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2013年08月13日 (火) | Edit |
iPodTouchはネットラジオ用に購入したので8GBの容量しかなく、128kbpsに圧縮してもコレクションの一部しか収まりません。

僕は通常、ストレッチ(我流ヨガ)を座禅のポーズから始めるので、ジムのフロアでヨッコラショと蓮華座を組んでから、その時々の気分に合わせて選曲します。なので、何を聴くか(聴きたいか)は、自分でもその瞬間までマッタクわかりません。静かなクラシックを聴く事もあれば、テイラーさんや山下さんのフリージャズでぶっ飛ぶ事もあります。なので、全コレクションをAppleロスレスで収めたiPod Classicをジムでも愛用していました(上腕に巻き付けるポーチを使用)。

また、例のCover Flow機能を使ってアートワークをパラパラしながら直感的に選曲するわけですが、画面に直接タッチするiPodTouchよりもiPod Classicのクルクル パッドの方が断然選曲しやすく感じます。このへんは単機能機の良いトコロですね。iPod Classicは今後も継続して販売して欲しいものです。ゼヒ。

そこでiPod ClassicをBluetooth化しよう!というのが今回のオハナシ。

iPodのコネクタに直指しするトランスミッタがSONY(逆輸入)を含む数社から販売されている(いた)模様です。しかし、いざ購入しようと検索すると「現在は扱っておりません」ばかりが目立ちます。今時、みんなBluetoothを搭載したスマホを使うので、ディスコンに近い状態なのかもしれません。

そんな中、やっと見付けたのがコレ。
BT Kokkia
KOKKIA i10s Apple公認iPod/iPhone/iPad用小型Bluetooth iPodトランスミッタ
NANOの下に付いている白くてチッチャイヤツですよ。
青色LED以外にはボタンも何もアリマセン。

amazonで約6.5Kエンで購入しました。ちょっと高価ですが背に腹はかえられません。Bluetooth v2+EDRで、標準コーデック(SBC)にのみ対応しています。僕のロジテック製イヤフォンと同じ仕様です。ペアリングも簡単にできました。これでジムに全曲持ち込めるのでメデタシメデタシ。ただしiPod Classicのバッテリの消耗がちょっと気になります。

次回はオウチのPCと愛用ヘッドフォン(MDR-F1)をBluetooth化します。オッタノシミニ!

追記
ワイヤレス ヘッドフォン・イヤフォンの快適さを一度体験するとデンセン付きにはもう戻れません。ちょっとくらいの音質の劣化がドナイヤッチューネンという感じです。オーディオ機器において「音質」が唯一無二の重要因子ではアリマセン。心身を快適な状態に置ける事や、選曲のしやすさ(ユーザ インターフェイス)、そしてデザインも同様に重要だと思います。やっぱり音楽を取り巻く環境はクールでないとアキマセン。クールでないと。。。音楽やアートってのは当世当代最高にカッコイー存在なんですからね。

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2013年03月12日 (火) | Edit |
SONYのWalkmanにはサラウンド エフェクタが内蔵されているようです。

walkman.jpg

SONY独自のアルゴリズムらしいですが、サウンドブラスタやWindowsのサラウンド機能と似たようなものであれば十分に使えると思います。iPodにも欲しいナァ。。。別にヤヤコシイ事する必要はなく、適当に左右を混ぜられるようにしてくれるだけで僕には十分です。

それと自由に設定できるイコライザも欲しいですね(iPodではプリセットしか使えない)。ソースによってはヒスノイズが目立つものがあり、大概4kHzバンドを下げると改善されます。欲を言えばヒスノイズ キャンセラーみたいなのがあるとアリガタイ。ヘッドフォンだとスピーカで聴くよりもヒスノイズが目立ちますからね。まぁ、若い子達はヒスノイズが乗ったような古いソースを聴かないのでしょうが、先日Appleストアからダウンロードした古いジャズのソースではヒスノイズが目立ちました。

こういうのって、やたらコマケーオンシツがドシタコーシタよりも音楽を快適に聴く上で余程切実で基本的な事柄だと思うのですよね、僕としては。もうコマケーオンシツは全く必要十分なレベルに達していると思います。

ところで新型Classicの噂は全く聞かないですね。無くなるのじゃないか。。。という噂すら聞きます。ドナンデショウカ?

