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2012年07月15日 (日) | Edit |
前の記事に頂いたカニ様からのコメントへの返信を転載しておきます。

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カニ様

すみません。。。なんかいつも偉そうな事を書いてしまい。

個々人のオーディオ「趣味」そのものに対してとやかく言うつもりは全くありません。そもそも「変な所」があるのが「マニア」ですから。それはオーディオに限った事ではありません。末端ユーザがそれをどう使おうが、それは全くユーザの自由です。それはどの分野を見ても同じです。どの分野でも、一文の得にもならぬ事に熱中するマニアというのは、それ以外の人々からは奇異に見られ、そこには多少軽蔑のニュアンスさえ含まれますし、マニア自身も他者に対しては多少の自嘲を装います(とんだ道楽でお恥ずかしい。。ポリポリ。とね)。。例えば自分自身が誰かの事を「あれはオタクだ」と言う時を思い浮かべれば分かると思います。

maniac
【名】
マニア、熱狂的{ねっきょう てき}な愛好家{あいこう か}◆【参考】mania
〈軽蔑的〉凶暴{きょうぼう}な[手の付けられない]人
・He drives like a maniac. : 彼は狂人じみた運転をする。
〈軽蔑的〉〔躁状態{そうじょうたい}の〕狂人{きょうじん}
【形】
熱狂的{ねっきょう てき}な、のめり込んだ
〈軽蔑的〉〔躁状態{そうじょうたい}のように〕手が付けられない、凶暴{きょうぼう}な
〈軽蔑的〉躁病[状態{じょうたい}]の

ハチマルは以前、自動車業界の製造者(開発技術者)の立場で働いていた経験があるため、意見はどうしてもその立場からの視点となります。ハチマルの苦言は全て業界の玄人さん(製造者、ジャーナリズム等それを生業とするプロフェッショナル達)に向けられているとご理解ください。あくまでも末端ユーザは自由です。ただし、最低限の規範となるべき正しい知識と情報が広く世の中に定着している必要があります。それを促すのがジャーナリズムの大きな責務ではないでしょうか。

業界全体がそれを明確に認識していないようでは困ります。オーディオ装置というのは別にそれ自体を趣味とする少数のマニアのためだけにあるのではないからです。オーディオ装置の本来の目的は、音楽家の作品を大衆に「より良い状態」で伝達する事にあります。そして何が「良い状態」なのかを定義する権利を有するのは唯一音楽家自身だけです。オヂオヒヨウロンカでは絶対にありません。冷静に考えれば、そこに異論を差し挟む余地はないでしょう。

オーディオ ジャーナリズムの大きな役割の1つは、最も尊重されるべき表現者側の意向や情報をできるだけ多く大衆に伝える事にあるはずです。音楽家によって意見も異なるでしょう。それで良いのです。それらが広く世の中で認知された上で、末端ユーザが「音楽家はそう言うてはるけど。。。」と自分の好きなように聴く事には何も問題はありません。しかし、彼の心のどこかで無意識であってもよいからソレをワキマエテイル事が重要です。それが極端な逸脱に対する抑止力として働くでしょう。そして、それを誰よりも深く理解した上で敢えて突破するのが真のマニアと言えるでしょう。

オーディオに限らず、大衆(末端ユーザ)というのは放っておくと極端な方向に突っ走り気味であり、製造者はそれに追従しがちです。専門雑誌というのは、その業界の本来の目的というものを冷静に考え、一歩高い見地に立って、そのような極端な逸脱を監視し、啓蒙を促すという重要な役割を持つべきであると思います。自動車や写真の業界では、少なくとも一流誌と自認するジャーナリズムがそのような役割をそれなりに立派に果たしきたように見えます。それがオーディオでは、逆に雑誌が先頭を切って大衆を煽っているようにしか見えません。どうしてなんでしょうか。。不思議です。

今現在、ユーザ自身が冷静に考えるしかありません。このブログが、そのように考え直してみるきっかけになってくれれば、ハチマルは嬉しいと思います。考えた結果の結論は、人それぞれ全く違っていて良いのです。ただ、一度冷静に考えてみる事が重要ではないかと思います。

以上、ハチマル記

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追記
前の記事「こんなオーディ雑誌どう?」は、随分長いこと注目記事のランキング1位をキープしていました。やはり、現在のオーディオ雑誌に物足りなさを感じている方が多いという事ではないでしょうか。雑誌社には頑張って欲しいものです。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用