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2009年03月10日 (火) | Edit |
このブログではデジタル信号処理による音場補正の有効性を紹介していますが、長年普通のオーディオ装置を愛用されてきた方にはPC上でマウスとキーボードを使用して音楽を再生したりイコライジング処理を行うのには抵抗があるかもしれません。

そんな方でも一度はご自分のリスニング位置の音響特性を簡単に測定してみてはいかがでしょうか。
もし特性が激しく凸凹している場合は、測定しながらスピーカーを移動したり、リスニング位置を変えたり、絨毯やカーテンで部屋の音響特性を改善したりすると結構大きな効果が得られるかもしれません。

128.jpg
スピーカーからの距離による音響特性の変化(40cmと135cmの比較)
スピーカーから離れるにつれて部屋の音響特性の影響が強くなり特性は凸凹になります。


PCさえあれば測定はお金をかけずに簡単に行えます。
このブログをご自宅でご覧になっている方はコンピューターをお持ちだという事ですよね。であれば1000円くらいの安物のマイクを購入するだけで誰でも簡単に測定が行えます。

マイクはパソコン用の安物で十分です。
087.jpg
ELECOM MS-STM54
定格 20~16,000kHz
1,312 YEN
先端の穴あきキャップとスポンジ状のフィルタを外して
ユニットむき出しの状態で使用しています。
いろいろな条件で測定してみてわかりましたが
20kHzまでほぼフラットな特性を持っているようです。
音場補正の目的であればこれで十分だと思います。
いたずらに高級なマイクを使用する必要はありません。

.
コンピューターも高性能なものは必要ありません。
僕は性能的には現在最低クラスに相当するネットブック(EeePCとか)と同じAtomプロセッサを搭載したONKYO HDC-1Lという音楽用PCを使用していますが、問題無く測定も音場補正も行えます。

ソフトウェアも無料でダウンロードできます。
僕が愛用しているWAVファイル再生ソフトウェアFrieve Audioには音場補正ができないフリー(無料)版があります。フリー版は音場補正はできませんが、音響測定だけなら可能です。測定を行うにはASIOまたはASIO4ALLというサウンドドライバのインストールも必要となるので注意してください。
Frieve Audioのダウンロードサイトはコチラ

音響測定はPCに内蔵のサウンドデバイスを使用して行えます。
サウンドデバイスのフロントスピーカー出力(緑のジャック)またはヘッドフォン出力から「ステレオミニプラグ-RCAx2」ケーブルでアンプの入力へ接続します。もちろんマイクもPCのマイクロフォンジャック(ピンクのジャック)へ接続してください。

測定方法やASIO4ALLドライバの入手方法はこのブログのカテゴリ「Frieve Audioによる音場補正」内に詳しく記載していますのでそちらを見てください。
「補正結果の測定」以外はフリー版もシェアウェア版も操作方法は全く同じです。マイクロフォンについてもそこに書いてありますが、僕は1000円くらいの安物をちょっと改造して使っています。それで十分。

もしFrieve Audioを本格的に音楽再生に使用したいとお考えであれば、音場補正が可能なシェアウェア版(M-Class: 3,200円)を強く推奨します。それと外付けのDACも必要です。PC内蔵のサウンドデバイスは音質的にはかなり劣りますから。

Frieve Audioの本来の用途はWAVファイルの再生であり音響測定は補助的な機能ですが、スピーカーの音響測定用に専用設計された「MySpeaker」というソフトウェアも無料で入手可能です。
MySpeakerのダウンロードサイトはコチラ
MySpeakerはスピーカーの詳細な性能測定が行える多機能な測定ソフトウェアです。もちろんリスニング位置の測定にも使用可能です。僕は使った事がありませんが、なかなか良くできていそうです。興味のある方はどうぞ。

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