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2013年06月14日 (金) | Edit |
デジタルFIRフィルタの位相回転について、2名の方からコメントがありましたので、FrieveAudioで簡単に確認してみました。

基本的に密閉型の低音ブーストというのは+12dB/Octのフィルタを適用するのと同じであり、今まで散々実験君を繰り返した経験から、位相は殆ど回転しないだろうと高をくくっていましたが、ちょうど良い機会なので手っ取り早く実験君してみましょう!というのが、今回の内容です。

FrieveAudioは「直線位相FIR」を採用しているとの事。タップ数は最大で65535まで設定できますが、僕の普段の設定(16383)を使いました。DACのチャンデバに関しては別の機会に確認したいと思います。

下はフィルタ設定です。
Frieve cross
縦軸は1目盛りが1.5dBです。最も急峻なフィルタ特性を設定しました。殆ど絶壁です。一体全体何-dB/Octなんでしょうか? クロス周波数は100Hzです。

クロス点の100Hz正弦波のDAC出力波形です。
Frieve Div 100
上(赤)がLOWチャンネル、下(青)がHIGHチャンネル。クロス点における位相はピッタシ揃っています。

90Hz正弦波のDAC出力波形です。
Frieve Div 90
HIGHチャンネルの振幅は減衰しますが、やはり位相はピッタシ揃っています。

80Hzを入力すると、オシロではHIGHチャンネルの波形を観測できませんでした。殆どゼロ振幅。さすが絶壁君ですね。

今度は片方のチャンネルにフィルタをナニも設定せず、片方のチャンネルにローパスを設定しました。
frieve 100 60
上(赤)はフィルタなしチャンネル、下(青)はローパス適用チャンネルです。
100Hzと63Hzの波形を重ねています。
位相はどちらの周波数でもピッタシ揃っています。80Hzも確認しましたが同じでした。フィルタを適用しようがしよまいが、位相は殆ど(というか全く)変わらないという事です。

さすがFrieveAudio君!
巨大なタップ数なので、さぞかしCPUパワー喰いだと思われるかも知れませんが、非力なAtomプロセッサ搭載PCでも十分実用的に機能してくれます。

以上、取り急ぎご報告。。。デシタ

追記
この実験君では、位相補正はOFFです。


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