今後はiPodやWalkman等の音楽再生専用機種は減少するでしょう。なにせ電話機で全く同じ事がデキルンですからね。iPhoneとiPodを両方持ち歩くヒトは居ないでしょう。コンパクトデジカメと似たような運命ですね。そのような中でiPod Classicが生き残れるのかどうか?あるいは存在意義が逆に高まるのかどうか?結局iPod Classicを欲しがるのはオッサンだけなのかどうか?

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2013年03月03日 (日) | Edit |
僕は通常遅くともPM9時には就寝し、AM3時前後に起床して仕事を始めます。この生活パターンは僕にとって非常に効率が良いわけですが、早朝は音量を上げられないのでヘッドフォンをよく使います。僕はソニーの密閉型モニタMDR-Z1000とオープンエア型のMDR-F1を持っていますが、今の季節は汗をかかないので、低音がしっかりと聞こえる密閉型のZ1000を多用します。

サウンドブラスタDACのヘッドフォン出力を使う場合、DACの設定を5.1モードからヘッドフォンモードに切り換え、イコライザやサブウーハのON・OFF等の設定を数カ所変更する必要があります(音楽再生中にDACにヘッドフォンをいきなり差すとDACの動作が暫く異常になる)。これでは面倒クサイのでDAC付きのコンパクトなヘッドフォンアンプを物色していました。DACの付いていないAudioTechnicaのヘッドフォン アンプは持っているのですが、これだとラインをつなぎ変える必要があるのでさらに面倒クサイ事になります(このアンプにはスルー出力が付いているのですが、僕の環境だと時々ノイズが乗るので使えない)。音質より何よりとにかく面倒クサイの大嫌い。

そのような理由からSONYのPHA-1を購入しました。このアンプは本来携帯用(いわゆるポタアン)ですが、僕は主に据え置きで使っています。WindowsのコントロールパネルでPHA-1を既定のデバイスに設定しておくと、PHA-1の電源をONにするだけでスピーカの音が消えてヘッドフォンから音から出ます。スイッチを切ると、またスピーカから音が出ます。これは面倒クサがりの僕にとって最高にアリガタイ。

基本的にポタアンなので、再生しながら充電はできない構造になっていますが、ヘッドフォンは早朝の数時間しか使わないので全く問題ありません。再生中はPCからの電源が切断されてバッテリ駆動となるため、音質的にも有利ではないでしょうか(余り気にしないけど)。アンプのスイッチをOFFにすると自動的に充電が始まります。PCからUSB経由で充電されるので、あの鬱陶しいACアダプタも不要です。

せっかくのポタアンなので、ベッドでiPod Classicを聴く時にも使ってみました。PHA-1はiPodから直接デジタルで信号を取り出せる構造となっています(本来はこれが一番の売りではないかと思う)。MDR-Z1000との組み合わせで使ってみましたが、まず、音が聞こえ始めてすぐに、全体的に「静か」になったように感じました。S/Nが向上しているという事ではないかと思います。また、巷でよく言われるように、確かにポタアンを使うと低音(ベース)がよりシッカリと聞こえるような「気がします」。例によって、差し換えながらキキクラベルという事はしていませんが、ポタアンを介して聞いた方が全体的に「良い」と言えそうな気もしないではないような感じもしないではアリマセン。ただし、聴きながら寝てしまった場合、iPodは自動的にシャットダウンするのですが、アンプはOFFにならず、朝起きると充電が空っぽになってしまいます。次期製品では自動シャットダウン等の省電力機能を組み込んで欲しいですね。

potaan.jpg
僕としてはちょっと贅沢なヘッドフォン オーディオ システムです。なおZAP君は元もとカナル型イヤフォンをリファレンスとして開発してきたので、僕のヘッドフォンシステムとスピーカシステムの音楽の聞こえ方は非常に似ており、途中で切り換えても違和感なく楽しめます。もちろん音場は全く異なりますが、ソモソモ僕は音場に全然注意を払わないので関係アリマセン。

誰でも買って繋げば簡単に非常に高いクオリティで音楽を再生できるわけですから、世の中がこぞってヘッドフォン オーディオに雪崩れ込むのも当然です。普通のオヂオはアーダコーダ面倒クサ過ぎ。何よりも厄介な部屋の影響を全く受けず、小さな振動板1つで十分な低域まで単純に再生できてしまうヘッドフォン再生の優位性にはスピーカシステムでは絶対に太刀打ち出来ません。最初っからヘッドフォン再生だけを前提にして音楽ソースを作れば、いろいろ妥協する必要もなくなるため制作段階でのクオリティを飛躍的に高める事ができるはずです。現状を考えれば、そのような作品がソロソロ出てきても良いのではないかな?ドデショウカ?

