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2010年06月12日 (土) | Edit |
僕は一日中自分の机で仕事をしており、その間ほぼ常時音楽を流しています。1時間に1度程度の休憩をとるので、その際には多少ボリュームを上げて音楽に聴き入りますが、ほとんどは「ながら」で聴いています。

そんな僕が普段やっている試聴法をご紹介します。
特徴を挙げると
1) 仕事をしながら半ば無意識に音楽を聴く
2) 長時間聴く
3) 様々なジャンルの曲を聴く
の3点になります。

僕の経験からすると、オーディオ装置の何かを変えた後に「音質」に「集注」して「聴き比べても」あまり良い結果は得られません。短時間聴いただけだと良く聞こえても、長時間聴くと駄目という事が多々ありました。仕事をしながら「様々なジャンル」の「音楽」を「音質を気にせず」に半ば「無意識」に「長時間」聴いていると、楽器音の変な癖が鼻(ではなく耳ですね)に付き出します。そうなった時点でなんらかの変更を加えて同じように暫く聴く、という事を繰り返しながら現在の状態に至っています。ですから、吸音材があのような満杯状態になるまでに数ヶ月はかかっています。

バスレフポートや箱の定在波にしても、ちょい聞きだと「別にエーンチャウン」と思うのですが、
例えば顕著な定在波が存在する場合には、特にピアノソナタ等を聴いている時になんか「コーーーーー」という、例えるとトンネルの中を電車が走っている時に聞こえるような感じの音が、常に耳のどこかで鳴っているように感じて違和感を覚え始めます(僕はこれを「箱くさい音」と言って嫌う)。バスレフポートの場合、ピチカートはもちろんですが、交響曲を聴いていても時々「ボー」と一瞬浮いたような(周囲の音程は変化しているのにそれだけ一定音程の)変な音が耳に付いて気になり始めます。

一定周波数に何らかの癖を持つ音を長時間聴いていると、それらが時間的に脳に蓄積されるためか(ホンマ?)耳障りに感じるようです。結局記録されている楽器音をそのまま聴いた方が最も自然に音楽全体が聞こえるように思えます。特に癖を無くしてゆくとピアノの響きが澄んでくるので僕は好きです。また、交響曲等ではホールの残響もしっかりと収録されているようですから、きっちりと低音まで再生して耳に届かせれば、下手な小細工をするよりもホールの響きが楽しめるのではないでしょうか。

以上のように、僕は「音楽」を聴いた時の「違和感」を除去する方向でチューニングして行きます。そうすると「音楽が自然に聴きやすく」なるためです。結果的に「信号の楽器音をそのまま(フラットな周波数特性で)聴く」という事になります。

ただし僕だって好みの音色、心地よい音色で音楽を聴きたいので、多少歪みの多い真空管アンプ(TU-870改)で全体的に少し響きを加えています。これは別に特定周波数にピークを持つわけではないので特に違和感はありません。ただし、ソリッドなピンクフロイドを聴くと真空管アンプでは違和感を覚えます。

オーディオ趣味の方にはボーカルとストリングを主体に愛聴される方が比較的多いように見受けられますが、両方とも僕にとっては最も縁遠いジャンルなので、好みの傾向が分かれるところだとは思います。僕はジャズ、クラシック、ロックを見境無く聴く雑食性なのですが、ボーカルはビリーホリデー1枚とマリアカラス3枚を極たまに聴くだけです。チェロソナタとピアノソナタ/協奏曲は良く聴きますが、バイオリン系は1枚も持っていません。

追記
オーヂオを始める以前は仕事中ほとんど無音だったのですが、そうするとPCのハードディスクのかすかな回転音を無意識に聴く事になり、PCに近い側の右耳の耳鳴りに悩まされた事があります(かなりの高周波)。ところが音楽を常時流すようになってから症状が完全に治まりました。やはり特定周波数の音に長時間さらされるのは身体に良くないようです。

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