FC2ブログ
2014年02月11日 (火) | Edit |
このBCLラジオはラインOUT端子(ステレオ)を備えているため、FM放送を聞くときにIcon AMPに接続してZAP君のAlpair6Mで音を出そうとしたのですが、ラインを接続せずにIconの電源をONにするだけでもラジオに盛大にノイズが乗るため全く駄目でした。やはりスイッチング電源は相当電磁ノイズを放射するようですね。そこで、暫く使っていなかったTU-870を復活させました(FMであればノイズはOK)。。。というオッハナシ。。

_1000360.jpg

で、普段通りiTuneでコレクションを聴く時もTU-870を使っています(もちろんA10サブウーハ+Daytonアンプを併用)。今度はIconがお蔵入りですね。

一時期、真空管アンプの音を気に入ってTU-870を愛用していたのですが、ZAP2.1が完成してオヂオ開発が終結するとコマケー事はどんどん気にならなくり(イヤホンマニ)、夏は暑いし電気代ももったいないので、長い事お蔵入りにしていました。まぁ、そんな感じなので、今さら真空管アンプに戻したからと言って別段オトがドーノコーノって事はなく (なんか全然変われへんやんという感じ)、以前は何故あのようにシンクーカンを気に入ったのか、今ではフシギに思えます。一通りイロイロやってみて、ZAP2.1が実用的に「音楽」を楽しむ上で全く十分に満足できる状態に達したため、「オンシツ」というヤツにワザワザ意識を消耗するレベルが、LEANAUDIOに着手する以前のレベルに(つまり正常なレベルに)戻ったという事でしょう。

とはいっても、A10サブウーハの必要性は今でも強く感じます。これも久しぶりに馬鹿ブー方式(60Hzまでフラット)で暫く聞いてみたのですが、以前よりもなんだか物足りなく感じました。40Hzフラットを常態として聴き慣れてしまったという事でしょう。

結局、耳元で、必要十分な帯域(40Hz~10kHz)をしっかりとカバーし、周波数/時間ドメイン的に正確に再生し、ノイズと高調波歪みが十分に低ければ(つまり、リスニング位置のマイク1本で全て簡単に計測できてしまう物理特性が十分に良好であれば)、あとのコマケー事は全く個人的オコノミの問題ヤネ。。。というのが正直な実感です。僕の中でオヂオ開発は全く完結したようです。あとは今まで通りに音楽聴くダケ。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してます にほんブログ村ランキング参加中
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2010年05月15日 (土) | Edit |
ということで、下図のようなシステムが完成しました。

システムチャート copy
クリックすると拡大します

我ながら非常に良い出来です。正直言って予想以上の結果が得られました。

基本的なコンセプトは、
約100Hz以下だけを13cmウーハー+ハイパワー デジタルアンプで駆動し、100Hz以上は8cmフルレンジ1本を低パワー真空管アンプで駆動するというものです。特に(トランスの)小さな真空管アンプでは低域の駆動力がどうしても不足しますが、このハイブリッド コンセプトではウーハーを高DF/高出力のデジタルアンプでゴリゴリ駆動するので、そのような欠点が補えます。

このちっこい真空管アンプの音色で、春の祭典だろうがマドンナだろうが、楽勝で30Hzフラットのタイトな低音がガンガン聴けます。Alpair5だけの馬鹿ブーストのように、低域の大入力で時々ずっこける事も一切ありません。基本的に100Hz以下の音はボーボーとかゴーゴーとか鳴っているだけなので、音色自体にはほとんど影響しないと言われています(デジタルフィルタでローパスかけて聴いてみると確かにそんな感じです)。ですからウーハー+デジタルアンプとのつながりにも不自然さを感じる事は全くなく、フルレンジ一発馬鹿ブーストと比べても違和感はありません。真空管アンプには100Hz以下の低域信号は入力されないので、例のブチバチ ノイズ問題も完全に回避できるのではないかと期待しています。やっと真空管アンプ(TU-870R)を使いこなす事ができたかな。。という感じですね。TU-870R + Alpair5はホントにご機嫌です。何よりも音楽を聴くのが楽しい。

このハイブリッド コンセプト、かなりイケテルと思います。真空管アンプをお持ちの方、是非お試しあれ!