このPHA-1は非常に気に入っています。実は発売当初からナンカ「欲しいな」と思っていたのですよ。デザインも良いですし、手に持った時の質感にも「良品」の雰囲気があります。また、iPod等をベルトで簡単かつスマートに固定できる等、細部にも配慮されています。詳しくはコチラのレビュー記事を見てください。

AppleのiPodシリーズやNuForceのIconシリーズには、特に必要がなくてもナンカ「欲しいな」と思わせる商品的魅力がありますが、PHA-1にもそのような魅力を感じます。このようなクールさ、カッコ良さ、スマートさって重要だと思いますよ。音楽とかアートってやっぱりクールでカッコ良くないとね!それを聴くための道具なんですから。

なお、外出時にiPodと一緒にこのアンプを持ち歩くつもりは全くアリマセン。外出時はイヤフォンを使うので、パワーも要らないでしょうしね。

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2011年12月11日 (日) | Edit |
民生用アンプに比べると、業務用パワーアンプは驚くほど安価です(コチラをご覧ください)。以前から興味があったので、SOUND HOUSEさんで一番安価なパワーアンプを試しに購入してみました。

cp_cp400a.jpg
Classic Pro製 CP400
価格はなんと15,800円なり!(ゼロの桁数にご注意)
■タイプ:パワーアンプ、2ch
■ステレオ出力:100W+100W(8Ω)、130W+130W(4Ω)
■ブリッジ出力:280W(8Ω)
■周波数特性:20~20,000Hz(0.5dB)
■スルーレート・ステレオ:20 V/us
■高調波歪率: <0.05%
■入力感度:+4dBu
■入力インピーダンス:11KΩ
■ダンピングファクター:200
■ハム&ノイズ:> 100dB
■クロストーク:> 60 dB (TYPICAL @ 1 KHz)
■消費電力:110W
■寸法:48.3W×4.4H×27.1D cm
■重量:6.6kg
内部
うるさいファンを止めるためにカバーを開けました。
耐久性が重視されるプロ用なので内部の作りもしっかりとしています。
結構大きなトロイダルトランスを使っています。

仕事中に暫く使ってみましたが、ハチマルにはこれで十分という感じがします。ICON AMPと比べた場合、IA7-Eは少しジョートー風というか微妙なオーヂオ臭というか、微かな味付けを感じるのですが、このCP400には全くそのような癖を感じません。ハチマル好みと言えましょう。無信号時のノイズも他の民生用アンプと同等レベルです。逆にIA7-Eは回路が特殊であるため、無信号時に独特のノイズが出ます(信号が入るとノイズは消えるとメーカは言っている)。Icon AMPおよびCP400と比べた場合、IA7-Eではブラスが若干金臭く聞こえます。反面、ピアノの響きにハッとさせられる事があります。しかし、いずれにせよ、その差は、ハチマルが「音楽」を聴く上でさして重要であるとは感じられません。Alpair 6のMとPをフラットに補正して聴き比べた時の違いに似ているかもしれません。ハチマルは結局地味なメタルコーンを選択しました。

それにしても、CP400のこの低価格ぶり(15.8K円)は一体全体どういう事なのでしょうか? 入力切り換えやリモコンが無いにしても、民生用に比べるととんでもなく低価格です(Icon AMPと機能的に同等)。プロ用ですので、筐体も頑丈ですし、シャンパンゴールドの分厚いフロントパネルには高級感すら漂います。

