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2014年02月26日 (水) | Edit |
なんで偉そうなのか?の続編です。

今さら言うまでも無く、「オヂオマニヤは音楽ではなく音を聞いている」と昔から繰り返し言われてきた事でしょうし、僕も彼らの言動および行動の端々から強くそのように感じます。

彼らの多くは、別段音楽に強い興味があったわけではなく、装置(メカ、ブツ)への強い興味からオヂオ趣味に手を染めたのではないかと思われます。全般的に興味の重心は音楽よりも装置(ブツ)に大きく偏っていると言えるでしょう(CDやLPを何千枚収集していようがね)。僕自身、技術少年であった中2の時にその轍を踏みかけた事があるのでよく分かります。そして、オヂオザッシを読みふけり、オヂオヒヨロンカに強い影響を受けてしまうわけですが、その結果として、上等な装置を鳴らすために優秀録音盤を収集し、表現者の意図とは無関係な装置由来の音響現象の微視的/表層的違い(ソーチノコセー)をヒヨロンカのように微に入り細に入り聞き分け、ヨイオトをツイキュする事がすなわち音楽を鑑賞するエライ方法なのだと(聞き分けられないのはダミミでハズカシイ事なのだと)、すっかり勘違いさせられているように僕には見えます(これが業界の商業的戦略であったのかどうか?そこまで賢いようには思えないが)。しかし、それは「音楽をマトモに聴く」とは異なる趣味的な「オヂオ愛好行為」に過ぎません。

彼らの多くにとっては、「音楽を聞いていない」と言われる事は心外であり、何故そのように言われるのか、真に理解はできないかもしれません。音楽を聞くにはまず音(空気の振動)を聞くのが当然ではないか。。。。と。何故理解できないかというと、そもそも意識の置き所(焦点)あるいは拠って立つトコロが根幹からグルッと180°異なるからです。つまり、装置自体に強い興味を持つ以前に、オヂオザッシやオヂオヒヨロンカの影響を強く受けてしまう以前に、自然かつ自発的に自分なりの価値観で音楽(自分は何が好きなのか?)を選択して自分なりの方法で夢中になって大好きな音楽を聴くという極めてアッタリマエの経験を不幸にして十分に持たなかったからです(オヂオザッシに書かれている偏狭な音楽の聞き方しか知らない、タブン)。

以前にも何度か書いたように、そんな彼らと言えども、彼らのような再生音楽の聞き方が、音楽家達の再生音楽の聴き方から乖離しているという事は認識できるようです(実際には、傲慢にも、音楽家が彼らから乖離していると、彼らは言う。さらに、音楽家達のそのような態度をオヂオに対して傲慢だと、彼らは言う。イヤハヤ)。しかし彼らは、その違いを専ら表現者と鑑賞者という立場の違いによるものだと都合良く解釈します(得意技デスネ)。すなわち、自分達こそが鑑賞者を代表する者達であると(これがエラソーの根源デショ)。しかし、僕に言わせれば、彼らが乖離していると言う音楽家達の再生音楽の聞き方は、僕自身を含め僕の身近にいる非オヂオマニアの普通に音楽を聴いている人達と基本的に同じです。オヂオマニアの方が乖離しているとしか見えません。彼らの言う「マトモに音楽を聴くなら最低ヒャックマンエン」の「マトモ」が全く「マトモ」ではなく、彼らが乖離していると言う音楽家達の聴き方が全く「マトモ」であるように思えるという事です。

余談になりますが、以前の記事で紹介した小澤征爾さんや矢野顕子さんのソーチだってせいぜい20万ソコソコですよね。以前から言っているように、技術的内容から考えてそのへん(家庭用液晶TVの価格レンジ)がリーズナブルな上限だと思います。

彼らが同好のコミュニティの中だけで世間一般に干渉する事なくやる限りにおいてはヒャックマンエンでもヒャックオクエンでも何をどう聞こうが何も問題アッリマセン。好きでやっている「趣味」ですから。しかし、彼らのやっている偏狭な価値観に基づく「オヂオ愛好趣味」が一般のオーディオ技術に余りに強く影響してきた事、そして未だに影響している事は問題だと思います。そして、音楽とはそのように聞くのが偉くて、クラシックは偉い音楽であり、そのように聞かなければならないのだといった偏狭な認識が、一般に(特にこれから音楽を聴き始める青少年少女達に)悪影響を与えてしまう事を僕は何よりも嫌います。また、真性理科系中学生であった頃にビトルズ体験をきっかけとして音楽だけでなく文学、絵画、写真をはじめとするアート全般への興味を一気に深め(世界観が一気に2倍に拡がり)、おかげで今まで多くの楽しみや歓びを得てきた僕としては、我々人間に最も直接的に働きかけ得る表現手段すなわち「音楽」を大衆へ伝達するという極めて重要な役割を担うオーディオ技術が真に真っ当であって欲しいと強く願いまする。ホンマニ。だからシツコイ。

追記
最初は音楽をよりよく聞きたかっただけなのに、オヂオザッシとかショップのオッサンとか周囲のマニヤ達がやたらエラソーに言うので、そう思い込まされて、なんか変だ変だと思いながらも例のツイキュとやらを今まで長年にわたってやって(やらされて)こられた方も多かろうと思います。今一度、自分自身でよく考えてみてください。「自分」はどう思うのか、「自分」で考える事が何よりも重要です。そうして、「自分」の大好きな「音楽」を「自分」なりに存分に楽しんでください。

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