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2011年04月12日 (火) | Edit |
Alpair5を復活させました。

4Lのバイアンプ駆動用13cmウーハーの箱(もちろん密閉型)にAlpair 5を組み込んで2 Way化。元はDENONコンポの6Lの箱ですが、内部をガチガチに補強したので実容積は4L(正確には3.9L)しかありません。
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隔壁には内径約83mmの塩ビ管を使用しました。容積は約1L。従って13cmウーハーの容積は約3Lです。バッフル面は塗装ではなく、上等の画材用紙にインクジェットプリンタでJBL風ブルーをベタで印刷して両面テープで貼り付けています。

たまたまベランダで見つけた45mmx45mmの角材を使用してSPボックスを正面の窓枠(しっかりした木製)に固定しています。木ねじで結構がっしりと固定する事ができました。おかげでSPの低音振動がデスクに全く伝わらず、すこぶる快適です。
724.jpg
実は、この方式に変更したのは地震発生の3日前のこと。おかげでSPは全く無事でした。それ以前は、デスクへの振動伝達をできるだけ遮断するために、柔らかめのインシュ(3点指示)を2段使用した2階建て構造で、しかも最上段に2.5kgの重りを置いた不安定極まりない状態でした。このままだと確実に悲惨な事になるところでした。
現在
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以前
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くわばら。くわばら。

周波数特性です(20cm前方で測定)。
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赤がAlpair5単独の特性です(チャンデバを介さずダイレクトにアンプで駆動)。ウーハー容積はたった3Lですが、イコライザ補正なしで40Hzまでほぼフラット(-6dB/30Hz)な特性が得られます(ブーストは全く不要)。500Hz近辺の落ち込みはデスクトップの反射の影響です。SPをもっと上に持ち上げれば改善されますが、いたしかたありません。50Hzのポッコリは部屋の影響と思われます(Alpair5もこの位置で少し盛り上がる)。システムの詳細はコチラを参照してください。このシステムのコンセプトは一般的な2 Way型とは異なり、Alpair 5をあくまでもフルレンジドライバとして使用し(ツイータではない)、不足する低域を別アンプ駆動のウーハーでアシストするという考え方です。従ってAlpair5はチャンデバを介さずに直接アンプで駆動されます。このシステムはイコライザなしでも十分フラットなので、iTuneのブラウザでベトベン全集データベースをジャンル別や年代別に一気聴きする場合に重宝しています。あと、買ったCDをリッピングする前に即聞きたい時とかも。

ジャズにはFrieveAudio+6Mの馬鹿ブーを使用しています(こちらの方がベースラインの聞こえ方が微妙に気持ち良いので)。
721.jpg
現在のポチ2型ボックス。ケロの余りの人工皮革を貼ってつや消しグレーで塗装しました。目の前に尖った角があると鬱陶しいので、コーナーを斜めにカットしています。内部にもゴッツイ補強を追加しました。効果は未だによくわかりませんがBatpure(小さなスーパーツイータ)も復活させました。

さて、ご覧に入れたように、
フルレンジSP + バイアンプ駆動ウーハー(密閉型)の組み合わせによって、トータルたった4Lの密閉箱で上記のような周波数特性がイコライザによるブーストなしで簡単に得られます。しかも、基本コンセプトはあくまでもフルレンジSPなので200Hz以上で一切のクロスオーバーがなく、小径フルレンジドライバならではの良さをたっぷりと堪能できます。ALpair5は3"ドライバとしては径が小さく低音性能は貧弱ですが、極めて優れた高域音質を持つので(なにせ半ばツイータとして設計されている)、このような使い方(または2.1システム)には最適です。このドライバで馬鹿ブーストしてたんですから、ホントの馬鹿と言えましょう。。。

と言うことで、Alpair 5を想定したバイアンプ駆動(または2.1ch)のコンフィグレーションをいくつか考えてみました。組み合わせるウーハーには10cmまたは13cmを想定しています。なお、10cmx2と13cmx1がほぼ同等(面積xストロークがほぼ同等)と考えました(ストローク相似で考えても13cm一本の方が少し有利みたい)。同じMarkaudio製メタルコーン ドライバを使用するのであれば、Alpair10 (13cm、できればウーハーバージョン)またはCHR-70 (10cm)が使えると思います。ただ、実際に必要なのは200Hz以下だけなので、高域まで気を使って設計されたフルレンジドライバを使うのはもったいないですね。このような用途向けに最適設計されたメタルコーン アシスト ウーハーが欲しいところです(フルレンジドライバとのデザイン統一性も重要だよ)。

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どのコンフィグレーションを選ぶかは、必要な音量(リスニング距離、部屋の広さ等)によって決まります。この方式では、小さくても大きくても低域の周波数限界はほとんど変わりません。再三申しているように、どんなに小さくても低音楽器の音をしっかりと正確に聴けてこそ「音楽再生装置」と言えるというのがLEANAUDIOの基本コンセプトです。デスクトップ用であればMINIかSMALLクラスで十分だと思います(なにせAlpair6一本の馬鹿ブーでも十分なんですからね)。僕のAlpair5システムはCOMPACTクラスに属します。ちなみにケロはMINIよりさらに小さいMICROクラスと言えましょう。

LARGEはシャレのつもりで載せましたが、13cmクラスより大きな振動板というのは、どうも直感的に(見た目ですが)無理があるような気がして使う気がしません(厚さと径の関係、剛性、重量等の面)。あくまで僕の直感ですが(。。ちっちゃいのが好きなのよ。基本的に)。

もちろん、どのコンフィグレーションも全て完全密閉型のバイアンプ(または2.1)方式です。デジタル チャンネル デバイダを内蔵したDAC (1つのデジタル入力から2つのアナログ信号(HIとLO)を出力するDACがあると良いのになぁ。。と以前から思っています。クロスオーバーの設定はPCからやれば宜しい。どこか作ってくれないかなぁぁ。。と。

追記
そういえばAlpair5ってもう販売していないんですね。MarkAudioのスーパーカブとして是非復活して欲しいものです。その時にはパートナーとなる専用ウーハーや、できればチャンデバDAC等も一緒に展開してくれると良いなのになぁ。。。このクラスのフルレンジドライバにはまだまだ大きな可能性が秘められていると思います。

追記2
13cmよりも大きな振動板を使いたくないと書きましたが、これは極低域だけをハイパワーで駆動する(あるいはブーストする)方式では振動板を大きくする必然性があまりないためです。従来方式でウーハーを使用する場合、低域限界は単純にウーハーのサイズ(面積)でほぼ決まります。しかし本方式あるいは低域ブースト方式では、再三お見せしたように小さな振動板でも十分な低域性能が得られます。基本的に振動板は小さいほど軽くて剛性が高く、音質面で有利になります。本方式では、必要振動板面積は低音限界ではなく必要音量によって決まります。

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