ハチマルは、やたら微妙なオンシツの違いをワザワザ苦労して聞き分ける気など毛頭ありませんので、「音楽」を聴いている時に違和感や不快感を感じさせない自然さと正確さを何よりも重視します。そういう意味で、CP400は全く十分な音楽再生クオリティを備えていると思います。極々真っ当に信号を増幅してくれているという事です。たかだか20数kHz程度の電気信号増幅では、今時のアンプに大きな性能差は無いでしょう。

ただし、密閉型スピーカ+デジタル低音ブーストを愛用するハチマルの場合、アンプには低音再生の正確さを強く求めます(低音時のスピーカー駆動の正確さ、巷ではスピード感と言われているヤツかな?、ハチマル用語では「ビシッとバシッとした」低音)。このような特性を得るには、一般的にアンプのダンピングファクタ(DF)が重要であるとされます。

以下Audio Designというアンプメーカのダンピングファクタに関する説明です(コチラからの抜粋です)。

ダンピングファクター
ダンピングファクター(DF)が大きいことはパワーアンプの出力インピーダンスが小さいことを意味しています。DFが大きいパワーアンプはスピーカーからの逆起電力を抑制する力が大きい事を意味しており、ダンピングの効いた低音が期待できます。

ダンピングファクターとは
ダンピングファクター(DF)とはパワーアンプのスピーカーに対する制動力を表すと考えられている指標で、一般にパワーアンプの出力インピーダンスとスピーカーのインピーダンスの比で表されます。
         DF=Zsp(Ω)/Zamp(Ω)
ここでZspはスピーカーのインピーダンス、Zampはパワーアンプの出力インピーダンスです。
一般的なに半導体アンプで100程度の値を示します。この場合スピーカーのインピーダンス8Ωに対して、パワーアンプの出力インピーダンスは80mΩである事を意味しています。

ダンピングファクターの音質に与える影響
一般的にダンピングファクターに関しては次に様なことが言われています。

DFが大きいほうが低音に締りが出てくる。
DFが極端に小さいと(>10)低音の量感は増す(実際に低音の音圧レベルが上がる

ダンピングファクターが音質に与える効果についての考察
DFが1と10では音質も大きく違うかもしれませんが、100を超えると例えば低音の締りが良くなるということを必ずしも実感できるわけでないかもしれません。ただ数百以上のDFの効果というのは低音域の大信号に対して高音域が濁らないですとか、低音域の音階がはっきりわかる、低音が静かに聞こえるという様な聴感上の効果があるように感じます。


普及品民生用半導体アンプのDFは概ね100以下のようです。駆動力が高い事で評判のONKYO A-7VLでもカタログのDFは60となっています。NuForce社は、同社のアンプ回路は特殊であるため一般的なDFの定義をそのまま適用する事はできないとしながらも、IA7-Eのスピーカ端子で計測されるDFは約160に相当するとアナウンスしています。これは民生用としては非常に高い値であると言えます。

真空管アンプのDFは一般的に10以下しかないと言われます。このため、スピーカのインピーダンス変化の影響を受けやすく、ハチマルもTU-870での実測で下図のような影響を確認しています。
540_20111210043939.jpg
吸音材なしのポチ型ボックスでの比較。赤がIcon AMP、青がTU-870改(出力トランスを大きめのに交換)です(参考記事)。約150Hzにスピーカのインピーダンスピークがあるため、DFの低いTU-870ではレスポンスが増加しています。上のコメントにあるDFの低いアンプを使用すると「低音の量感が増す」というのは、こういう事だと思われます(ただし締まりのない低音になる)。

業務用アンプでは、長いスピーカケーブルを引っ張り回したり、複数台のスピーカを駆動する必要があるためか、総じてダンピングファクタが重視されるようです。大概の業務用アンプはDF 200以上をカタログで掲げており、CP400のカタログ値も200です。民生用でもかなり高級なアンプになるとDFが100を超える物もありますが、15.8K円という超低価格でこのDFは驚異的と言えます。以下で実験君データをお見せしますが、CP400の低音時のスピーカ駆動能力はIA-7Eに全く引けを取らず、カタログのDF値は伊達ではないと思われます。

50Hz以下の正弦波の歪みに関しては、CP400とIA7-Eは全く同等でした。やはりIcon AMPが極わずかに優れています。コチラの記事で使用した5kHz正弦波の一部データを間引いた波形でも3者は全く同等でした。48kHzの計測サンプリングレートでは、スピーカ出力の高域特性に違いは殆ど見られなかったという事です。これらのデータの掲載は省略します。

