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2014年03月03日 (月) | Edit |
ヒヨロンカやマニヤ達が電線やナンヤカンヤをトッカエヒッカエして「ナンタラ感が激変しました!」と自信満々に言う時、そこには必ず思い込みや先入観(プラセボ効果)が含まれます。人間である限り、この影響から逃れる事は絶対にできません。ゼッタイニ。ましてや、様々な変動要因に比べて非常に微小としか考えられないようなチガイに拘泥するオヂオのヒカクシチョーにおいて、この影響は我々の想像を遙かに超えて大きいであろうと考えるのが極めて当然でしょう。

という事で、今回は、社会心理学の分野で開発された「潜在的連合テスト」に関するオハナシです。

このテストに関する詳細はコチラのPDF「潜在的連合テスト(Implicit Association Test)の可能性」を参照してください。
このPDFによると、
「潜在的連合テスト(IAT)」とは、
様々な社会的対象に対する潜在的態度を測定することができる手法
「潜在的態度」とは、
人々が意識することができないが所有している態度であり,人々の日常生活における様々な行動に影響を与えると考えられている。
だそうです。フムフム。興味深いデスネ。本人も気付かない無意識の態度ほど恐ろしいものはアリマセン。さらに集団的無意識はもっと怖くて厄介です。本人達に悪意は全くないのですからメッチャ怖いです。クワバラクワバラ。。。

それはさておき、
僕は以前から、不思議の国のオーディオを取り巻く状況は、人間の集団的行動の不可思議さを研究する上で恰好の材料になるのではないかと考えています。そういう意味で、社会心理学的アプローチは非常に有効かもしれません。

以下では、IAT(潜在的連合テスト)の具体的な事例として、3月2日の毎日新聞朝刊で見付けた興味深い記事をご紹介します。記事のタイトルは「時代の風:女性の社会進出=元世界銀行副総裁・西水美恵子」です。ネットではコチラで読めます(全文を読むには会員登録が必要)。

著者は、世界銀行の管理職研修において、女性職員に対する差別を改革するための一環として実施されたIATの簡易版を受けた事があるそうです。
そのテスト方法とは、
1)絵を掲げた人が被験者の前に現れて退場
2)次に、もう1枚の絵を掲げた別の人が同じように現れて退場
3)被験者は「良い」と感じた方の絵を選ぶ
コレダケ。
このように「2枚1組みの絵を1枚ずつ見て、良いと感じた方を選ぶ」というテストを、あきるほど繰り返すそうです。オヂオと同じ。

で結果はどうであったか。。
結果の発表となり、最初の1組の得点が公表されて2枚の絵が初めて同時に並んだ。その瞬間、うめくようなどよめきが起きた。2枚の絵は同じ絵だった。誰一人それを認知せぬまま1枚の絵を選んでいたのだ。

そして、各組の結果が次々に発表されるたびに、被験者達はますます打ちのめされる事になります。なぜならば、
全員が、絵ではなく、絵を掲げた人を選んでいたのだ。私自身も含めて、研修生の大半が、女性より男性が掲げた絵を選び、アジア・アフリカ系の有色人種より白人が掲げた絵を選んでいた。
被験者達は、さぞかしショックを受けた事でしょう。どしぇーーーーーーーーーーーーー!デスヨ。ホンマニ。無自覚のバイアスは怖い。。オヂオなんかバイアスまみれとチャウ?

