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2013年05月09日 (木) | Edit |
ほんとに久々の計測です。

ZAP君は昨年末から設定を一切変更していませんが、その状態でDayton Audio OmniMic V2計測システムを使ってリスニング位置のF特を計測してみました。マイクの校正データもダウンロードしたので絶対音圧レベルも信用できます。

basic F
マイクは普段の耳位置近くで手持ちしています。上がFrieveAudioの音場補正ON、下がiTune。R/Lモノラル信号で測定。音圧レベルはどちらも約75dBに合わせています。黄色は40~10kHz/75±5dBの範囲を示しています。どちらも再調整の必要は全く無いですね。

シツコイですが、「リスニング位置」におけるF特(特に40Hz~10kHz)は、音楽再生における最も基本的で最も決定的に聴感(音楽の総合的聞こえ方)に影響する超ウルトラ スーパー アルチメットに重要な基本特性です。アッタリマエです。アッタリマエ。。これを疎かにしてはコマケーチューニングも何も始まりません。周波数特性は重要ではないなどと口が裂けても言えたものではアリマセンゼ。ダンナ。。。。

僕の経験によると、次に重要なのは、低周波数領域(特に下限周波数の40Hz)における実用音量域での歪み形態(波形)と時間的遅れ(または位相の乱れ)です。これらの3要素がしっかりと整えば、後はそれこそコノミの問題の領域であると言えます。100Hz以上の再生クオリティに関しては、真面目に作られた変な癖のない素直な装置であれば安価でコンパクトな物でも必要十分な性能を有しているように思えます。

オヂオザッシにおいては、製品(主にスピーカ)を評価する際に、少なくともこれらの特性(リスニングF特、下限周波数の歪み、下限周波数の遅れ)を計測して掲載すべきでしょう。これらの特性(超基本的音楽再生性能)については、製品によって結構差が見られるはずです。あとは基本的にコノミの問題です。

常に一定条件の現実的リスニング環境でバイノラル録音した試聴CDを付録として添付すれば宜しいかと思います。一般的なユーザのリスニング環境とは大きく異なり、また音響条件もテンデバラバラな、アチコチのお店のショールームで聴き比べるよりも、また、ヒヨロンカ達のポエムを読むよりも、余程正確で有意義な製品情報が得られるでしょう。雑誌社もスポンサ様に気兼ねせず生な情報を読者に伝える事ができるでしょう。

これに、オヂオ装置に変な先入観や執着やロマンを持たない音楽畑の様々なプロフェッショナル達からの率直な感想やコメントが加わるとなおヨロシかと思います。そうすれば、本当に音楽を聴きたいリスナ達にも、本当に意味のある情報を提供できるでしょう。

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2013年01月23日 (水) | Edit |
計測用に愛用してきた安物のPC用マイクが断線しかかっているので、DAYTON Audio製のマイクロフォンと解析ソフトウェアのセットを横浜ベイサイドさんに注文しました。在庫切れとの事で、届くのは来月になりそうです。それまで本格的な実験君はオヤスミ。。。

Dayton Audio OmniMic V2 Precision Measurement System
390-792_l.jpg
$399.99ナリ (DAYTON Audioの公式ページ)



以前から欲しかったのですが、横浜ベイサイドさんで扱っておられる事がわかり、昨日早速注文しました。
ベイサイドさんの商品ページ
28,800YENなり

このような製品がDAYTON Audioから売られているところを見ると、アチラのマニアさん達は「ブツリトクセーハジューヨーデハナイ」なんてことヤタラ声高には言わぬのでしょうね。。。ドシテコチラハコウナンデショーカ?

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2012年12月04日 (火) | Edit |
Sound Blasterを暫く使ってみましたが、やはりデジタルで帯域分割した今の状態は以前よりも改善されているように感じられます。以前は仕事中にふと気に障る所があると(例えばオルガンジャズとか)時々サブウーハをOFFにして馬鹿ブーモードで聴いてみたりしたのですが、現在はそのような行動が全くなくなり完全にサブウーハを常用するようになりました。心理的な面もあるかもしれませんが、いずれにせよ、最後まで気になっていたアナログフィルタによる位相の乱れが無くなったというのは気持ちがヨロシイ。

アナログフィルタで分割するとクロスオーバー周波数付近で位相が急激に変化します。オシロで波形をモニタしながら、サブとメインどちらかのボリュームを上げたり下げたりすると、特定の周波数で波形が明らかに変形したり、別の周波数では片方のボリュームを下げた方が合成波の振幅が増えたりするのですが、デジタル分割ではそういうヘンテコリンな現象は殆ど見られません。バスレフ型でもそうでしたが、位相の遅れ自体が気に障るというよりは、狭い周波数範囲で位相が大きく変化する現象に違和感を覚えるのかもしれません。

とにかく帯域分割のデジタル化によって「音楽再生クオリティ」が向上している事は確かです。

この方式の本採用決定という事で、サブウーハ用のアンプを購入しました。
1_004001000014.jpg
Dayton Audio DAT-100a
Tripath社製のTK2050を搭載しています。
出力は50W/8Ω/ch
お値段は横浜ベイサイドさんで13,200YENなり(コチラ)
見た目もナカナカヨロシイ
オンシツ? ワザワザ聴き比べていないので分かりませんがOKだと思います。

IconAMPもコイツも両方ともボリュームをFULLにするとサブとメインの音量バランスが丁度良くなります。タマタマですがとても便利。

お馴染みリスニング位置でのF特です。
Ftoku-2.jpg
青がL、赤がR。FrieveAudioの補正はOFFですが、Sound Blasterのグライコを適用しています。