新しい評価方法を試してみましたので、その結果をお見せします。

今回の実験君では、40Hzの正弦波に1発/1サイクルのパルスを重畳した信号を使用しました。パルスの位値は毎サイクル同じです。これにより、パルスに対して40Hzのスピーカ出力波形がどの程度遅れるのかを見る事ができます。マイクはスピーカ前方約10cmに設置しました。スピーカはAlpair 6Mです。

グレーが信号波形、緑がIcon AMP、青がIA7-E、赤がCP400です。スピーカの出力音量を全て同じに揃えています。
40Hz アンプ位相 copy
IA7-E(青)とCP400(赤)は殆ど同じですが、驚いた事にIcon(緑)が飛び抜けて良好な結果を示しています。

下は信号の先頭部です。ゼロからいきなりマイナス側最大まで信号が変化します。上の図は安定した状態での波形です。
40Hz始め
ここでもIconが非常に良好な追従性を見せています。IA7-EとCP400はほぼ同等ですが、CP400の方が若干優れているように見えます。

次は、信号の終端部です。プラス側最大からゼロまでいきなり信号が変化します。
40Hz 終わり
やはりIconが最も俊敏な反応を示しています。しかし、その分マイナス側へのオーバーシュートも大きめに出ます。IA7-Eの波形はどういうわけか歪みが大きくなってしまいました。再計測が必要かもしれませんが、スピーカ出力の収束性はCP400の方が若干優れているように見えます。

という事で、上記の結果を見る限り、超低音のスピーカ駆動性能としてはIcon AMPが明らかに優れており、IA7-EとCP400は殆ど同等か若干CP400が優れていると言えそうです。値段、定格出力、大きさから考えると、完全に裏切られた形の結果となりました。

しかしIcon AMPのビシバシさには驚かされます。正に馬鹿ブーのためのアンプであると言えましょう。これがNuForceの原点というやつでしょうか? それに比べるとIA7-Eにはもっと頑張って欲しいですね。多分初代V1はIcon以上だったのでしょう。。。そして超低価格のCP400の性能にも驚かされました。やっぱりハチマルにはハイエンドなIA7-Eは不要かなぁ。。。。

なお、HSC(超高音信号付加機能)をONにした時のシュワシュワ感は、IA7-E程ではないにしろ、CP400でも感じました。超高域はIconよりも出ているように思われます。

以下はNuForce社のハイエンドのサイトからの抜粋です。
NuForceはこの方式をアナログスイッチングアンプと名付けました。NuForceアンプは超広帯域幅再生(20~80kHz)を位相シフト無しで実現します。出力段は十分にコントロールされ、極めて高いダンピングファクターを獲得し、低域周波数まで再生を前例の無いレベルでコントロールしています。
Icon AMPこそ正にそのようなアンプであると言えましょう。それに比べるとIA7-EがCP400と同等という結果には正直ガッカリさせられました。やはり世間様の嗜好に合わせて、バージョンが進むにつれてマイルド化しているのでしょうか?低音のブワッと拡がる感じの味付けのせいでしょうかねぇ?

とはいえですね、アンプをつなぎ変えながら実際に音楽を聴き比べても、ハチマルには大して重要な違いがあるようには感じられません。結論としては「ドレデモエーンチャウ?」ってところかなぁ。。。ハチマルにはハイエンドなアンプは宝の持ち腐れのようです。

さて、大概の業務用ステレオパワーアンプは、2つのアンプを並列に使用して大出力のモノラルアンプとしても使用できるようになっています。これを「ブリッジモード」と呼ぶようです。CP400の場合、ステレオモードとブリッジモードを背面のスイッチで切り換えるようになっており、8Ωでの出力はステレオで100W x2、ブリッジで280W x1となります。4Ω負荷での使用は保証されていませんが、実験君としては試さないわけに行きません。

上と同様に、パルス入り40Hz正弦波でのスピーカ出力波形で比較してみました。
ブリッジ copy
赤がステレオモード、青がブリッジモードです。波形の歪みは全く変わらなかったのですが、ブリッジモードでは位相遅れが若干改善されました。とはいえ、Iconには遠く及びません。このアンプはAlpair 10をアシストウーハとして駆動するために購入したのですが、その際にはブリッジモードを使えます。はやくAlpair10の箱をつくらないとね。。