詳しい測定データ等は今後の記事でご紹介します。

お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してます
にほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2009年07月20日 (月) | Edit |
最近気になるのが真空管アンプです。

ネットでいろいろ調べてみると、真空管アンプはトランジスタアンプに比べて明らかに音が異なる「らしい」ということが分かってきました。高調波歪みの出方がどうやら違う「らしく」、それで聴感上の響きが違うように聞こえる「らしい」。特に、意図的に適度なディストーションをかけるギターアンプの領域では未だに真空管アンプが一般的に愛用されている「らしい」です。「らしい」ばかりでゴメンなさい。

 
まあとにかくトランジスタとはかなりはっきりと違って聞こえるというのは確かなようで、多分それは信号の忠実再生がどうのこうのというのではなく、音楽がより気持ちよく聞けるという点で熱心な愛好者が多数居られるということなのかな。。というのが今のところの僕的理解です。

はい、それでは本題です。
「真空管VSトランジスタアンプ」というちょっと興味深い記事を発見したので読んでみてください。アメリカのレコーディングエンジニアが書いた論文の和訳が掲載されています。コチラからどうぞ。
これを訳された方のホームページ「アンプなぜによもやま話」本体はコチラからアクセスできます。こちらも是非参考にしてください。ただし、オーディオアンプではなくギターアンプがメインですのでご注意ください。

で、その論文から重要と思われる部分をざっと抜粋してみました。

1).........ポップスのレコーディングなどにおいても真空管のサウンドとトランジスタのサウンドの違いが直接議論の的になる。その違いは目に見えて顕著であり、ソリッドステート・コンソールに関してはなお更である。

2)....... (トランジスタ、ハイブリッド、真空管の3つのマイクロフォン用プリアンプの比較において)......アンプのサウンドクオリティにおける違いは、早い段階でのオーバーロード領域の音質のみ、ということが判ったのである。一度アンプが深い歪み領域に入ってしまうと、全てのアンプはその歪みによって同じようなサウンドになってしまう。また、それぞれのアンプがリニア領域であれば、そのサウンドもとてもクリーンである。.................今回のテスト結果は、はっきり気づくところに至るまでに全てのプリアンプがある程度のオーバーロード状態になっていることを示しているのである。そして真空管とトランジスタのサウンド間にはっきりと違いを生じさせるのは、この早い段階での歪みであるという結論に至った。

3)シンプルな分類をするならば、低い周波数の高調波は以下の2つのグループに分けることが出来る。奇数の高調波(第3、第5)は“閉鎖音”や“覆われた”サウンドを作り出す。一方、偶数の高調波(第2、第4、第6)は“合唱のような”または“唄うような”サウンドを作り出す。第2、第3高調波は、前述の電気的歪みのグラフの観点から、最も重要な成分であることが判る.........(以下、各種高調成分の音響心理学的な影響についての記述)

4)基本的な真空管とトランジスタの違いの原因は、オーバーロード状態における高調波成分の重み(量)である。トランジスタアンプはオーバーロード時には強い第3高調波を発生させる。この高調波は“覆われた”感じを出し、レコーディングにおいては制限された音質を与える。一方、オーバーロード状態における真空管アンプは全ての成分の高調波を発生させる。特に強いのは第2高調波であり、第3、第4、第5高調波はトーンに厚みを加える。.........

5)基本的に、オペアンプはほんの数dBオーバーロード状態に入った段階で強い第3、第5、第7高調波を発生する。その結果、サウンドはメタリックなザラザラしたものとなり、耳には非常に歪んだ音に聞える。このサウンドはとても不快であるので、オーバーロードの警告として働く。結果的に、オペアンプはそのような飽和領域ではほとんど使われない。これはアンプの限界以内のとてもクリーンな音ではほとんどサウンドにカラーが無く、また正確に音を再生するという結果につながる。

以上

これはあくまでもマイクプリアンプ(ギター用?)での実験なので、そのままオーディオ再生用のパワーアンプに適用可能かどうかはよく分かりませんが、下記のようにまとめることができるかと思います。

どのタイプのアンプも、リニアな特性領域で歪みの極端に少ない状態あるいは逆に完全に歪ませた状態であれば大した音質的差はない。しかし、トランジェントで適度なオーバーロードがかかる領域では、アンプ間で高調波の出方に明らかに差があり、聴感上もはっきりとした差が感じられる。高調波はその次数によって心理音響的な影響が異なるので、どの次数が高いかによって試聴者が受ける印象が異なる。

ま、とにかく高調波の出方の違いが主要因らしいですね。しかし、オーディオアンプの場合その適度なオーバーロードっていうのはどうやってかけるのか? たとえばパワー的に余裕のある真空管アンプを小音量で使用した場合は効果が薄れるのか?真空管アンプはたいがい小出力なので、普通に使えば適度なオーバーロードがかかっている状態になるのか?などなど、まだまだ不明な点があります。

ちなみにギタリストは一般的に適度なディストーションがかかるようにゲインを調整してアンプを使うので、真空管アンプのシェアが高いというのも納得できます。


お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してます
にほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用