例えば「絵」を「音」に置き換えても結果は同じでしょう。これは、2本のデンセンのどちらが良いかをヒカクシチョーするという、マニヤ達の大好きな行為と同じ事です。この場合、絵を掲げた人の人種や性別やルックスはデンセンの価格、ブランド、意匠やナンヤカンヤに相当します。そして、2つの音が全く同じであっても、ヒトは値段やブランドの影響を無自覚に受けて、どちらかの方が「良い」と感じて(選んで)しまうという事です。このように考えると、ブラインドで評価しない限り「ナンタラ変えました!カンタラが激変しました!」が如何にあてにならないかが伺い知れます。自分自身ではブランド等の先入観を完全に排除して真正直に聞いたつもりであっても、それは信用できません。何故ならば、自分の潜在的態度(無自覚のバイアス)を自分自身で認識して抑制する事はできないからです。何人たりとも、この影響から逃れる事はできません。ナンピトタリトモ。。。ですから、際限なくコマケー表層的/微視的オトのチガイの泥沼に意識がどんどん陥ってしまう事(つまりツイキュとやら)の危険性と不毛さについて冷静に考えてみるべきでしょう。ヂャナリズムが警鐘を鳴らさんかい。。。ですが、逆に煽っているので手に負えません。ドシタモノカ。

まぁ、やっている本人達が、ソンナモン百も承知の上で楽しいからやっているというのであれば、それは「趣味」ですから別に構いませんが、それがツイキュとかエラクてジョートな行為であるかのように世間に喧伝される事、また、そもそも効果が曖昧であるが故の異常な値付け等、そのような傾向によって一般の人々にとっての技術と市場の健全な発展が阻害される事はゼッタイニ看過できません。プリプリ。。

著者は以下のように結んでいます。
自分の幽霊を見たような思いに鳥肌が立った。吐き気を覚えた同僚もいた。キューバと北朝鮮を除く全世界の加盟国国民が働く世界銀行。その多民族組織を率いる管理職の心に、おのおのの性別や人種に関わらず女性と有色人種への偏見が潜む。この事実を無視したらリーダー失格、真っ正面から向き合うしかないと、皆で眠れない一夜を語り明かした。管理職が共有したこの恐ろしい体験は、女性問題解消に本腰を入れる原動力のひとつとなった。
吐き気がするほど恐ろしくてショッキングな体験だったと思います。

家族か誰かに手伝ってもらってブラインドテストをやってみましょう。そうしましょう。。。コワイデスネーーー。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2013年02月06日 (水) | Edit |
例によって前の記事に頂いたコメントに触発されて書きます。

オーディオ装置を家電製品と考える僕は、常々液晶TVの価格レンジで真に真っ当な(マニアのコノミの問題をツイキューとやらする趣味用ではなく、マニア的観点とはグルッと180°異なる本当の意味で音楽を楽しむための本当の意味で必要十分な音楽再生クオリティを備えた)家庭用音楽再生装置が一般に売られるべきだと思います。さして重要とは思えぬ瑣末的な拘り(マニア的な超微細なコノミのオンシツ領域)を徹底的に見極めて無駄なコストを省き(「音楽」再生上ナニが重要でナニが重要ではないのかをシッカリと認識し)、音楽再生上本当に重要な部分(本当の音楽再生クオリティ)に最新技術を投入すれば、現在の周辺技術レベルからして、それは十分に可能でしょう。最多販売レンジの個室用が5~10万円、広いお部屋(リビング)用が10~20万円、超高級品でも50万円以下くらいでしょうか。

そこで例によってヨドバ.comで液晶TVの価格を調べてみようとして、驚きました。

TVのジャンルを価格(高い)順に並べて表示したのですが、
Untitled-1.jpg
「TV」ジャンルの中に「AVケーブル」ジャンルが含まれているため、上位は殆どオヂオ用ケーブルが占めています。気色悪。。最高価格商品はニヒャクヨンジューマンエン!!のスピーカケーブル。大型液晶テレビよりも単なるデンセンの方が高いやて?????これヂャァ一般のヒトは警戒して近寄りませんよ。とても堅気の世界とは思えないですし、そっちの筋の資金源になってるのとチャウ?と勘ぐりたくもなります。それほど異常です。はっきりと申しまして。。。。