以上のように、民生用装置の価格に関して、改めて考えさせられる結果となりました。コーキュー感を演出したようなオーヂオ臭いナンチャラ感や、蝙蝠さん的超音波領域の再生によるクーキ感とかを求めず、音楽を高い「クオリティ」で「素直」に聴きたいだけなら業務用アンプで全く問題無いように思われます。というか、癖が無いので「音楽」を聴きやすいように思えます。また、少し「味」が欲しいという場合は、安価で駆動力のある業務用パワーアンプに真空管プリアンプやラインアンプ、あるいはサンバレーさんとこの真空管組込みDAC等を組み合わせると、優れたスピーカ駆動力を確保しながら「オンシツ」を好みに合わせる事ができるかもしれません。

業務用アンプを使用する場合、下記の点に注意が必要です。
1) コネクタの形状が民生用と異なる
信号ラインのコネクタは基本的にXLR(バランス)です。また、スピーカ出力端子にも「スピコン」と呼ばれる特殊な形状を採用しているアンプも多くあります。幸い、CP400のスピーカ端子は民生用でおなじみのタイプでした。アンプ購入時に、民生用機器と接続するためのアダプタなりラインなりも併せて購入する必要があります。業務用の場合、アクセサリ類の価格も極めてリーズナブルです。僕が使用しているXLR/ピン変換コネクタは1個250円でした。

2) ファンがうるさい
大概のパワーアンプはファンを内蔵しています。CP400のヒートシンクは筐体の両サイドに露出しており、内部はそれほど高温にならないため、買って直ぐにファンのコネクタを抜きました。暫く使っていますが、筐体内部の温度はそれほど上がらないようです。側壁のあるラックケース等に組み込まない場合、設置場所に配慮すればホームユースではファンを止めても大丈夫かもしれません。温度は電解コンデンサの寿命に影響しますが、アンプ自体の価格がこれなので、まいっか。。あるいはカバーにドリルで穴を開けるか、パンチングメタルに交換しても良いかもしれませんね。

3) 左右のボリュームが独立している
僕は手元にパッシブプリを置いているので、特に不便を感じませんが、そうでない場合は少し煩わしいかもしれません。CP400のボリュームはクリックを備えているため、左右を同じ位置に揃えるのは容易です。ボリューム位値を同じにした場合の左右の音圧差はほとんどありませんでした。

4) ラック収納が前提
CP400にはシールで貼り付けるゴム脚が付属していましたので、単独の据え置きでも問題ありませんが、例えば電源モジュール、複数台アンプ、チャンデバに全て業務用を使用する場合、レールマウントにすると「プロ」の雰囲気が楽しめるかもしれません。

僕は次に電源モジュールを狙っています。
cp_pd12ii.jpg
CLASSIC PRO製 PD12II
7,980円なり
■ACコンセント前部4(その内、常時ON:1)・後部8
■リアライト端子(XLR)
■使用電源:AC100V±10%、 50/60Hz
■最大電流:14.9A/ユニット
■最大消費電力:2000W/ユニット
■サージ電圧:5,000V
■サージ電流:20,000A
■ノイズ減衰:トランスバース >20dB、1.5kHz~200mHz
■サーキットブレーカー
■保護回路:スパイク・サージ、ノイズフィルター、過剰電源保護回路
■電源ケーブル長:3.0m、3ピン、2ピン変換アダプター付属
■寸法、重量:48.3(W)×4.45(H)×31(D)cm、4.9kg
スパイク、サージフィルター、ノイズフィルター保護回路、過剰電源保護回路、サーキットブレーカー

別に「音質」に期待するわけでなく、ごちゃごちゃの電源ラインをすっきり格好良くまとめたいというのが狙いです。価格が手ごろなので、高級テーブルタップのノリで使って見たいと考えています。

業務用には他にも使えそうな機器があるかもしれません。とにかく価格がリーズナブルなので、気楽に試してみても良いかもしれません。サウンドハウスさんが価格と品揃えの面でお薦めです。

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