下がSaund Blasterのイコライザ設定です。
equ.jpg
この設定により、FrieveAudioなしでも(つまりラジオでもiTuneでもCDでも)、30Hz/-6dBの全く十分な低域レスポンスが得られます。もちろんA10サブはどんな曲でも全く危なげなく再生してくれます。

Ftoku1.jpg
グレーがサブウーハーOFFです。クロスオーバーは100Hzに設定。サブウーハ側のローパスだけでなく、メイン側にはハイパスフィルタが適用されます。赤がサブウーハーON。緑がFrieveAudio自動音場補正ONです。20Hz~8kHzに補正を適用し、30Hzから20Hzにかけて非常に急峻なローカットフィルタを適用しています。

と、こんな具合に落ち着きました。
もう馬鹿ブーの出番は無いかもしれません。
また一歩、再生クオリティが向上したという確かな手応えを感じます。

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2012年06月17日 (日) | Edit |
最近は仕事中も専らTONO君でネットラジオを聴いています。ベッドでもTONO君を付けっぱなしで朝まで寝てしまう事が多く、殆ど24時間フル稼働に近い状態です。しかし、エジソンさん以来永きにわたって我々人類に明かりを提供し続けてきた白熱電球が、いよいよ生産打ち切りになろうかといういうこのご時世、しかもこれからの季節、真空管アンプを付けっぱなしというのは、ウシロメタクてどうも居心地良くありません。そこで超低消費電力のデジタルアンプを導入しました! というのが今回のオハナシ。

横浜ベイサイドさんでDAYTONのアンプキットを購入しました。
kit.jpg
Dayton DTA-2 クラスT デジタルアンプ モジュール
商品ページはコチラ
■Tripath TA-2024 IC採用
■出力:15W+15W(4Ω)
■電源:12V(2A)安定化電源
■入力:ミニ・ジャック(3.5mm)
■出力:スピーカー端子含まず
■寸法:約70mm(L)x35mm(D)
■2連ボリューム付属
■ACアダプタは付属せず

お値段は2,980YENなり。非常に安価ですが、立派な筐体に収まった100Wの業務用パワーアンプCP400が15,800YENですから、何ら驚くに値しません。しかし、小さなIC 1個だけで15Wx2という点には驚かされます。

このTA2024(Tripath社製)というICは音質に定評があり、各社の小型アンプに多数採用されているとの事です。このチップは電力効率が80%以上と高く、ヒートシンクを不要としています。このご時世にピッタシの省エネアンプと言えましょう。データシートはコチラ

全く同じ基板を使ったDayton製の完成品もあります。
dta1-01.jpg

こちらはACアダプタも付いて5,800YENなり。作るのは面倒臭いので、これを買っても良かったのですが、デザインがイマイチなのと、実はだいぶ以前にICON AMPを実験君中にショートさせて一台壊してしまい、それ用のACアダプタ(DC15V出力)が余っていたので、廃物利用を兼ねてキットを選択した次第です。データシートによると、このICの電源電圧(VDD)はMIN.8.5V、Typ.12V、MAX.13.2Vですが、最大絶対定格(これを超えたら壊れても知らんでぇ。。という定格)は16Vであるため、まぁ、大丈夫だろうと判断しました。幸い、今のところOKのようです。

それでは、LEANAUDIO省エネミニミニアンプ君のお披露目です(名前は未だ無い)。

家内が最近買ったiPod Touchのプラスチックケースに余裕で収納できました。
ampfront.jpg
ボリュームのノブはゴム脚と画鋲で作りました。
ampback.jpg
モノラルで使うので、片チャンネルには8Ωの負荷抵抗を接続しています。入力側は短絡しています。

ampura.jpg
裏面はオシャレ?なシースルー(クリックで拡大してご覧ください)。ICがいかに小さいかお分かり頂けると思います。これで15Wx2。時代は進んだものですねぇ。。ケースの上面と底面には通気用の穴を開けました。熱でプラケースが変形するような事は今のところありません。さすが省エネ君。

ZAP君との記念撮影
tonozap.jpg
IconAMPより一回り小さくなりました。頑張れば、これの半分くらいの大きさのケースに収める事も可能です。

TONO君もお化粧しました。
tonokun.jpg
スピーカを視覚的に目立たなくするために、サランネットを貼りました。ZAP君のイメージカラーはプロフェッショナルなグレーですが、TONO君は親しみやすいアイボリーホワイトです。AirMac Express、イコライザ、アンプを本棚の上に設置し、スピーカケーブルは最短としました。最終的には全部TONO君と一体化する予定です。そのうち。。。キガムケバ。。。。

音質ですが。。例によって、切り換えながらシューチューして聞き分けるといったメンドクサイ事はしていません。数日間フルに使ってみた結果としてはフツーにOKではないでしょうか? TU-870のちょっとホワンとした感じも捨てがたいですが、節電のためにここは我慢しましょう。また涼しい季節になったら交換しても良いかもしれません。いずれにせよ、慣れて、受け入れてしまえば、気になる違いではアリマセン。

TU-870は、元の持ち主のKERO君にお返ししました。
kero.jpg
久しぶりにKERO君を聴きましたが、やっぱりエーワーーーーー。TONO君とは正反対のコンセプトですが、どちらもそれぞれヨロシ。ZAP、KERO、TONO三者三様ですが、基本とするコンセプト「ミュージック マシーン」は全て同じです。もうこれ以上ソーチを増やさぬ事を堅く胸に誓ったハチマルであります。

という事で、電子分野における技術の進歩をマヂマヂと感じさせられた今回のトライアルでありました。次回は、今回の経験を基に、しつこいですが、現在のオーディオを取り巻く状況について考察を加えたいと思います。オッタノシミニ!

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