そりゃぁ、ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンとショージンとやらして、ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンとシューチューとやらすれば、もしかしたら、ひょうっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとすると僕にも「チガイ」を感知できるのかもしれませんが、僕に言わせればその「チガイ」とやらがドナイヤッチューネンです。もう、良いも悪いも無いでしょう、そんな領域に入ると、ただただタダタダ「(なんか)チャウンチャウ?」(と感じられる)というだけヂャァないのかな?だから、どんなに高価なケーブルを買っても永遠にトッカエヒッカエ(グルグル魔境)は続くのでしょう。ブラインドテストやりゃぁ良いのに、やらないんだよね彼らは。

そんなもんキキワケルためにウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンとシューチューとやらすると、音楽を聴いているどころヂャァないでしょ。。。だいたい、ホントに大好きな曲を聴いていれば、そんなところに意識は向かいようもありません。そんな「チガイ」よりも、バスレフポートや部屋の定在波の影響とか小型スピーカの低音不足とかの方が、大好きな曲を聴こうとすると聞こえ難いところがあったりして余程気に障ります(これらはマイクとオシロだけで観察できてしまう超ウルトラ級の超泥臭い基本的問題です)。。。。

やはり「ナニ」を聴いておるのか、「ナニ」を重要(中心)と考えておるのかが全く180°異なるのでしょう。180°というか、僕に言わせればもうヨぢゲンの世界ですよ。あ、だから「魔境」か。。。そりゃぁ「数寄」の領域だからナニをやっても結構ですが、「数寄」の領域と「実用家電」の領域(つまりソレとコレ)が、業界全体ではっきり別物として認識されていない(ワキマエられていない)事の象徴を垣間見たような気がしました。

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テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用
2010年08月10日 (火) | Edit |
ここ最近、僕はオーディオ装置に関してやたらと「適正価格の」「健全な」という言葉を使いますが、今日はそのへんについて。。。

相変わらずオーディオ雑誌等を見ても高価なケーブル類が大きく取り上げられているみたいですが、僕にはどうしても腑に落ちません。そこで例によってネットサーフしてみました。数年前には「ケーブルで音が変わる/変わらない」で欧米でも大論争があった模様ですね(コチラ)。大手新聞も交えて真面目に議論されています。コンナ論争もあったりとか。。この勝負、結局電線メーカーは辞退(勝負しろよ)。多数が挑戦したらしいのですが賞金を勝ち取った者はいなかった模様。

その当時、海外ではブラインドテストが盛んにで行われたようです。黙ってクリーニング屋の針金ハンガーと高級ケーブルを比較試聴させたとか(コチラ)、内緒で実際には全テストで同じ安物ケーブルをつないだまま、さもケーブルを高級品に交換したかのように見せかけてテストしたとか、あの手この手でテストが行われたようですが、日本でもそのような評価は行われたのでしょうか?
もしかして日本は海外電線メーカーにとってオイシイ市場になってはいないでしょうか? 同じ電線でも本国と日本では価格が馬鹿みたいに違うそうです(コチラ)。カモにされてない?

こんなハナシも。。。笑っちゃうけど。。アナガチ。。。
台湾のある男、Audioquest社の一番安いSPケーブルの上に太い被覆をかぶせて両端にいかついプラグを取り付け、ペア5万円で売り出した。さらなるグレードアップを望むオーディオマニアの声にオーディオ卸からは、“もっと高級なケーブルはないか”との打診。男は速攻電器金属街に出向き、フレキシブルチューブを買って来て前と同じケーブルにかぶせ、今度は10万円で売り出した。まさかそんなもので音は変わらないだろうと知人に問われてその男、オーディオマニアはもちろん違いが分かる、10万円のケーブルのほうが格段に音がいいと連中は言っている”と涙を流して大笑い。その後ケーブルはいっそう勇猛な外見となり、豪華木箱に納めて数十万円の価格で販売されることに…。

