30日 (金) | Edit |
僕が音楽を真剣に聴き始めた頃(1975~)のFM放送は、今と違ってもっと「音楽」中心の番組が多く、ロックやジャズの過去の名盤を全曲オンエアなんてザラにありました。レコパル(だっけ?)等の週刊誌を欠かさず買って、赤鉛筆片手にめぼしい番組をチェックしたものです。あの頃はロックでもジャズでも何でも片っ端にエアチェックして聴きました。現在のコレクションの大部分は、その頃のテープコレクションの中から気に入ったのを社会人になってからCDでコツコツと集めたものです。

中でもSONYが毎週土曜日(だっけ?)の深夜(1時~3時?もしかしたら最初の頃11時からやっていたような気もする)にオンエアしていた「ビッグスペシャル」は貴重な番組でした。ジャズ、ロック、ポップの一流アーティストをピックアップして、数週間かけて代表作のLPをほぼ全曲一気にオンエアしてくれましたから、貧乏学生にとってはホントに有り難い音源でした。ウェザーリポート以前のジャズを広く知る事ができたのもこの番組のおかげです。途中で寝てしまって全部録音できずに悔しい思いをした事も多々ありましたけどね(その頃使っていたSONYのステレオラジカセにはタイマーもオートリバースも付いてなかったのよ)。

あの頃はSONYだけでなくオーディオメーカー皆さんがFM放送の重要なスポンサーになっていましたよね。時報の「スッテレオ トリオーーー、ピー」が聴けなくなったのはいつ頃からでしたっけ?
FM放送だけでなくオーレックス(東芝さん)なんかは超豪華なジャズフェスも主催していました(80~83)。ジャコが夢のようなビッグバンドを引っさげて日本に来られたのもオーレックス様のおかげです(82)。(でも、やりたい事全部やっちゃったためなのか、ジャコはこの日本ツアー途中から異常な挙動が目立ち始めて、その後悲しい破滅へと向かうんですけどね。。。蛇足ですが)

オーディオメーカーによるこれらの活動は音楽文化に対する素晴らしい貢献だったと思いますよ。ホントに。。。

あの頃は「音楽とオーディオ」の関係がもっと健全だったような気がするんですよねぇ。。「音楽」と「聴衆」があってこその「オーディオ」という意識がありましたから。。。それにターゲットは当時の僕のような若年層寄りでしたし。今はオヤヂだけ?

あの頃の健全な状態を取り戻すためにも、
オーヂオメーカーさんやレコード会社さん(今はなんて言うの?)は、音楽をとりまく文化を活性化するために地道に貢献して欲しいですね。あの時代のようにゴーヂャスな事はできないでしょうが、最近はネットラジオなんかもありますから。目先の視聴率や利益に拘らず、地道に若い人達の耳に過去の優れた音楽作品を届ける努力もして欲しいと思います。それが結局はマーケットを活性化する事につながるはずですから。

最近の音楽は、どれも小ぎれいで平明で聴きやすいのですが、僕の耳には安直過ぎてつまらないです。特にジャズなんて完全に死んでますもんね。ロックでも、最近はピンクフロイドをよく聴くのですが、このように難解複雑で高い知性を要する作品がよく何百万枚も売れたものだと、今の状況を考えると驚かされます。優れた音楽作品は、それを望む聴衆が居てこそ始めて世に出る事ができる訳ですが、特に昨今の「売れてなんぼ」が専横する世の中では、そのような作品はなかなか出て来られないんでしょうね。そのような作品に安易な「癒し」や「慰み」は求められないですからねぇ(逆に疲れる場合も)。ですから、せめて過去の優れた音楽が若者の耳に届く機会がもっと必要だと思うのですよ。ハチマルは。。若者に人気のあるアーティストやタレントで古典ロック/ジャズに一言を持つような方をナビゲーターにして「古典はカッコイー!」的なビッグムーブメントを起こせないものでしょうかねぇ。

どでしょうか? SONYさん、カメラやバイヨ売るのも良いけれど、創業以来のそのへんもナントカならんですか?ソコントコ ヨロシク。

なんか時々3位まで上昇しているみたいです。

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