人間が物事に集注すると、時として信じられないような能力を発揮するので、ケーブルの違いを実際に聞き分けられるというのを完全に否定するつもりはありません。しかしたとえ聞き分けられたとしても、工学的に考えればその差は極めて微小なはずです。そもそも「変わるか/変わらないか」で論争になると言う事自体、その差が極めて微小である事を如実に示しているとも言えます。例えば、湿度/温度/気圧、体調、気分、環境騒音、室内の調度類の位置、スピーカーとリスナーの数センチレベルの位置変化等による音の変化に対して、ケーブルによる音の変化量がどれほど有意なレベルにあるのか甚だ疑問です。

同様の事は、いわゆるハイエンドと言われる機器にも言えます。これもネットサーフで見付けたのですが、ヒャクマンエンを超える値段で売られている超高級DVDプレーヤーのメカと電子基板(という事は機能部品の大部分)が、そっくりそのままパイオニア製のニマンエン!の製品から流用されているそうです(コチラ)。果たして普及機とハイエンド機に、ヒョーロンカやオーヂオザッシが美辞麗句の形容詞並べ立てて言う程の差があるのか、これまた極めて疑問です。しかしオイシー商売してるよね。参考に日本で行われたローエンドからハイエンドのアンプに関するブラインドテストの結果もご覧ください(コチラ)。

ハイエンドオーヂオ業界というのは「濡れ手に粟」の超オイシイ業界と見られても仕方ないのではないでしょうかねぇ。2年前にオーヂオに首を突っ込んで以来、どうもイカガワシイ臭いがプンプンとするので、このブログではついつい批判的な発言をしてしまいます。別にアタシャ自分の好きなように音楽を聴くので一向構わないのですが、何度も言うようにオーディオ装置は「音楽」という我々にとって非常に大切な文化に大きく関わる装置なので真っ当であって欲しいと思います。

当然、まず消費者が賢くあらねばなりません。そして日本のメーカーと技術者は、本来の作り手としての使命と誇りを忘れずに、人々のために健全で適正価格のオーディオ装置作りを目指して欲しいと思います。それとジャーナリスト(ザッシ、ヒョーロンカ)も使命を忘れないでね。ホンマニ。

以下蛇足ですが、
僕が不思議でならないのは、そのような微小な差を聞き分けられるような敏感な耳をお持ちで、そのような微小な差を重要とお考えの方々が、部屋の定在波/バスレフポート/アナログフィルタ等によって生じている問題 - 音質なんかソコソコでエーンチャウンと考えているような僕でも違和感を覚えるような、しかも極めて雑な測定波形で明らかに確認できるような - ケーブルの影響に比べれば天変地異と言っても良いレベルの問題をたいして気にしていないという事です。大っきい問題からまず解決しようというのが普通だと思うのですが。。

それと「音楽聴くだけならトランジスタラジオで十分」とマニヤさんはよく言われるのですが、これも不思議(随分音楽を馬鹿にしたハナシですが)。ラジオなんか5千円も出せば高級品を買えますが、ではですね、ヒャクマンエンの立派なオーヂオ装置をお持ちの方は、99万5千円分を投資して「音楽を聴くだけ」以外に一体ナニをあのような大音量で聞いておられるのか?

オーヂオには不思議な事を挙げればいくらでもあります。

一体「自分は」オーディオ装置で「何を」やりたいのか、そもそも自分にはオーディオ装置が必要なのか、そもそもそれをやっていて自分は本当に楽しいのか、そもそも自分は音楽を聴きたいのか、そもそもオーヂオについてヒョーロンカとかザッシが言っている事は本当に信用できるのか、そもそもヒョーロンカとは何者なのか、そもそも彼らのクライアント(収入源)は誰なのか、もう一度白紙に戻してよく考えて見ても良いのではないのかな?特に若い方々はヒョウーロンカや周りのオヤヂマニヤの言う事は(ここでハチマルが言ってる事も含めて)全て疑ってみても良いと思いますよ。「自分は」を大切に。

ここんとこ3位をキープ中。シュゴイ。応援有り難うございます→お役に立てたらクリックしてください。ランキングに参加してますにほんブログ村
テーマ:オーディオ
ジャンル:趣味・実用